昨日、久しぶりに外出した。この間、前橋での展覧会終了後、10日間家にこもって来年1月5日からはじまる僕の写真展「三国志巡礼」の作品セレクトに明け暮れていた。特にこの4日間は根をつめていただけにこの日は久しぶりの気分転換になればとの思いもあった。写真構成の七割方までが出来、方向性が見え始めたから出かける気になったのである。新宿のカメラ店にも寄りたかったし、写真弘社との打ち合わせもセッティングした。最近は余り都内に出ないので、出たときに幾つかの用件をまとめて済ますように心がけているのだ。
今年度の伊奈信男賞は、日系4世のBRIAN Y.SATOさんの「ごくろうさま ハワイの日系二世」だ。テーマ性や表現方法は別段新しくはないが、丹念に取材しており、その努力は評価できる。しかし、プリントや展示の仕方には一考を要すと思った。三木淳賞には、斉藤麻子さんの「FIELD NOTE」が選ばれた。彼女はすでにこの作品で今年日本写真協会賞の新人賞も受賞している。最近の若い写真家のなかでは骨太な作品ではあるが、けして目新しい作風ではなく、類似作品もあるのが気になった・・・・・・・。
久しぶりのパーティーに参加したので、日本写真家協会の田沼武能会長や熊切圭介副会長をはじめ、多くの人たちと話しが盛り上がって楽しかった・・・・・・・・・。
新宿ニコンサロンがある副都心の新宿エルタワー28階から見た東京の夜景。最近街の灯が暗くなったと感じる・・・・・・・。