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2009年8月6日 被爆直後の広島、長崎を撮った写真家たちの意思ををあらためて刻む日

今日、8月6日は64年前に広島の街に、原爆が投下された日。地球上で、唯一多くの市民が被爆し、犠牲になった人類史上忘れてはならない日である。3日後の8月9日には、長崎が被爆し、言葉では言い表せない惨劇が繰り広げられたのである。亡くなられた人々の御霊にこころからの哀悼の意を捧げるとともに、二度とこうした過ちはくりかえさせないと誓いを新たにする日でもある。昨年の夏、僕は広島、長崎の被爆の実態をより多くの人たちに知ってもらおうと2冊の電子書籍(ebookjapan)の写真集を編集・構成をした(企画:日本写真家ユニオンebook編集委員会)。それは『ヒロシマ 1945.8.6ー原爆を撮った男たち』と『ナガサキ 1945.8.9ー原爆を撮った男たち』(各定価1000円)である。


この2冊に収められた22名、201枚の写真は、1983年3月に日本のジャンルを越えた写真家550人が呼びかけ人となって発足した「反核・写真運動」が収集、保管している780点余の被爆直後の写真の中から、編集、構成したものだ。僕は発足時からこの運動には係わって来た。そうして自らの生命の危機も省みずに、被爆直後の惨状とその後の被爆者の苦しみの記録を撮影し続けた松本栄一、林重男、松重美人さんをはじめ先輩写真家たちから、貴重なさまざまの体験を聞くことができた。僕は何もできない一人の写真家ではあるが、先輩たちの意思を継承し、歴史の証として後世に伝えていく使命を果たしていかなければと強く思っている。


  

皆さんが、まだ見たことのない貴重な被爆直後の広島と長崎の映像がたくさん載っています(未発表写真も含めて)。ぜひ、ご覧になって購入していただければ幸いです。原爆写真のネガ保存・保護などNPO活動の資金にもなりますのでよろしくお願いします。 購入はこちらからです。(その他の日本写真家ユニオン名作シリーズです。)


デザートに岡山からの白桃をかじめ、鹿児島からの天日干しのきんめ鯛と鯵のひもの、新潟・栃尾の厚揚げ(納豆、浅葱入り)、自家製糠漬けに青梅ジュース、路地トマトにきゅうり(葱味噌、昆布梅肉のたれ)。メインは讃岐の包丁切りそうめん。 薬味には、家の裏に生えてる天然の紫蘇の葉、茗荷、万能葱。

この季節、各地の友人たちからさまざまな頂き物をする。そのおすそ分けで簡単な昼飯をつくってみた。デザートに岡山からの白桃をはじめ、鹿児島からの天日干しのきんめ鯛と鯵のひもの、新潟・栃尾の厚揚げ(納豆、浅葱入り)、自家製糠漬けに青梅ジュース、路地トマトにきゅうり(葱味噌、昆布梅肉のたれ)。メインは讃岐の包丁切りそうめん。 薬味には、家の裏に生えてる天然の紫蘇の葉、茗荷、万能葱、黒胡麻。やはり夏はさっぱりとした献立がいいですね。

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