写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.742] 2014年9月3日 中国・雲南省西南部、ベトナム・ラオス国境地帯に暮らす山岳少数民族取材の旅(8月23日~9月2日)。予定を一日遅れましたが無事、帰国しました・・・・・。

8月23日午前中に家を発って、成田国際空港へ。15;15発の中国国際航空CA926便で北京へ。北京で国内線CA4172便に乗り換え、雲南省の省都・昆明へ。遅れたこともあり市内のホテルに着いたのは午前2時20分。雲南第一日目の就寝は午前3時半を廻っていた・・・・・・。

今回の旅の目的は、雲南省の奥地に暮らすイ族の取材を中心に、11月に東京中国文化センターで、開かれる写真展「三国志巡礼ー中国大陸67.000キロメートルの旅」に追加する作品作りと、2015年春に予定されている、リコーイメージングサロン新宿での写真展「探検家・矢島保治郎ー中国・チベット37、000kmを辿る」(仮題)への追加作品を撮影することだ。

11日間、ハプニングの連続ではあったが、兎にも角にも、僕と写真家・烏里烏沙君と同行した4人の写真家は全員無事に9月1日に帰国。僕一人だけ雲南省昆明に一日留まり、翌2日の深夜に帰宅できた・・・・・・・。その顚末記については、これから数回にわたって報告する中で書いていきたいと思う。しばらくブログの更新ができなくて、読者の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。しかし、これからの”雲南紀行”は面白くなりますので、どうぞご期待くださいませ・・・・・・・・。   合掌

 

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8月24、25日に取材に入る予定だった楚雄州・顎嘉へは24日~25日の激しい雷雨のために道路が至る所で土砂崩れ、鉄砲水で寸断されて行けなくなった。急遽、予定を変更して紅河州の石屏県郊外のイ族の村・羨善村へ行くことにした。僕らの村訪を聞いて村の女性たち24人や子どもたちが村の広場へ集まってくれた・・・・・・。
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玉渓市の漠沙鎮郊外の大沐浴村の花腰タイ族の娘さん。花腰タイ族は、タイ王朝の貴族の末裔と言われている。とりわけ衣装が美しく、被っている笠の形に特長がある。天秤棒に吊るしているのは、田うなぎを獲る仕掛けの竹かご・・・・・・・・・・。
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羨善村のイ族の女性たちに囲まれて記念写真を撮る・・・・・。 (この写真と最初の記念写真は烏里君が僕のカメラで撮影)

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