暮れの28日~30日にかけて、1年間分の大掃除を済ませた。家中と家の周りまで3日間も掃除をしたせいか、足腰に来て歩くのがしんどかったが、どうしても見ておかねばならぬと思い、大晦日の朝から出かけた。北区東田端にあるシネマ・チュプキ・タバタというミニシアターだ。この日が最終日とあってわずか20名程度しか入れない小さな会場は満席。外に待ちの列ができるほどだった。映画の感想については、機会があれば述べるがここでは控えよう。しかし、世界が感染症で揺れ動いた2021年の師走の最後の日に、この2つの映画作品を鑑賞できたことは有意義であったことは事実である・・・。
前日から下拵えをしていた今年のお雑煮は、我ながら美味であった・・・。
わが家の簡素な正月おせち料理と毎年、友人から送られてくる「獺祭」の一升瓶。普段日本酒は呑まないが、元旦の日だけは呑む。一昨年11月に香港で開かれたサザビーズオークションでこの酒の4合瓶1本が84万3750円で落札されたという。日本酒の取引額としては、過去最高だという記事が日本経済新聞(2020.11.11日付)に載っていた。確かに女性や今時の海外の日本酒の愛好家には受ける味かもしれない。僕がかって好んだ骨太の腰のある日本酒とは随分と違う。さらさらと喉に流れるように呑める酒ではある・・・。
2022年1月1日、わが家の前の畑を撮影。お隣のご夫婦が耕しているが年々本格的になって来た。無農薬、無化学肥料を基本としているので形や大きさはともかく味は良い。いつもお裾分けを頂いている・・・。
寳蔵寺の門前。境内の奥に高尾山の薬王院を模した小山がある。
境内のあちこちにある仏像。今の世相を反映してかマスクをしていた・・・。
歩いて10分ほどの朝霞市鎮守の宮戸神社へ初詣。詣ではじめて40数年になる。歴史ある神社で、境内には10を超える神社が祀られていて、様々な神々が集合している。若い頃は、寳蔵寺で除夜の鐘を鳴らしてからお参りしていたが、10年程前からは深夜の初詣は止めて元旦の昼に行くことにしている。歳のせいか身体にこたえるのだ・・・。
だるまや飾り物、お札など神社に感謝込めてお返した・・・。
境内にならぶ各組の稲荷神社。
境内にあるけやきの巨木。
昨年よりも一回り大きくなっただるまさんを抱えて、新年の抱負を語る美雨さん・・・。僕にとっても、写真集の刊行、五都市での写真展開催など忙しい年になる。気合を入れていかなければと思う。