今日は、暦の上では立秋。俳人・飯田蛇笏の句に「秋たつや川瀬にまじる風の音」というのがあるが、昨今の立秋の頃は、正に極暑、炎暑、酷暑、猛暑、蒸暑、湿暑、熱暑・・・・・・・。どんな言葉を用いても表現できないような異常気象が日本では続いている。日本古来からの歳時記の概念を変えなければならないような気候である。
昨日、8月6日はヒロシマ忌、明後日の8月9日はナガサキ忌・・・・・・・・。 合掌

(僕が初めて広島を1人で訪れたのは16歳の時だった。上州の山の中から来た少年にとって、原爆病で若くして死んだ詩人・峠三吉の「ちちをかせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ・・・・・・」と訴えるこの詩との出会いは強烈だった・・・・・・。平和公園内に建つ峠三吉詩碑の前で)
現在、被爆健康手帳を保有している被爆者は全国で192、719人となった。前の年から9060人が亡くなり、初めて20万人を割った。被爆者の平均年齢は78,9歳だという。一刻も早く被爆者の緊急援護はもちろんであるが、あの悲惨な原爆を体験した人がいなくなってしまうという現実を直視して、しっかりとした記録を後世に継承していく手立てを講じる必要があると痛感する。 「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」と刻まれた原爆慰霊碑の下に収められている広島での原爆死没者の数はこの1年で5507人増え、合計292、325人となった・・・・・・・・。
安倍晋三自民・公明党政権になってから一気にキナ臭くなってきた日本を取り巻く情勢だが、絶対にあななたちの犠牲は無にはしない「戦争をしない平和の祖国」を守ることを一人の日本人として心に誓い・・・・・・。 合掌
ディスカッションが終えた後、喉が渇いたので居酒屋三福へ行ったら地元の若い仲間たちが飲んでいた。李ルセ・真理子夫妻(正面奥)たちは、映画会・ディスカッションにも参加していた。手前右は三福の若大将のまさ君。店を閉めてからも深夜まで呑みながらの談話は盛り上がっていた・・・・・・・。