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[no.308] 2011年5月15日  写真集『我が心の山嶺』の編集にフォトエディター・堀瑞穂さんが協力☆ 2011年度 チベット高原初等教育・建設基金会、チベット山岳写真協会の総会が開かれた☆!!

 

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5月13日は、チベット山岳写真協会監事の鈴木孝雄さんが今度出版する大型写真集『我が心の山嶺』の編集の打ち合わせのために、フォトエディターで「アサヒカメラ」元副編集長の堀瑞穂さんと著者の鈴木さんとで会った。堀さんには、鈴木さんへのインタビューをお願いした。待ち合わせ場所の池袋の喫茶店で1時間半余り紹介と合わせて話し合った。写真も100点ほど見てもらった。その後、席をよく通っている四川料理の民衆食堂、そして沖縄料理のみやらびへと移して話は弾んだ。この日のみやらびは、若い客が多く満員状態で琉球舞踊もあり、大いに盛り上がっていた。岩波書店の人たちも10人ほど見え、知り合いも多くあいさつをした。堀さんとゆっくりと飲むのは久しぶりで、写真から俳句に至るまで話し合った。インタビューは鈴木さんが6月中旬からペルーアンデスの山へ行くので、その前にやることとなった・・・・・・・。このインタビューが入ることで、より良い内容の本になること必定だと思う。編集する者としてはうれしい限りである。

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練馬区役所本庁舎の19階からの夕日。やけに赤く染まっていた・・・・・・。
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翌日の14日は、NPO法人「チベット高原初等教育・建設基金会」2011年度総会と「チベット山岳写真協会」総会が練馬区役所で行われるので出かけた。原稿の締め切り等で追い込まれていたので欠席を連絡したのだが、理事長の烏里烏沙君がどうしても参加して欲しいというので、この日は朝早く起きて仕事をかたずけたのだ。合わせて新潮社のO編集者には、練馬駅まで来てもらい、近くの喫茶店で打ち合わせや写真原稿などを渡したのである。総会はそれぞれ1時間ほどで終わり、18時からは烏里くんのスライド講演会があった。「チベットの生態環境と遊牧民の暮らし」という題名の話であったが、たくさんの写真を見せながら現地報告なので迫力があるとともに、説得力があった。会員以外の一般の人も見えてよかった。この日、わざわざ大阪から参加し、基金会と山岳写真協会に入会された日本風景写真協会監事の人もいた。
懇親会には、20名近くの会員が参加、今年10月に四川省から2人のイ族写真家を招請して、日本人写真家たちと一緒に、イ族の文化や暮らしぶりなどを紹介する写真展を練馬美術館で開催する話や12月の四谷ポートレートギャラリーでの第3回チベット山岳写真協会展の話などが話題となっていた。同基金会の事務局長の紀田幸男さんが僕が23年前に出版した『シャツターはこころで切れー小松健一の写真教室』(日本機関紙協会刊)という本を2冊持ってきてサインをして欲しいという。懐かしい本に出合えた気分でうれしかった。紀田さんは、1冊を理事長の烏里君に贈呈した。2次会は烏里君と鈴木さんとでお隣のクラブとやらに行って若い女性たちと何だか盛り上がって話し込んでいたような気がするのですが・・・・・・。写真は、酔いがまわったのか手振れが酷い・・・・・・。

 

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