上の3点の写真は、2011年9月8日、大震災がおきてからようやく半年を迎えようという時期に、岩手県の三陸海岸にある宮古市で撮影したもの。市内の田老町や浄土ヶ浜周辺を巡って、シグマDP1で撮った。(詳しい内容については、僕のブログの2011年3月10日付を見てください)
僕にとっての岩手県は”第二の故郷”と呼でも良いような関係が深い土地だ。20代から通い始めて40年余り・・・。いったい何回訪ねただろうか。震災がおきる直前まで『宮澤賢治 雨ニモ負ケズという祈り』(新潮社)の出版に向けての取材で通っていたのだ。
石川啄木、高村光太郎、宮本百合子、柳田國男、林芙美子、松尾芭蕉、高浜虚子、土井晩翠、金田一京助、野村胡堂などなど多くの文学者も岩手を愛している・・・。そんな美しい土地が震災で破壊されてしまったかと思うと正直、足がなかなか向けられなかったのも真実である。心から真の復興が進みますよう願っているし、何か少しでも役立つことができればと思っている・・・・。 合掌