2月に入って初めてのブログ更新である。2月1日は、久しぶりに朝日新聞の友人たちと津田塾大の教授をしている友人とで遅い新年会をした。20数年前からの付き合いだからみな50歳代になった。論説委員や編集委員という肩書きが名刺につくようになったのをみると時代の流れを感じる。社会や政治について熱く論じていた若き時代が懐かしかった。それでも3年ぶりの再会は、楽しかった。それぞれ異なる道を歩んではいるが、こうして友と会って酒を飲み交わしながら語るのは良いものである。これからは年に2~3度は集まろうと約束して別れた・・・・・・・。
翌2日から6日まで、上州へ行っていた。今日から3回に分けてレポートする。まず2日は「平成22年度ぐんま山村フォトコンテスト」の表彰式と入賞・入選作品の写真展の作品講評をするために、群馬県庁1階の県民ホールへ行った。県庁の32階にあるバングラデシュの料理人が作る石焼カレーの店で、食事をしながら白銀の浅間山、谷川岳をはじめとした上越国境の雪山を堪能した。僕はこの風景を見る度に、ヒマラヤの町を思い出すのである。表彰式には県内外から受賞者約30人が参列し、その後の合評会にも多数の人が参加してくれた。終了後、「写真集団・上福岡」のメンバーたちと伊香保温泉へ行った。毎年、この写真展に合わせて写真の勉強会と撮影会をしているのだ。弟の修二が板長をしている老舗旅館でのんびりと名湯に浸かり、新鮮な魚料理などを満喫した夜であった。