2021年8月11日、自宅前からの武蔵野の夕暮れ。久しぶりのこの場所からの撮影だった・・・
「写真集団・上福岡」の前会長・田中栄次さんの5回目の個展「郷里に妙義山あり」の会場で。初日の午後3時30分から作者を交えての作品講評会があった。参加者は少なかったが、内容のある話し合いが行われた。田中さんが生まれ育った土地にそびえる妙義山を中心に、人々の暮らしと風土を約20年の歳月をかけて粘り強く撮影した作品群は一見の価値がある。 写真右から「写真集団・上福岡」会長の竹川さん、事務局長の一瀬さん、ベテラン会員の松村さん、作者の田中さん、会員の山口さん、元会員の南さん。
鹿児島県写真協会会長の村上光明さんの個展の案内。彼は公益社団法人日本写真家協会の会員でもある。村上君が初めてニューヨークの地を踏んだのは、9.11の同時多発テロ事件が起きた3年後。経済産業省認可法人の協同組合 日本写真家ユニオンが結成して間もない頃であった。ユニオン設立記念事業の一つとして当時の丹野章理事長を団長に副理事長の芥川仁さんなどと共に、村上光明君もその代表団の一員として参加したのだ。僕は専務理事として留守居役として残った。彼はその後、何度か9.11をテーマとしてニューヨークの取材を重ねて今回の個展に結実させたのである。2013年に奄美群島日本復帰60年記念として刊行した『神々の島 奄美』に続く、村上君の代表作となることを期待するものである・・・。 コロナ禍の中、見に行けるかな、・・・。 合掌
社会福祉法人新生会の広報誌「新生」の巻頭言に寄稿した。友人でもあるこの会の理事長・原慶子さんの依頼があったからである。短い文章であるが4、000人以上の読者があるとのことで、腰を入れて書いた。内容は「複眼で事象の深部を捉える」だ。興味がありましたらご一読いただければ幸甚です・・・。