1年3カ月ぶりの那覇・国際通りは信じられない程、閑散としていた・・・。今回の沖縄取材はコロナ禍のなか6日間と短いので、あまり人には知らせず、会うことも避けることにした。どうしても用事がある友人のみと会い食事をした・・・。
戦後75年 平和と鎮魂~共生~ 平和の原点・精神文化の継承ー失われていく祭祀文化「沖縄アジア国際平和芸術祭2020」イザイホーの魂/久高のニガイ 比嘉康雄・上井幸子写真展(那覇展11月24日~29日 久高展2021年1月22日~24日)の展示・飾り付けが、那覇市民ギャラリーで23日におこなわれていた。
この実行委員会の中心的なメンバーの一人、写真家の小橋川共男さん。飾り付けに手伝いに来いよ~と言うので出かけたが僕が手伝えることはなかった。沖縄を代表する写真家の小橋川さんは、僕の写真の東京時代の先輩でもある。上井さんが撮影した久高島のイザイホーの写真の中に30代前半の小橋川さんが写っている(正面の写真)。記念に写した。
やはり中心メンバーの琉球新報写真部の国吉和夫さんと。写真家・比嘉豊光さんも中心メンバーとして作業をしていた。この展覧会は、比嘉康雄さんと上井幸子さんの二人で300点を超える作品で構成されており、圧巻だった・・・。
小橋川さんと飾り付け終了後、近くの居酒屋で食事をした。僕は泡盛を呑んだが、小橋川先輩はこれから沖縄市の自宅まで車で帰らなくてはならないためノンアルコールで乾杯した。今回の取材に同伴した写真家の眞月美雨さんも同席した。彼女は小橋川作品のファンでもある。小橋川さんと別れた後、ホテル近くの沖縄居酒屋でもう一軒軽く呑んで帰った・・・。
夜光貝、ブダイ、海老、マグロ、イカ、カツオなどの刺身にウニとで2000円だ~!♡☆ 夜光貝の貝殻は記念にもらって来た。
二日目は、首里城とその周辺を撮影した。夜は仮設の牧志公設市場へ行った。沖縄に来ると必ず寄るツバメ食堂へ。沖縄はどの店にも「1000円べろべろ~」というメニューがあり、飲み物何でも3杯とつまみが1品(中にはズワイガニ一杯という店もある)。これでけっこう酔いが回る。ここでアルバイトをしている金城希さんは、2020年度ミス泡盛だ。いかにもうちな~の女性という美人である・・・。
3日目は朝から、うるま市の勝連城址、海中道路を通り、浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島など撮影して那覇に戻った・・・。
牧志公設市場には、20数年来の懇意にしている与那嶺鮮魚店がある。いつもこの店で地元の魚を購入して2階のツバメ食堂で呑むというのが僕の定番コースだ。とくに今回はコロナの影響でお客さんは僕らだけ。この夜も、ゆっくりと9時過ぎまで呑んだのだ~!
アワビの甘辛ソース炒め。1000円なり~!♡☆
沖縄県酒造組合が選出する2020年度「泡盛の女王」の金城希さんをじっくりと撮らせてもらった・・・。
新鮮なブダイは半分は刺身、残りはバター焼き、そして頭、骨などはスープにした。
ソーミンチャンプル。
途中から30数年来の親しい友であるスタイリストでメイクアーティストである荒井祐子さんが来てくれた。東京時代からの友人であるが彼女が沖縄に来てすでに30年が経つと言う。美雨さんとも仲が良い・・・。ちなみに彼女はシンガーソングライターのあらい舞さんの妹さんだ。
この日は市場の裏手にある露地裏の屋台の店にも行って、1年ぶりの親交を深めた・・・。
中央は鹿児島県姶良市出身というこの店のマスター。旨いクースを呑みながら話は大いに盛り上がっていた・・・。
ホテルの前の飾りのオブジェをバックに記念写真。
4日目はやんばるの名護市に泊まった。途中、読谷村のやちむんの里によって撮影。大皿や小皿など久しぶりに購入した。名護へ行くと必ず呑みに行く老舗・居酒屋 春海。名物のマグロとパパイヤの味噌和え。500円なり~!♡☆
名護湾で獲れた島だこの刺身。
沖縄料理定番のゴーヤーチャンプルー。
この店のママ・宮城リーミさんの高校時代の恩師が辺野古からわざわざ店に来た・・・。80歳を超えたという。
カフェーウ”ィーナスのママで、古い写真の友人・宮城リーミさんと眞月美雨さん。リーミさんは現在、名護市商工会理事、同女性部常任委員、北海道日本ハムファイターズ名護市協力会応援団長、名護ファイターズクラブ後援会副会長などの役職を務める名護の名士でもある。家族ぐるみの付き合いでお世話になっている・・・。
やんばるには沖縄そばの旨い店が多い。名護市内には僕がお奨めする店は三件。そのうちの一つ新山そば。昔ながらの素朴な味で僕は好きだ・・・。
沖縄最後の夜は、那覇市内で沖縄タイムスの記者・阿部岳さんと会った。小橋川さんも芸術祭のシンポジウムが終了後に駆けつけてくれた。この日は名護を朝出て、芭蕉布の里・大宜味村・喜如嘉、東村のヒルギの原生林、基地反対運動が激しくおこなわれている辺野古を取材して那覇に戻ったのだ。
小さいがシャコ貝が入ったというので刺身にして食べてみた・・・。大きいシャコ貝には人魚姫が乗っている。その貝である。
店の前で知らない若いうちなーと記念写真。
2軒目のお店は、中国料理がメインの小さな居酒屋。麻婆豆腐、餃子をはじめみな、驚くほどの美味であった・・・。沖縄の夜の路地裏の店で、これだけの中国料理に出会えたことに感動した~!♡☆
沖縄タイムスの記者であり、唯一の編集委員である阿部岳君。彼が入社まもない記者時代に僕に取材に来てからの付き合いだから20数年は経つ。2022年に発行を予定している『琉球ーOKINAWA』に文章を寄せてもらおうと思っている・・・。