写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2019年11月アーカイブ

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親しい陶芸家の高橋芳宣さんは、二列目右から2人目。彼は昭和49年、新宿柿傳角筈窯で茶懐石の作陶に従事、同時に数寄者・故大河内風風船子の作陶助手を務める 昭和51年、九谷焼・須田青華(3代目)窯に入門 昭和56年、石川県加賀市で独立、月乃桂窯開設 平成4年、群馬県甘楽町へ陶房を移し開窯・甘楽窯 伊勢丹新宿本店をはじめ全国で個展、常設展を開催している。

僕の左は、写真家の天川弘さん。協同組合日本写真家ユニオン理事。2列目左から弟の小松勝三夫婦。写真家・眞月美雨さん。

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会場のノイエス朝日の前の路は、黄葉した銀杏の葉で敷き詰められていた・・・。

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上州名物ソースカツ丼は美味い。でもこれは本物にはほど遠いソースカツ丼である・・・。

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讃岐の銘酒・「國重」を高松の写真家・寒川真由美さんが送ってくれた。高橋さん、弟夫婦をはじめみんなで試飲をさせてもらった・・・。

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作陶展を見た後、芳宣さんを囲んで呑みに行った。そこの居酒屋で働いていたネパール出身の娘さん。久しぶりにネパールのことを話した。

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会場のノイエス朝日の最寄り駅である新前橋駅のホーム。詩人の萩原朔太郎の詩に「新前橋駅」があるが、いまも赤城おろしが吹きすさぶプラットホームだ・・・。

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7か月ぶりの91歳を過ぎた母との再会。施設にいるので見た目は若々しく健康そうに見えるが・・・・。会うたびに少しづつ壊れていく母の姿には胸が痛む・・・・。

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美雨さんも母とは何度も会っているが、毎回違う若い娘さんが来てくれたと母は思っている・・・。

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僕のチベットの帽子を被り照れくさそうにしていた・・・。

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親父、祖父母などが眠る小松家の墓は、榛名山麓にある・・・。

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実家の庭にあるお稲荷様を掃除して拝んだ。傍らの南天の実が淋しく冬日に光っていた・・・。

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昨年7月に何者かによって詩碑の上に旅姿で建つていた若山牧水のブロンズ像が足から切断されて持ち去られたのだ。そして牧水を愛する全国のみなさんの善意で建立されたのは、残念ながらコンクリート製の像だった。それにしてもひどいことをする輩がいるものである・・・。

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暮坂峠は海抜1000メートルを越すので、陽が傾くと一気に冷え込んでくる・・・。

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僕が15歳の時に、約20数キロ歩いて暮坂峠の撮影行を独りでしたことがあった。先輩から1日だけカメラを借りて、モノクロフィルム2本と母が作ってくれた握り飯3個を持ってのはじめての旅だった。その時に、上の写真で僕が座っている位置から牧水詩碑を撮ったのが、初めて出品した観光写真コンクールで中之条町長賞を受賞し、地元の新聞に紹介されたことがあった。本家のおばさんたちが喜んで、赤飯やうどんを作って持って来てくれた。このことが写真家となる僕の原点になったのかもしれない・・・。

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中学1年~2年の時の僕のクラスの担任だった市川春男先生(89歳)を旧六合村生須に訪ねた。10年程ぶりの再会だったが昔と変わらずお元気だった。僕が短歌や俳句を詠むようになったのは、先生の影響が色濃くある。中学2年の別れの時に先生が色紙に揮毫してくれた「大志持て貫け己が初一念 岩櫃の空世界につながる」は僕の生き方の指針になっていた。

この9月にも第5歌集『風流日和』を刊行したばかり。現在でも暮坂短歌会を主宰しているのをはじめ、8つの短歌会の選者・講師をしている。僕が訪ねる前に、葉書にしたためてくれた短歌は「教え子のかくまで藍を深めしか 唯々精進の生きざま嬉し」であった・・・。

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暮坂峠へつながる街道沿いに建つ生須の馬頭観音。

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牧水は、上州の吾妻地方を計7回も訪ねている。その最後の旅となった『みなかみ紀行』の道程が暮坂峠越えだった。その道中で牧水が多数詠んだ歌を1キロごとぐらいに道端に立てている。この木ぶみは市川先生の家のすぐ近くに建っていた。

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「俺もそろそろ遺影の準備をしておかないと・・・」と笑いながら僕のカメラの前に立った・・・。

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生須村を市川先生の自宅の庭から見る。遠くに望むのは浅間山。

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右から次男の小松修二・宇基子夫妻、僕を挟んで三男の小松勝三・美香夫妻。

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次男の小松修二・宇基子夫婦の息子・宗徳の家族と。

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今年生まれて小松家の一員となった楓ちゃん・・・。

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僕の兄弟夫婦と甥っ子夫婦が集まってくれた。(令和元年11月25日群馬県渋川市にて)今年3月~4月に僕が前橋で個展を開催した時に集まってくれた以来だった・・・。感謝~!♡☆

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渋川で泊まったホテルの窓からの国道17号線・・・。

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美雨さんが着ているTシャツは、中国貴州省草海の夏空をモチーフにデザインしたオリジナル。ユニクロのサイトでパーカーやバックなどいろいろなものが、彼女の撮影・デザインの特製オリジナル版として「miuart」のブランドで購入することができます。

◆申し込み先:https://utme.uniqlo.com/jp/front/mkt/show?id=341483&locale=ja

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正面奥が作者の小林修君。朝日新聞出版部写真部長。直接、司馬遼太郎さんには会ったことがないという。僕は何度かお会いして写真を撮らせてもらっている・・・。六本木のフジフィルムスクエアの会場に来る前に、ギャラリーシリウス、銀座アートグラフ、キャノンギャラリー、AKIONAGASAWAGINZAなどを巡ってきた。(株)写真弘社では久しぶりに澁井専務とプリントの打ち合わせをした。

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東京ミッドタウンで写真家・眞月美雨さん。11月19日。

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千代田路子さんを囲んで。タムロンの広報宣伝室・室長の齋藤さん(右)と美雨さん。11月19日初日のオープニングパーティで。

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写真家の内田勲さん(左)。公益社団法人日本写真協会理事、俳句同人「一滴」事務局長など務めている・・・。

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写真家の若山美音子さんと。日中写真交流協会会長も務めている。一応僕も顧問。

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写真家の石川武志さんと。ユージンスミスの水俣時代の助手としても知られている。

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中央奥は最近モンゴル取材から帰国したばかりの清水哲朗君。

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左から写真家の今井田さん。日本写真作家協会理事、日本写真著作権協会理事など務めている。僕の右隣りは写真家の宅島正二さん。協同組合日本写真家ユニオンの創設時代に理事として大きな役割を果たしている。

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毎年のように大酉祭には参拝に来ている。以前はよく浅草の大鳳神社の酉の市も行ったが、ここ最近は新宿の花園神社が多くなった。あ~あまた1年間無事に過ごすことができたと感謝の気持ちをこめて、熊手を求めて帰路につくのである・・・。

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今年の二の酉は11月20日。19日は前夜祭とは言え、思ったよりも大混雑。参拝したあと、社務所で熊手を求めてから少し写真を撮った。鳥居の前の出店でお神酒をいただいて家路を急いだ・・・。

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ぼくの事務所兼書斎の「孤独の窓」へ、冬日がわずかに差し込んだ・・・。

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11月20日、お休みの会員がいて少しさみしい例会だった・・・。

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35年間「写真集団・上福岡」の会員として事務局を担当してきた山本恵子さん(左)。現在は会の顧問。時々例会にも顔を出すようになった・・・。

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自宅の卓袱台で一杯のむと無性に眠りたくなり、1時間~2時間程仮眠するのが日課。そして目が覚めてからまた飲み始めるのだ・・・。

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季節の栗入り炊き込みご飯

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日本三大焼きそばの一つ、上州・太田焼きそば。実は故郷にこんなに有名な焼きそばがあったとは知らなかった。はじめて食べたが、昔お祭りなどの出店で食べた懐かしい味がした・・・。

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この季節になるとほぼ毎晩鍋料理となる。作るのは楽だが出汁や具材に変化をつけなえればならないのが悩みの種・・・。この日の具材は、タラの切り身をメインにエビ、マイタケ、エレンギ、ホウレンソウ、白菜、しらたき、もやしなど。出汁は昆布、カツオ節、椎茸、日本酒、みりん、お酢など。

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時々、ふっとカレーが食べたくなる・・・。きくらげ、ジャガイモ、玉ねぎ、トマトなど大量に入れてじっくりと煮込んだ・・・。

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朝8時45分に病院に入り、いくつかの検査をしてから内視鏡検査に。腸内をきれいにするために10分おきに下剤と水を飲み続けること約2時間半。それでもだめだと言うことで浣腸を3回した。すべての検査が終わったのは午後5時過ぎだった。時間があると思い雑誌と単行本を持っていったが余り読めなかった・・・。

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アサリ入り炊き込みご飯。

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11月7日、正午にNHK福岡放送局の報道番組ディレクターのM氏が、取材したいと訪ねて来たので2時間程対応した。その後、都内の写真展を巡ったが、時間切れで六本木、銀座で見ようと思っていた3つの写真展は回れなかった。 まず最初に松本さんの写真展へ行った。現在松本さんは、公益社団法人日本写真家協会副会長、日本写真著作権協会専務理事など務めている。(松本徳彦さんを囲んで写真家・大西みつぐさんと)

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写真家・今森光彦さん。彼とは2005年に日本写真協会賞年度賞を一緒に受賞した。同時に作家賞を受賞したのが木之下晃さん、坂田栄一郎さん。功労賞受賞者が東松照明さん、奈良原一高さんなどと僕を除いてはそうそうたる顔ぶれだった。あれからもう15年の歳月が流れた。東松さん、木之下さんは鬼籍に入られ、奈良原さんは長い間眠ったままである。・・・。

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写真家・白鳥真太郎さんと。現在、公益財団法人日本広告写真家協会(APA)会長も務めている。写真展会場のある品川駅駅前で、写真家の熊切大輔君とばったり会った。お父さんの熊切圭介さんの様子など聞いた・・・。

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写真研究塾「風」の元同人であった千代田路子さんの作品の前で。出品者の片桐春海さんと「風」同人の眞月美雨さん。

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東京の街は、クリスマスにはまだ早いけれども、イルミネーションで飾られ始めている・・・。

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10月30日午後1時、池袋にある東京芸術劇場で写真家・森住卓さんと会った。2日前に突然電話があり、7~8年ぶりの再会だった。昼飯を食べながら1時間、その後5時過ぎまで喫茶店でじっくりと話合った。主には彼がこの8年間余り撮影し続けてきた福島の原発事故関連の作品集の発行についてだった。森住君とはかれこれ47年間、僕が上京した1972年からの付き合いだ。それで彼の撮影した写真を見ながら発行の実現に向けて相談に乗ったのである・・・。迫真力のある作品集になりそうだ~!♡☆

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今回の例会は、9月に熱海で行われた合宿に引き続き参加者が少なく寂しいものであった。しかし、一人一人にかける時間はたっぷり。中身の濃い例会となった。具体的には来年の個展に向けての作品がほぼ決定した塾生が2人、写真集発行を目指し作品が固まりつつある塾生が1人生まれた。例会会場前で記念写真。後方は工事が終わりオープンを準備しているパルコ。

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先日のハロウィーンで盛り上がった渋谷センター街。例会の後のいつもの懇親会は、このセンター街にある老舗の居酒屋。僕は40年前から顔を出している・・・。

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朝夕がめっきり冷え込むこの季節になると、どうしても体の芯までが温まる鍋物が多くなる。週に3日は我が家は鍋料理だ。具材はあるものを何でもぶち込めばいいから楽は楽だが、味付けのバリエーションには神経を使う・・・。

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豚足のぴり辛煮つけ。

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初登場の野菜たっぷり長崎ちゃんぽん。

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さばの漬物と新生姜のお茶づけ。

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大根と鶏肉の煮物。

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かぶと柿、ピーマン、パプリカのオリーブオイルサラダ。

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