写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2024年10月アーカイブ

 

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10月28日、東京都千代田区にあるアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、長年にわたり新潮社でビジュアル関係の編集に係わって来た金川功さんを慰労する会が行われた。とりわけ金川さんと仕事をして来た親しい写真家など18人(本人と奥様ふくめて)が出席するという少人数ではあるが、和気あいあいとした会であった。

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発起人は、写真家の水越武さん、野町和嘉さん、中村征夫さん。代表して北海道屈斜路から参加した水越さんがあいさつをした。水越さんの代表作『真昼の星への旅』、『日本アルプスのライチョウ』、『私の山の博物誌』などは金川さんが担当している。

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今年いっぱいで新潮社を退社する金川功・京子ご夫妻。 ちなみに僕の著である『太宰治と旅する津軽』、『心に残る「三国志」の言葉』、『宮澤賢治ー雨ニモマケズという祈り』など担当として係わっている。

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僕もあいさつに立ち、金川さんと刊行した3冊の本の想い出と、ご夫婦への感謝の気持ちを伝えた。

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『太宰治と旅する津軽』、『心に残る「三国志」の言葉』、『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』3冊とも新潮社刊。太宰と賢治は「とんぼの本」シリーズ。

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参加者一同から花束と記念品が2人に贈られた。花束を渡す東京都写真美術館・主任学芸員の關次和子さん。

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会終了後、ロビーで記念写真をご夫妻を囲んで撮る。

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写真を撮影する写真家・中西裕人さんと僕が入ってないが参加者全員。中村征夫さんは、個展の搬出のために参加出来ず、お祝いのメッセージが届いた。

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参加者全員集合~!♡☆ (撮影:中西裕人)

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親しい写真仲間たち。右から野町和嘉さん、飯島幸永さん、林義勝さんに僕。みな古い友人だ。

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林義勝さん、もちろん僕もふくめて同世代の写真家たちでユニークな企画を考えている。こうご期待~!☆!♡

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先ほどのメンバー4人に、野町さんの奥さんで写真家の榎並悦子さんと水越武さん(左端)でパチリ~!☆♡

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日本を代表する2人の写真家。水越さんは大病をして入院・手術をし、退院してまだ間もない。とんぼ返りで明後日北海道へ戻る。野町さんも長年悪かった膝の大手術をして入院していた。僕も同じ様なもので入院、手術をした。それぞれがそうした歳周りになったのだからお互いに自愛を。と確認し合った日でもあった・・・。

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 https---youtu.be-Z7kbJB6ELvk  ☆JCIIフォトサロン制作のユーチューブ 水越武作品展「語りかけてくる風景」

10月29日オープンとなった水越武 作品展「語りかけてくる風景」の会場。代表的な著作や使用していたカメラ機材など展示されている。

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水越さんの助手として世界各地の取材へ同行している写真家の八木清さんと(左端)。バッタリと会った。久しぶりだから懐かしかった。

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40年来の付き合いとなる水越武さんと。水越さんは、御年86歳となられた。

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写真展会場。

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JCIIサロンのPR動画の取材を受けている。突然の話だったが水越さんの作品を深堀りし、今回の写真展の魅力を語った。11月1日にJCIIのユチューブ(https---youtu.be-Z7kbJB6ELvk)でアップされると言う。日本カメラ博物館のウエブサイトからでも見ることが出来るそうです。ぜひ、ご覧ください~!☆! (撮影:後藤 剛)※会場にいた兵庫在住のJPS会員の後藤さんありがとう~!♡☆

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JCIIサロンの取材を受けている。水越さんの風景写真の魅力を語っている。

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取材中に仕事先から合流した写真家の眞月美雨さんと水越さんとで、40年来通っているJCIIサロン近くの町中華屋さんへ行って、軽くお祝いの乾杯をした。

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10月30日、「写真集団・上福岡」の例会がふじみ野市で開かれた。第42回「写真集団・上福岡」展が2025年3月上旬からの開催が決まっているので、会員の皆さんは追い込みに入っているので熱量を感じる・・・

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1回ではテーブルに並べきらず3回ほど写真を並べ替えた。

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会終了後、希望者で近くのレストランへ行って、久しぶりにやる手作り忘年会などのことについて盛り上がっていた。第42回展まで残すところ後4か月に迫っている。 身体には気をつけてお互いにがんばろうね~!♡☆

日本原水爆被害者団体協議会は、1956(昭和31)年に設立された市民・平和団体である。僕が現在、事務局長・運営委員を務めている「反核・写真運動」は1982(昭和57)年に522人の写真家たちの呼びかけによって、創立したからずいぶんと後発である。しかし、被団協とは交友関係にあり、何かとお世話ななっていたこともあり、今回の平和ノーベル賞受賞は、心からの祝福をしたい。長く厳しい歴史の運動を歩んでこられた多くの被爆者、諸先輩たちに、尊敬の念とともにおめでとうございますと伝えたい・・・  合掌

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広島・長崎に原爆が落とされて70年の2015(平成17)年8月6日に勉誠出版から刊行された『決定版 広島原爆写真集』、『決定版 長崎原爆写真集』(勉誠出版・各刊とも2500円)の刊行の時にも大変お世話ななった。同書は翌年の日本ジャナ―リスト会議のJCJ賞に選ばれている。

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この写真集は、監修に「反核・写真運動」、編集・構成に運営委員でフォトジャーナリストの新藤健一さんと僕の二人が当たった。パンフレットや本の扉にも被団協代表委員の田中照巳(照の字は四つ点の上が巨に巳)氏が心のこもった推薦の言葉を寄せてくれた。他に推薦の言葉を寄せてくれたのは、写真家の細江英公さん、元広島市長の秋葉忠利さんたちです。合わせて感謝します。

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原子爆弾の広島・長崎への投下75年目となる2020(令和2)年8月6日に、米国のテキサス大学出版局から『fiashh Light,Wall of Fire』(上記写真集)が刊行された。この出版に当たっても編集を担当するテキサス大学のブリスコーアメリカ歴史博物館の館長はじめ、3人の代表団とも面会していただいたり、様々なご協力をお願いした。

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同写真集に掲載されている原爆が投下された広島市の地図。

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同写真集から。 広島市内。鉄骨3階建てで増築された店舗兼倉庫の呉服問屋。爆風でねじれ、その後の高熱火災で全焼全壊した。1945年8月20日 撮影:尾木正己

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同写真集から。 長崎駅前広場北側での警棒団救助活動。爆心地から南南東2・4キロ付近(1945年8月10日朝)撮影:山端庸介

◆上記3冊の写真集ともメール等でご注文を受け付けます。特にテキサス大学出版局の刊行の写真集(大判・上製本)は、直接出版局から取り寄せたもので残り在庫がわずかです。送料こみで特別価格:10、000円でお譲りします。

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昨夜、お隣から掘ったばかりのサツマイモを頂いた。さっそくサツマイモの塩バター焼きころがしを作ってみた。あっさりしていてとても美味しかった。口の中に秋の香りが漂った・・・

 

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10月8日、午後1時から朝霞市産業文化センターにおいて写真研究塾「風」の2024年度10月例会が行われた。倉敷市在住の同人や仕事のため参加できなかった同人など3人が欠席した。しかし、沖縄県南城市をはじめ、南信州の下伊那、房総の銚子からなど遠方の会員たち5人が参加した。来年個展をめざしている沖縄在住のD会員の作品を題材にして、個展の構成・編集の仕方などみんなでシュミレーションをしながら学習をした。

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これまでに5回、カンボジアを取材している下伊那のH同人。これからも取材を続けるのか、どうまとめていくのかなど、作品を見ながら話し合った。長い間、教師をしていた経験が生かせるのではないか、などの意見も出ていた。

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沖縄のD会員は、来年秋の個展開催を目指している(左端)。

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銚子のM会員は、遠いので帰ったが、残りの5人で懇親会をいつもの沖縄料理の店で行った。

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ここでの話は長く、熱い。この日も3時間余にわたり写真談議に花が咲いた。キンキンに冷えたオリオンビールのジョキ生を9杯をはじめ、宮古島の泡盛「菊の露」のボトルがほぼ空いてしまった。無論、グビグビと一人空けたのはロック呑みをしていたH女史であることは言うまでもない。次回12月例会は恒例の忘年会も兼ねてやりまする・・・。

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南信濃の下伊那のH同人が近くで拾ってきたという栗をお土産に持ってきた。さっそく茹で栗に。大量にあるので時間をかけて茹でて食べてみたら、信濃の秋の味覚がほんのりと感じられた・・・

 

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織作峰子写真展会場は、明治生命館竣工90周年記念となる丸の内にある同館で行われた。1934(昭和9)年竣工。建築家・岡田信一郎の設計だ。西側から見た外観。国指定の重要文化財。

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2階から見た明治生命館の内観。

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織作さんの作品群は、2階の回廊になっている応接室など各諸室に展示されていた。戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に接収されるなど幾多の歴史の舞台となった建物だけに、織作さんの深い作品と相まって重厚感を感じさせられた・・・。

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六本木にあるフジフィルム スクエアの前の開催中の写真展案内。

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写真家の鈴木一雄さんと会場で待ち合わせをした。中谷さんとは40年来の付き合いなので見には行こうと思っていたが、鈴木さんと打ち合わせのついでに写真展を見ることになったので来たのである。今年数え88歳となった中谷さん(右)と鈴木さん。10月31日から四谷のポートレートギャラリーで始まる中谷吉隆写真展「ザ・レクイエムー時代を彩った男達の残像ー」が楽しみではある。中谷さんは元気だ~!!

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中谷さんは囲んで、鈴木さんと僕。

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六本木の喫茶店で一休みしたあと雑司ヶ谷にある鬼子母神堂へ鈴木さんと向かった。昨年の暮れにこの近くにある大鳥神社の酉の市に来た以来だ。

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写真家・熊切大輔(JPS会長)さんの写真展が行われているからだ。僕には親しくしていた先輩写真家・丹野章さんの一番弟子が大輔君の父親である元JPS会長・熊切圭介さんであり、JPSでも40年の長い付き合いで、ずいぶん互いに苦労もし、お世話にもなったからだ。その息子さんということもあり、僕にとっては人一倍気になる存在が写真家・熊切大輔さんだった。だから来たので「JPSの会長詣で」などでは決してない。無論、鈴木さんにとってもだ。二人で何となく「行こうか」と言うことになって六本木から来たのである・・・。

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右が熊切大輔さん、左が父親の圭介さんと同じ日大芸術学部出身でJPSでも理事を長い間務めた野上透さんの息子さんで、写真家としても活躍している根岸基弘さん。彼が毎日新聞社の写真部に在籍していた時に、いろいろとお世話になった。現在、「ギャラリーバー最終兵器」(台東区池之端2-6-2)を経営している。

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鬼子母神堂 本堂が写真展会場になっている。

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江戸時代の絵馬などが写真展会場の天井の壁に飾られていた。

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作者の熊切大輔さんを囲んで。

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本堂の会場内で鈴木さんに作品の説明をする熊切さん。

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本堂に参拝に来た若い妊婦さん。本堂に向って、いつまでも祈りを捧げていた・・・

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鈴木さんと別れたあと、喉が渇いていたので自宅の最寄り駅で軽く一杯やった。先ずいつもの蕎麦屋で。次につい最近できたばかりの駅前の焼き鳥屋で一杯。最後は海鮮チャーハンが食べたくなったので、常連の中華屋さんへ寄って帰った・・・。 焼き鳥屋でのブリ刺し、竜胆の花は、紫色が鮮やかだったので花屋で300円で求めたもの。

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やきとり2本と紅ショウガのてんぷら。

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中華屋さんでは、海鮮チャーハンが出来る前に、紹興酒の肴に、チンジャオロースと木耳の酢の物。合わせて800円なり。

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