写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.2319] 2021年8月9日 今日、8月9日、11:02分、長崎へ米国により原爆が投下されて76年目にあたる。犠牲になられた方、その後の長い歳月を原爆病で苦しんだ方々、そしてご遺族、ご家族の方々にも心からの哀悼の意を捧げます・・・。二度とヒロシマやナガサキの悲劇を繰り返さない決意を込めて・・・ 合掌

今日、8月9日は米国によって原爆が長崎に投下されてから76年目となる日だ。6日の広島の原爆忌もふくめて、あらためて犠牲者のみなさんに哀悼の意を捧げるとともに、核兵器のない世界の恒久平和を心から誓い、努力するものである・・・。  合掌

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広島、長崎へ原爆が投下されてから75年目となる昨年、2020年8月に米国テキサス大学出版局から刊行された『閃光そして炎の壁』(B4判変形の大型写真集・255ページ)。ニューヨークタイムスをはじめ、多くのメディに取り上げられて好評だ。初版本はすぐに売り切れ、再版が続いている。日本の非営利団体「反核・写真運動」は100部版元のテキサス大学出版局から取り寄せて、各活動団体、メディアなどに寄贈した。

しかし、まだ若干の写真集(初版)の部数がありますので、どうしても必要な方、図書館などには特別にお分けします。しかし、残部に限りがありますので無くなった場合は、直接テキサス大学出版局へご注文ください。定価はUSA50.00ドルとなっておりますが、テキサスからの送料等ふくめて1冊、10、000円(税込)+送料とさせて頂きます。 ☆注文・問い合わせ:「反核・写真運動」事務局(小松まで)TEL:048-456-7302

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写真は放射能で黒ずんでしまった浦上天主堂の聖像(1945年9月上旬)。撮影は文部科学術研究会議 原子爆弾災害調査研究特別委員会。(同写真集より)

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日本のメディアの取材は多くはなかったが、毎日新聞(上記記事)をはじめ、長崎新聞、中国新聞、沖縄タイムス、しんぶん赤旗、月刊キャパなどが掲載してくれた。

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毎日新聞の取材に応じる「反核・写真運動」運営委員・事務局長の小松。説明しているのは、同写真集の長崎編の部分。

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昨年8月に本の泉社から出版された拙書『写真家の心 詩人の眼』(2500円+税)にも原爆投下70年に刊行された2冊の写真集『決定版 広島原爆写真集』、『決定版 長崎原爆写真集』(勉誠出版)と今回の写真集『閃光そして炎の壁』が刊行に至る経緯、様々な困難や苦労など詳しく書いた文章を載せている。合わせてご参照くだされば幸いです。

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