写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2021年1月アーカイブ

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上記の本が扶桑社からいよいよ発行される。発売予定は2月20日だ。編集にかかわったているのは、「3.11写真記録委員会」代表の新藤健一さんたちだ。新藤さんは元共同通信社の編集委員でジャーナリストである。「反核・写真運動」の運営委員も務めている。僕も彼からの要請を受けてこのプロジェクトに協力した。出品している作品は、岩手県宮古市にある浄土ヶ浜で、2011年9月に撮影したものだ。それまでにも何度か訪れていた思入れのある場所であった・・・。

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瀬戸正人「記憶の地図」展の会場入り口。

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瀬戸正人の父親の故郷は福島県伊達市。タイから帰国して8歳から父の故郷で暮らした。東日本大震災後の福島への想いは深い・・・。「Fukushima ]より。

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瀬戸のベトナム人である母親(中央)と親戚。

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中央で大型カメラを抱える瀬戸正人君。この展覧会は、彼のデビュー作「バンコック、ハノイ1982ー1987」から最新作「Silent Mode 2020」まで6作品を展示。瀬戸の歩んできた67年の人生を総括しているようなボリュームがあり、見ごたえのある写真展であった・・・。

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自分の出身はアンドロメダ星雲と公言してはばからない写真家・眞月美雨さんは、驚異的な天体写真を前に舞い上がるように跳んでいた・・・。

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僕も月面に第一歩を・・・。

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目の前に東京タワーがそびえる麻布にあるPGIへ。1月20日から始まった川田喜久治さんの作品展「エンドレス マップ」を観るためだ。「早々に個展のご案内です 見て頂けたら嬉しいです」と言う川田さんからの自筆の手紙をいただいたので早速来たというわけ・・・。本人は在廊していなかったが、現在試作中という手漉きの和紙にピクメント・プリントの地図シリーズを堪能できて良かった・・・。

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最後は井津建郎さんの作品展「ETERNAL LIGHT 永遠の光」(2013年~2015年にかけてインドで撮影した作品群)だ。井津さんと「必ず見に行くからね・・・」と彼がニューヨークへ戻る前に約束したので、それを果たしたのだ。会場はgallery bauhaus。出来たころには良く通っていたが10数年ぶりに来てみた。雰囲気は昔と変わらず、じっくりと作品を鑑賞するにふさわしい会場であった・・・。すぐ隣が神田明神なので初詣をした。

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この日、同伴した写真家の眞月美雨さんが、インスタグラムで知り合った松田敏明君の写真展「波照間」を見たいと言うので神田明神さまから会場の鍛冶町までタクシーで飛ばした。実はこれでこの日タクシーを使ったのは2回目。16日ぶりの外出でか、膝は激痛で動けなくなるは、足腰はパンパンに張って筋肉痛に悩まされたのだ。でも何とか会期時間には間に合った。19時を過ぎたので神田界隈で夕飯でもと思ったがほとんどの飲食店は閉まっていた。わずかに駅前の大手チェーンの居酒屋が開いていたので入ったらお酒はもうダメ、後20分ですが、という。ここで食いはぐれたらと思い慌てて食べて家路を急いだ。本来ならまだ正月、神田駅界隈は吞兵衛好みの店が沢山あるのに。今年初めての神田が、ずいぶんともの寂しい町に変わっていた・・・。

 

 

 

 

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正月は呑み、食い、寝ると決まっている。10数年禁酒を続けていたが友人が送ってくれた日本酒を2日間、一合足らずではあるが呑んでしまった。久しぶりの日本酒はやはり旨い。これで糖尿病になったのだが・・・。年に一度の無礼講としょう~!♡☆

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岡山の友人から贈ってきてくれたメロン。正月に美味しくいただいた。手前に控えるのは初詣でお御籤についてきた厄払い伝説のアマビエちゃん。

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写真家・野町和嘉さん。公益社団法人日本写真家協会会長でもある。彼が20代半ばから30代にかけて取材したサハラ。未発表作品も多く展示されていた。後ろの和服姿は奥さまでもある写真家の榎並悦子さん。野町さんは土佐出身の異骨相だと思う。長年の付き合いで僕にはわかる・・・。

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サハラ取材で使用していたカメラ機材。

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帰り間際に呼び止めて、目の前でサインをして作品集をプレゼントしてくれた。ありがとうございました。 この時に、昨年文化勲章を受賞した写真家の田沼武能ご夫妻と公益社団法人日本写真家協会副会長の松本徳彦さんとも会い話ができたのはラッキーであった・・・。

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僕が顧問をしている日中写真交流協会会長をしている写真家・若山美音子さんと。四川省出身の彼女とは四川省での取材を一緒にしたことがある。僕が四川大学で講演した時にもサポートをしてもらった・・・。

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2021年1月5日の夕方の銀座。正月初めなのにコロナ感染の影響だろうか、銀座四丁目の交差点付近の人通りはまばらだった。僕の好きな銀座・中村屋のあんパンをいくつか求めて帰った・・・。

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最後は熊切大輔君の写真展。暮れに父上の熊切圭介前日本写真家協会会長が亡くなられた。お焼香にも行けなかったのでどうしても会いたかった。20分ほど話した。熊切さんとの想いは書ききれないほどある。僕が日本写真家協会に入会してからの付き合いだから35年以上になる。ただただご冥福をお祈りするばかりである・・・。合掌

大輔君と写真を撮るのをすっかり忘れてしまいごめんなさい~!♡☆ 

◆実はもう一カ所見たい写真展があったが、間に合わなかった。アイデムフォトギャラリーシリウスの年頭企画展である横田裕市写真展「ブータン 穏やかななる龍の国」である。1月20日までの開催だ。機会があれば見に行こうと思っている。

 

 毎年、僕の行事となっている年の初めの、いわゆる”初撮り”をした。家のご近所である鎮守様の宮戸神社、宝蔵寺、天明稲荷神社を参拝するのもわが家の恒例である。この地に暮らし始めてから、かれこれ40年ほどになるので僕の人生の半分以上は、この参拝をかかしてないことになる。写真はすべて薬王院・宝蔵寺、宮戸神社(境内には10程の神社が祀られている)、天明稲荷神社で今日撮影したものである(カメラは全てシグマDP1)。

暮れは28日から30日まで集中して大掃除、31日もやり残した所を夕方までかけて掃除をした。普段やり慣れないことをすると疲れる。足、腰、肩などにすぐ出る。昔の言い方をすれば、僕も70歳。正直、歳はとりたくないものだ・・・。それでも年に一度気合をいれて家を掃除するということは実に清々しい。僕は相当にこだわる方だから中途半端なことは嫌いだ。やり始めたらとことん綺麗にしないと気が済まなくなるのだ。3年前にプロの掃除屋さんが3人来てしてくれたが、僕の方が綺麗にしたと思った。確か代金は5万円程払った記憶がある。でもプロたちは半日、僕は4日間かかったのでやはり、その差は大きいか・・・。

2021年も、様々なコロナウイルスと人類はおそらく共存していく方向しかないだろう。祖先たちは古代よりそうして生き残ってきたのだから・・・。何とかワクチンを開発して人類よりも遥かに長く地球に生存してきているウイルスを壊滅するなどと考えること自体が僕には不遜に思えるのだ。そして仮にそれが出来たとしても、人類にとってさらに困難な大きな弊害が次々と生まれてくるであろう。年頭にあたって、珍しく友人から贈られてきた日本酒でお屠蘇を頂きながら、うつらうつらとこんなことが酔っぱらった僕の頭を巡ったのである・・・・  合掌

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大晦日の年越しそばも僕の手作りだが、お雑煮も・・・。

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ここまでが薬王院・宝蔵寺で。

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この写真までが宮戸神社で。今年も夢をかなえてくれる福だるまを求めた。昨年よりもさらにだるまさんは、大きくなった・・・。

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天明稲荷神社で。参道にはお狐さまの像の奉納が多い。

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