写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2020年12月アーカイブ

師走、極月は、いつもならば連日ように忘年会に明け暮れているのだが、今年は僕の生涯においてはじめて1回も忘年会に参加しない歳末だった。20年続けてきている恒例の「ぶどうぱん社の最後の望年会」も残念ながら中止となった・・・。致し方ない。特に僕は高齢者であるだけでなく、糖尿病、呼吸器系をはじめとした基礎疾患の巣窟みたいな身体の状態である。

とは言いつつも、やはり一杯やって1年の垢を落とし締めないと新春を迎えられない哀しい性である。たまたま用事があった写真家の塩崎亨君と写真家・眞月美雨さんと3人で密にならない小さな打ち上げを実行した。常連の韓国焼肉店と鮨屋でやった。ここでも感染症には最大限気を使った。塩崎君は、この8日間ライブの撮影で、大晦日から元旦にかけてもエグザエルの新春カウントライブの撮影が入っているので、何度もPCR検査をしている。3日前にもしたが陰性だったという。

久しぶりに呑んだという塩崎君も、美雨さんも気持ちよさそうに酔いがまわっている様だった。僕も韓国出身の友人・ルセ君が経営している焼肉店でいつも呑んでいる喜界島の黒糖酒をロックで3杯呑んで気持ちが良かった。肴はケジャン、漬けたばかりのキムチ、6種類のナムルとホルモンの盛り合わせだ・・・。鮨屋では冬のいまが旬の刺身、天麩羅などをやりながら光物の握りをいただいた・・・。

兎に角にも、コロナなどには負けないで、元気に新年を迎えましょう・・・・。  合掌

◆追伸 大晦日の今日、コロナ感染者は全国で4、519人、東京都は一日の最高である1、337人となった。12月中の感染者は全国で86、530人。今までのコロナ感染者は236、281人。亡くなった人は3、488人。今日現在で重症者数は681人である・・・。この現実を2020年最後の日に一人ひとりがしっかりと刻んでおく必要があるだろう。

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左から僕、写真家・眞月美雨さんと写真家・塩崎亨君。

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1年3カ月ぶりの那覇・国際通りは信じられない程、閑散としていた・・・。今回の沖縄取材はコロナ禍のなか6日間と短いので、あまり人には知らせず、会うことも避けることにした。どうしても用事がある友人のみと会い食事をした・・・。

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戦後75年 平和と鎮魂~共生~ 平和の原点・精神文化の継承ー失われていく祭祀文化「沖縄アジア国際平和芸術祭2020」イザイホーの魂/久高のニガイ 比嘉康雄・上井幸子写真展(那覇展11月24日~29日 久高展2021年1月22日~24日)の展示・飾り付けが、那覇市民ギャラリーで23日におこなわれていた。

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この実行委員会の中心的なメンバーの一人、写真家の小橋川共男さん。飾り付けに手伝いに来いよ~と言うので出かけたが僕が手伝えることはなかった。沖縄を代表する写真家の小橋川さんは、僕の写真の東京時代の先輩でもある。上井さんが撮影した久高島のイザイホーの写真の中に30代前半の小橋川さんが写っている(正面の写真)。記念に写した。

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やはり中心メンバーの琉球新報写真部の国吉和夫さんと。写真家・比嘉豊光さんも中心メンバーとして作業をしていた。この展覧会は、比嘉康雄さんと上井幸子さんの二人で300点を超える作品で構成されており、圧巻だった・・・。

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小橋川さんと飾り付け終了後、近くの居酒屋で食事をした。僕は泡盛を呑んだが、小橋川先輩はこれから沖縄市の自宅まで車で帰らなくてはならないためノンアルコールで乾杯した。今回の取材に同伴した写真家の眞月美雨さんも同席した。彼女は小橋川作品のファンでもある。小橋川さんと別れた後、ホテル近くの沖縄居酒屋でもう一軒軽く呑んで帰った・・・。

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夜光貝、ブダイ、海老、マグロ、イカ、カツオなどの刺身にウニとで2000円だ~!♡☆ 夜光貝の貝殻は記念にもらって来た。

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二日目は、首里城とその周辺を撮影した。夜は仮設の牧志公設市場へ行った。沖縄に来ると必ず寄るツバメ食堂へ。沖縄はどの店にも「1000円べろべろ~」というメニューがあり、飲み物何でも3杯とつまみが1品(中にはズワイガニ一杯という店もある)。これでけっこう酔いが回る。ここでアルバイトをしている金城希さんは、2020年度ミス泡盛だ。いかにもうちな~の女性という美人である・・・。

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3日目は朝から、うるま市の勝連城址、海中道路を通り、浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島など撮影して那覇に戻った・・・。

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牧志公設市場には、20数年来の懇意にしている与那嶺鮮魚店がある。いつもこの店で地元の魚を購入して2階のツバメ食堂で呑むというのが僕の定番コースだ。とくに今回はコロナの影響でお客さんは僕らだけ。この夜も、ゆっくりと9時過ぎまで呑んだのだ~!

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アワビの甘辛ソース炒め。1000円なり~!♡☆

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沖縄県酒造組合が選出する2020年度「泡盛の女王」の金城希さんをじっくりと撮らせてもらった・・・。

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新鮮なブダイは半分は刺身、残りはバター焼き、そして頭、骨などはスープにした。

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ソーミンチャンプル。

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途中から30数年来の親しい友であるスタイリストでメイクアーティストである荒井祐子さんが来てくれた。東京時代からの友人であるが彼女が沖縄に来てすでに30年が経つと言う。美雨さんとも仲が良い・・・。ちなみに彼女はシンガーソングライターのあらい舞さんの妹さんだ。

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この日は市場の裏手にある露地裏の屋台の店にも行って、1年ぶりの親交を深めた・・・。

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中央は鹿児島県姶良市出身というこの店のマスター。旨いクースを呑みながら話は大いに盛り上がっていた・・・。

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ホテルの前の飾りのオブジェをバックに記念写真。

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4日目はやんばるの名護市に泊まった。途中、読谷村のやちむんの里によって撮影。大皿や小皿など久しぶりに購入した。名護へ行くと必ず呑みに行く老舗・居酒屋 春海。名物のマグロとパパイヤの味噌和え。500円なり~!♡☆

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名護湾で獲れた島だこの刺身。

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沖縄料理定番のゴーヤーチャンプルー。

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この店のママ・宮城リーミさんの高校時代の恩師が辺野古からわざわざ店に来た・・・。80歳を超えたという。

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カフェーウ”ィーナスのママで、古い写真の友人・宮城リーミさんと眞月美雨さん。リーミさんは現在、名護市商工会理事、同女性部常任委員、北海道日本ハムファイターズ名護市協力会応援団長、名護ファイターズクラブ後援会副会長などの役職を務める名護の名士でもある。家族ぐるみの付き合いでお世話になっている・・・。

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やんばるには沖縄そばの旨い店が多い。名護市内には僕がお奨めする店は三件。そのうちの一つ新山そば。昔ながらの素朴な味で僕は好きだ・・・。

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沖縄最後の夜は、那覇市内で沖縄タイムスの記者・阿部岳さんと会った。小橋川さんも芸術祭のシンポジウムが終了後に駆けつけてくれた。この日は名護を朝出て、芭蕉布の里・大宜味村・喜如嘉、東村のヒルギの原生林、基地反対運動が激しくおこなわれている辺野古を取材して那覇に戻ったのだ。

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小さいがシャコ貝が入ったというので刺身にして食べてみた・・・。大きいシャコ貝には人魚姫が乗っている。その貝である。

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店の前で知らない若いうちなーと記念写真。

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2軒目のお店は、中国料理がメインの小さな居酒屋。麻婆豆腐、餃子をはじめみな、驚くほどの美味であった・・・。沖縄の夜の路地裏の店で、これだけの中国料理に出会えたことに感動した~!♡☆

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沖縄タイムスの記者であり、唯一の編集委員である阿部岳君。彼が入社まもない記者時代に僕に取材に来てからの付き合いだから20数年は経つ。2022年に発行を予定している『琉球ーOKINAWA』に文章を寄せてもらおうと思っている・・・。

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12月6日、2020年最後の「風」例会が渋谷勤労福祉会館で行われた。出席したメンバーは少なかったが、内容の濃い塾であった。9月に銀座・アートグラフで個展を開催した眞月美雨さん(左から2人目)、今月9日まで新宿御苑前のアイデムフォトギャラリーシリウスで開催していた橋都とみ子さん(右から2人目)に引き続き並木すみ江さん(中央)のシリウスでの個展が決まった。未曾有の被害をもたらした東日本大震災から10年目を迎える来年の5月の開催だ。写真展のタイトルは「フクシマ 2012ー2021」。この9年間通い続けたフクシマへの深い思いの総決算でもある・・・。

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並べられている作品は、大久保美帆会員(右)の最新作。来年個展を計画している。

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本来ならにぎやかな締めの忘年会なのだが、本年はコロナ禍の中、ささやかな会をいつもの老舗居酒屋・三平酒寮で行った。毎年恒例の「風」熱海合宿は、残念だが中止をすることになった・・・。

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12月10日午後、前々から一度訪ねたいと言っていた写真家の鈴木一雄さんが僕の事務所であるアトリエぶどうぱん社に来てくれた。彼、御用達の明治33年創業伊豆の老舗ひもの屋から前日たくさんの地元で獲れた鮮魚が送られて来ていた。僕の手料理も幾つか作りささやかな宴会をした。共通の友人である写真家の眞月美雨さんも参加~!♡☆

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お歳暮でいただいた大分の高級干し椎茸「どんこ」を使っての料理。

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かれこれ10数年の付き合いとなる自然写真家・鈴木一雄さん。写真界のなかにあって気心しれた仲間だ。同じ歳ということも波長が合うのかも知れない。これからをどうお互いに写真家として全うしていくかを語り合った・・・。

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最後は椎茸をはじめ野菜たっぷりの僕の特製パスタで締めた~!♡☆ 一雄ちゃんは、めずらしくしたたかに酔い、冬の月が煌々と照るなか気持ちよさそうに家路についた・・・。

 

◆早いもので2020年もあとわずかとなりました。全国のみなさまの温かいお心根をいただき深く感謝申し上げます。ありがとうございます・・・・ 合掌        日本お布施党  党首

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☆長野・Hさま 手作り干し柿  ☆沖縄・Kさま シークワーサー

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☆神奈川・Sさま 近海の魚とサザエ

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早速、料理をしていただいた。サザエは量が多かったので、お隣さんにお裾分けをして喜ばれた。

☆岡山・Tさま 瀬戸内の珍品チョイ干し  ☆東京・Sさま 伊豆の地物ひもの詰め合わせ  ☆愛知・Hさま 創業231年の讃岐・鎌田醤油詰め合わせ  ☆東京・Nさま 自家栽培の冬野菜、果物たっぷり箱詰め  ☆沖縄・Mさま 名護市市制50周年記念・オリジナル泡盛  ☆埼玉・Tさま 白菜、大根、八頭など野菜  ☆東京・Zさま 高級干し椎茸詰め合わせ  ☆沖縄・Yさま 手製の巨大シャコ貝と夜光貝の工芸品   ☆鹿児島・Mさま 手作りクッキーと珈琲の詰め合わせ   ☆岡山・Hさま 高級メロン  ☆長野・Hさま 市田の干し柿4パック  ☆埼玉・Iさま 自家製冬野菜たっぷり  ☆埼玉・Nさま 柚子一箱  ☆埼玉・Tさま 真竹の子の塩漬けなど

◆心より感謝します。ありがとうございました~!♡  合掌

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12月23日、14:25分定刻に那覇空港に到着した。必ず寄る牧志公設市場の友人の与那嶺鮮魚店へ行って地元の魚介類を頼んだ。2階のこれまた馴染みのツバメ食堂に持って来てもらい、まずは1年ぶりの沖縄の旅始めに乾杯した~!♡☆(滞在中に2度行った)

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24日は午前中から那覇市首里周辺を取材した。昨年秋の大火により消失してしまった首里城正殿。御開門は一部残った。

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燃え尽きてしまった首里城正殿前の広場。

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首里城の近くにある玉陵(たまうどぅん)への参道。琉球王国の歴代国王が葬られている陵墓。現存する破風墓としては沖縄最古。2000年に世界遺産に登録。2018年には国宝に指定された。

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首里金城町の石畳道沿いにある金城大樋川。共同の井戸のこと。ここで村人や旅人も炊事、洗濯などをした。

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石畳道の少し奥まった場所にある金城町の御嶽のアカ木の巨樹。

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25日は朝から中部のうるま市勝連南南風原にある世界遺産・勝連城跡(上の写真も)へ。城の本格的な築城は15世紀頃にされたといわれている。標高100mの本丸跡へ登ると海に囲まれて壮大な眺めだ。

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勝連半島から平安座島までの全長4、7㎞の海上を走る海中道路。その先は、浜比嘉島、宮城島、伊計島と橋で結ばれている。写真は浜比嘉島の家々の石垣。

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昔の名残が残る浜比嘉島の集落。サンゴで出来ている路もあった・・・。

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四島の一番奥の島、伊計島の集落の中心。ここに消防団のポンプ小屋や村唯一の共同販売店がある。バスもここが発着場だ。昼飯を食べていなかったので何かないかと探したが、販売店の冷蔵庫のなかに1つだけ弁当があった。島ぞうりも一足買った。

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25日の深夜から体調を崩し酷い嘔吐などを繰り返し、一睡も眠れなかった。午前中も具合いが悪く横になっていてホテルを出たのは午後2時過ぎだった。体調は完全には回復していないので無理はせず、26日は読谷村のやちむんの里へ。この日宿泊することになっていたやんばるの名護市へ行く途中だ。ゆっくりと窯元をめぐり、以前から愛用している読谷村焼・北窯工房の共同売店へ行って中皿3つと小皿2皿を買い求めた。ちなみに現在、読谷村には68軒の窯元がある。

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27日は朝から快晴。体調も少しづつは回復しているが、まだまだ本調子ではない。あまり遠出はしないで近場を取材し、午後6時過ぎまでには那覇へ戻ることにした。最初に向かったのは、大宜味村喜如嘉の芭蕉布の里。昨年も来ているが沖縄戦の影響をほとんど受けていないこの村には、古き良き時代の琉球の村の面影が漂って僕は好きである。

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美しい琉球瓦の家も多く、シーサーも個性的だ。

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東シナ海に面している大宜味村から山越えをして太平洋側にある東村へ。慶佐次にあるヒルギ林を訪ねた。いわゆるマングローブ林だ。

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最後は、名護市辺野古に寄った。現在、地元沖縄の民意が反対し続けている米軍の辺野古新基地建設が急ピッチで進められている。僕の車の前にはちょうど埋め立て用の土砂を運ぶダンプが並んでいた。異様な光景である。ガラス越しにシャツターを切った・・・。

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基地ゲート前には、ヘルメット着用し身を固めた警察の機動隊と雇われた警備員がびっしり。反対して座り込みをしようとする地元人たちを徹底して排除していた。僕は車を道路に止めシャツターを切った。つかさず機動隊員がマイクで「写真を撮るな!すぐに車をだせ!」と怒鳴られた。数枚撮った中の一枚が上記の写真。(2020年11月27日午後15:20分撮影)

◆人物・食べ物・泡盛などについては続編に~!♡☆ ご期待ください~!(⋈◍>◡<◍)。✧♡☆

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12月2日午後3時過ぎから搬入・展示作業がはじまり、5時30分には終了した。左からギャラリー・シリウス担当の望月彩子さん、僕(中央)をはさんで右が作者の橋都とみ子さん、左が写真家・眞月美雨さん、前列右が(株)写真弘社澁井専務、(株)フレームマンのスタッフの人たちと。お疲れさまでした~!♡☆

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南信州・高森町から駆けつけてくれた橋都とみ子さんの夫(中央)を囲んで記念写真。展示作品は、全倍5点、全紙52点、合計57点の見ごたえのあるもの。ぜひ、ご覧ください。

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初日3日、天気がすぐれないのに、駆けつけてくれた写真研究塾「風」同人の眞月美雨さん(左から)、僕、橋都とみ子さん、「風」同人の並木すみ江さん、福浦港の漁師・佐々木幸寿船長。写真家・鈴木渉さん。

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コロナ禍の中なので、慎ましやかに身内希望者のみの「写真集出版・写真展開催を祝う会」を行った。人数は少なく、声は小さかったが熱い写真談議が3時間余り続いた・・・。

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11月28日に初版が刊行された橋都とみ子写真集『家族 紐帯』。右が表紙、左裏表紙。帯と表紙カバーの袖に僕が推薦文を書いている。下は写真展のDM。

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3日前に約1年ぶりの沖縄取材から戻った。6月の沖縄慰霊の日をはさんで2週間ほど取材を組んでいたのだが、コロナ禍の中で中止せざるを得なかった。今回も2か月以上前から予定をし、エアチケットやホテルなど予約を済ませていたので、思い切って実施したのである。島に滞在中に体調を崩し、思うような取材は出来なかったが、写真報告などは今後にしたい。とりあえず何とか無事に帰れたことをご報告します。

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上が朝日新聞の記事。下が沖縄タイムスの記事です。朝日のコラム記事は僕が執筆したが、タイムスの方は、この欄の月曜日担当の・阿部岳編集委員が書いた。彼とは沖縄滞在中にも那覇で会った。20数年来のジャナ―リスト仲間でもある。

朝日新聞の「俳壇・歌壇」欄のこのコラムは俳人、歌人以外はほとんど執筆しないと聞いていたので、依頼のあった担当記者に「僕みたいな門外漢でいいのか・・・」と聞いたら、よろしい。何を書いても結構ですとのこと。但し、自分の俳句ではない、3句以上の俳句を紹介するのが条件だと言う。それでせっかくだから写真家の先輩たちの句を紹介したのである。土門拳、秋山庄太郎、岩宮武二の各氏の句だ。ぜひ、読んで見てください・・・。

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