ピクトリコギャラリーは、表参道ヒルズ裏の路地にあった・・・。
写真家・叶悠眞さん(中央)が作品展の説明をしている。
11日(土)14:00~は山岸伸さん(写真)のトークショーだった。会場は超満員で外で終わるまで待っていた。JPS会長の野町和嘉さんも来ていたので少し話をした。
僕がカメラを向けたら山岸さんも・・・。 山岸伸写真集『輓馬』(朝日新聞出版)を求めたが、単に競馬の写真集ではなく、馬と人の係わりと風土性が描かれた見ごたえのある内容であった。
この5月で満94歳となる写真家・中村咲さんと本の出版のことで会った。昨年出版した『虞美人草 93歳のわたくし』にサインをする咲さん。今度は30年間以上春と秋の2回、巡礼を続けた日本全土のお寺さんとシルクロードを逆に奈良からローマまでを辿った写真をまとめたいと言う。
NPO法人マイフェイス・マイスタイルとスタジオ・ブルーム ルームが主催。撮影を冨樫東正君と本田織恵さんが担当した展覧会。22人が自ら被写体となった。11の壁面にそれぞれの表現があり、ユニークな展示で興味深く拝見した・・・・。
本田さんと冨樫君。2人とは10数年前からの知り合いで、僕が主宰している写真研究塾「風」の合宿によく作品をかかえて参加していた。広告写真をメインに仕事をしているのにもかかわらず、きちんとしたテーマを持って作品作りをしている2人に拍手を送りたい・・・・。 合掌 (後ろの作品は本田織恵撮影)
作品は冨樫東正撮影
2人の先輩にあたる写真家・菱山忠浩君(左)と写真家・塩崎亨君(右)みな門下生だ。
やはり同門の写真家・眞月美雨さん(右)
若い参加者ばかりだったの僕が年の功で、あいさつと乾杯の音頭をとった。
現在、塩崎君が講師を務めている東京写真学園出身の写真家たち。
この日の主役2人を囲んで参加した人たち。モデルになった「見た目問題」の当事者たちも沢山参加していて、通常の写真展のオープニングパーティとはことなり、会場は終始穏やかな雰囲気のなかで盛り上がっていた。
二次会はいわゆる”弟子”の菱山君と塩崎君、それに塩崎君の写真学校時代の同期生である写真家の升谷玲子さんと渋谷で餃子が旨い店に繰り出した。それでも若い頃とは違い、22時30分過ぎにはお開きにし、それぞれが家路へと向かった。僕は久しぶりに「青春」を味わったような気分になったのである・・・。