2017年4月アーカイブ
[no.1025] 2017年4月25日 写真研究会「風」2017年度のスタートを飾る例会が開かれた。『宮沢賢治の真実 修羅を生きた詩人』(今野勉著・新潮社刊)のささやかな”出版慰労会”を開く・・・。
最初は四川料理の店。2軒目は馴染みの琉球料理の店「みやらび」へ。女将で琉球舞踊家の川田功子さん、琉球舞踊家の崎山陽子さんたちと話は盛り上がった・・・。お疲れさまでした。 合掌
僕のアトリエのすぐ近くには、江戸時代には水運事業で栄えた川が流れている。写真の左上辺りが船着き場となっていて武蔵野をはじめ、関八州、遠くは甲斐、信州などからの米や炭などたくさんの物がここに集積されて江戸に船で運ばれていた。
日が傾きかけた頃、ぶらりと散策してみると以前は僕がよく釣に行っていた釣り堀はなくなっていた。美味しいうなぎを食べさせた川魚料理屋、蕎麦屋なども消えていたのだ。もうそんなに時が流れたのだろうか、とあらためて歳月の重みを知ったのである・・・・。
左の英湖さんのお母さんは、長年外交官の妻として、その後は外務副代大臣まで務めた夫を支えた優しいが、心強い人でもある・・・・。
4月10日朝から宮崎県日向市、鹿児島市と巡って14日の夜帰宅した・・・。第38回 日向市美術展覧会の審査がメインの用事であったが、日向市写真協会の昨年に続く写真教室、すでに6~7回は開催している鹿児島県の写団ー黒潮ーの写真セミナーなどの講師もしてきた。親しい友人との再会、写真仲間との新たな出会い・・・。 そして旨い酒、旨い肴をやりながらの語らい・・・。 咲き始めた遅い南国の桜を眺めての楽しい旅であった・・・。 宮崎・日向編と鹿児島編の2回に分けて報告する・・・。
翌11日は10時から日向市文化交流センターで審査開始。応募者数、応募作品数とも昨年を10パーセント余り上まわった。
特選「降臨」秋元信行 僕は講評で次のように書いた。 「題名からだけでは、どこの祭礼か、神事かはわからないが、「神々の國・宮崎」にふさわしい作品だ。厳かな衣裳をまとった三人の少女たちが、けぶりの中から立ち現れたような幻想的な作品である」。
車窓から望む日向灘は穏やかだった・・・・。 このまま宮崎まで行き、鹿児島中央駅行きの特急「霧島」に乗り換えて鹿児島へ。4時間半余りの列車の旅である・・・・。(つづく)
3時間におよぶ手術だったが無事生還・・・。僕は保証代理人として立ち合った・・・。良かったね~!☆
フランス料理のシェフによる美味しい病院食を毎食食べて日増しに元気になっていく・・・。
(写真は琉球料理店・みやらびにて)
烏里烏沙君が中国貴州省の旅に出る前日、相談したいことがあると連絡があった。行ってみると彼の中国・大連外語大学の後輩の呉静さんが待っていた。彼女は日本へ来てから10年、いま(株)神戸製鋼本社で、世界を股にかけたバリバリのOLとして活躍している。
これからは日本の歴史や文化など様々なことを原体験する旅をしたいという。まずは今月中に沖縄に行きたい。ついては沖縄の事について僕にアドバイスを受けたいということだった。僕は27年間、中国の多くの女性たちと会ってきたが、これほどまでに本音で語る女性と会ったのは今までに2人目であった・・・・。 合掌
2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。その直後に報道写真家・石川梵は被災地に向かった。ヒマラヤの奥地の震源地・ゴルカ郡ラブラック村の現地に立った石川が見たものは・・・・。
悲惨な大地震の被害を乗り越えて、強く生きて行く、家族と人々の絆を感じるあたたかな日常生活。忘れていた人間本来の生き方がそこにはあった・・・・。 約1年間かけて村人たちの日々を丁寧に取材した叙事詩的物語である・・・・。
良い映画を観た帰り道、おつまみとビール、酎ハイを買って、家の近くの毎年夜桜を見に来ている公園で今年も夜桜が拝めた~。月も・・・・。ありがたいことです。 合掌
ここ数年は、ほとんどが家から出ない日々を送っている。そのためかすっかりと体中の筋肉が落ちてしまった。特に足回りが自分でもわかるほど筋肉が無くなり、細くなった。両足が太腿からふくらはぎまで攣ることがたびたびある。それも寝ている時に突然、30分間ぐらい痛さが止まらないのだ。でも、何となく家から出る気がしない。ましてや運動をやる気力などがおきないのだ。最近少しづつ家の中でストレッチをやるようにはなったが・・・。
今日は朝から2人に手紙を書いた。1人は写真家の大先輩である芳賀日出夫さん。御年96歳で、400点を超える祭礼の写真を入れた『写真民俗学 東西の神々』(角川書店刊)を贈って来てくれた事に対してのお礼状だ。芳賀さんへの挨拶句も添えた。 「 民俗写真貫きとほす祭りひと 風写 」
もう1人は、公益財団法人政治経済研究所主任研究員の井上祐子さんだ。彼女も『戦中・戦後の記録写真Ⅱ 林重男・菊池俊吉・別所弥八郎所蔵ネガの整理と考察』、『空襲被害を撮影したカメラマンたちー東京大空襲を中心にー』(2冊とも東京大空襲・戦災資料センター刊)を贈って来てくれたのだ。労作の報告書だ。それへの礼状を書いたのである。
長くなったがこの手紙をポストに投函するついでに、気持ちの良い花盛りの日であるから久しぶりに家の周りを歩いて見ようという気がおきたのだ・・・。ぶらぶら写真を撮りながら1時間ほど。下の写真が散歩した順に並べたもの。先月の29日にぶどうぱん社の恒例「櫻見の会」をした樹は、まだ3分咲き程度であった・・・。
イルフォードの新型の印画紙を使い出来上がったプリントを持って記念写真・・・・。