写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2017年4月アーカイブ

 

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左は司会をする望月彩子さん。退職した山下さんの後任者となる。山下夫妻、あいさつをする(株)アイデムの役員。
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オリンパスを退社した後、ギャラリーシリウスの設計から関わって17年間。この間のさまざまな思いを語る山下さんと奥様。
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18:00から始まったレセプション。会場は直ぐにいっぱいになった。
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乾杯の音頭は親しい友人を代表して、JCIIギャラリーの本橋さんが祝辞とともおこなった。
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写真業界関係者をはじめ、多くの写真家たちが参集していた。
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2013年に創立5周年記念 第3回「風」写真展をシリウスで開催して以来、何かとお世話になっている山下さんに、写真研究会「風」を代表してお祝いを述べる同人の眞月美雨さん。来秋に創立10周年記念の「風」展をしたい旨、後任の望月さんにもお願いをした。
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左から田沼武能日本写真著作権協会会長、日本カメラ財団理事の市川泰憲さん、公益社団法人日本写真家協会名誉会員・木村恵一さん、同協会会長の熊切圭介さん。僕が帰ろうとしたときに見えた。田沼さん、熊切さんと話したいことがあったので少し話し合った。
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いま旬で、新進気鋭の写真家・清水哲朗君(左)と「フォトコン」編集長の藤森邦晃君。藤森君とは、昨年に引き続き第28回「人と海のフォトコンテスト~マリナーズ・アイ」展の審査員を僕とともにやることになっている・・・。
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熊切JPS会長と話す僕・・・。
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美雨さんが大ファンだという市川泰憲さんと・・・。うれしそう~!♡
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右から公益社団法人日本写真家協会専務理事で、日本旅行写真家協会会長の山口勝廣さん、写真家・立木寛彦さん、写真家・英伸三さん、写真家・大山謙一郎さん。普段あまりそろわない面々なので記念にパチリ~!☆
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熊切圭介JPS会長と・・・。 熊切さんとはかれこれ35年を超える付き合いとなる。僕がプロ写真家としてスタートを切った時からずーと見て来てくれている先輩写真家の一人である・・・。 合掌

 

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梅雨明けのような晴れ渡った4月23日、渋谷駅近くの渋谷区立勤労福祉会館で、写真研究会「風」の新年度の第1回目となる例会が開かれた。この間、「ライカGINZA SIX」のオープニングレセプションや第189回「一滴(しずく)」句会など欠席をしていたが、「風」は僕が主宰しているため、万障繰り合わせて行かなければならない・・・。
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この日は、岡山、香川、愛知、埼玉在住の同人・会員4人が欠席したが、他の8人は参加した。今期から入会し、長野・飯田市から通って来ることとなった橋都とみ子さん(左端)も2日前に中国・貴州省の取材から戻ったばかりなのに写真約150枚を持って参加した。
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左から事務局と「風通信」編集長をしている鈴木渉同人、並木すみ江同人、海野裕士会員、橋都とみ子会員、塩崎亨同人、長谷川俊樹会員、大久保美帆会員、眞月美雨同人。
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約4時間におよぶ研究会。多くメンバーが近いうちの個展を目指しているので、作品数も多い。構成やタイトル、作品内容を示す文章などにも話は及んだ・・・・。
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研究会が終わった5時過ぎから居酒屋で交流反省会を全員の参加で行い、新入会員となった橋都さんの歓迎と大久保さんが京都造形大学に入学したことを祝って乾杯した。その後、2次会は道玄坂の老舗蕎麦屋で、盛そばを肴にダッタン蕎麦茶割りを呑んだ。「風」の会友である写真家の烏里烏沙君も途中から駆けつけてくれ、一緒に呑んだのである。
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2月25日刊行されたばかりの『宮沢賢治の真実 修羅を生きた詩人』(今野勉著・新潮社)。定価は2.000円+税。プロデューサー・演出家・脚本家である今野勉さん渾身の400ページにもおよぶ大作である。この本の表紙の写真を僕が提供したのだ。
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そんなこともあって編集担当の出版企画部ノンフィクション編集部の堀口晴正君と同じ編集部で2011年に僕の写真と重松清さん、澤口たまみさんとの共著で新潮社から刊行した『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』の担当編集者だった岡倉千奈美さんとで、お世話になったからと僕の慰労会を催してくれたのである・・・。 感謝~!☆  
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最初は四川料理の店。2軒目は馴染みの琉球料理の店「みやらび」へ。女将で琉球舞踊家の川田功子さん、琉球舞踊家の崎山陽子さんたちと話は盛り上がった・・・。お疲れさまでした。  合掌

 

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僕のアトリエのすぐ近くには、江戸時代には水運事業で栄えた川が流れている。写真の左上辺りが船着き場となっていて武蔵野をはじめ、関八州、遠くは甲斐、信州などからの米や炭などたくさんの物がここに集積されて江戸に船で運ばれていた。

日が傾きかけた頃、ぶらりと散策してみると以前は僕がよく釣に行っていた釣り堀はなくなっていた。美味しいうなぎを食べさせた川魚料理屋、蕎麦屋なども消えていたのだ。もうそんなに時が流れたのだろうか、とあらためて歳月の重みを知ったのである・・・・。

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写真家の眞月美雨さんが退院以来、初めての外出。銀座の写真弘社へプリントチェックに行くと言うので付き合った。僕も用事があったからだ。丁度昼食の時間だったので退院祝いを兼ねてささやかなランチを食べた・・・。
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上野公園で「バベルの塔」展のポスターの写真を撮っていると偶然に、工科大客員研究員の遠藤英湖さんとお母さんに会った。今年になって初めだったの記念写真~!
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開会式。主催者を代表してあいさつをする朝日新聞社代表取締役社長・渡辺雅孝さん。
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テープカットをするオフィシャルサポーターの雨宮塔子さん(中央)をはじめ、東京都美術館館長、オランダ王国大使館主席公使、ボイマンス美術館理事など主催者の代表たち。
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左の英湖さんのお母さんは、長年外交官の妻として、その後は外務副代大臣まで務めた夫を支えた優しいが、心強い人でもある・・・・。

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四大ラテン教父の像(1480年頃の制作・作者はアルント・ファン・ズウ”ィレと言われている)
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展覧会会場に作られた「バベルの塔」(1568年頃の制作)の一部をコピーした壁。この他に奇才ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩画2点も初来日して展示されている。奇想天外な怪物たちが跋扈する独創的な世界のボスの画風には圧倒された・・・。
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東京藝術大学COI拠点が「バベルの塔」を立体化し、プロジェクションマッピングをしている。芸術と最先端技術を融合して芸術の傑作に迫る作品は見ごたえがあった・・・。7月2日まで。東京藝術大学Arts&ScienceLAB. 1Fエントランスギャラリー(無料)
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美雨さんは用事があるというので別れ、英湖さんと第42回木村伊兵衛写真賞の授賞式・レセプションへ行った。今年からは会場が変わり、毎日新聞社近くの如水会館となった。右端は市川泰憲さん。
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今年度の授賞者、原美樹子さん。作品名は「Change」だ。授賞式に参加した多くの著名な写真家から「意味が理解できない」、「何がいいの・・・」、「こういうのが流行りなの?」、「感想の言いようがない」、「審査員も含めて思考が違う、別世界の人たち」・・・などなどの感想が聞かれた。僕もこうした表現を個人がするのは良いと思うが、それが日本を代表する気鋭の写真家として評価するのには首をかしげる・・・・。審査員のキャラクターもあろうが、こうも毎年ブレるのはいただけない。木村伊兵衛先生も苦笑していることだろう・・・。

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公益社団法人日本写真家協会名誉会員・木村恵一さんと(株)タムロンの金城さん。
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公益社団法人日本広告写真家協会(APA)理事の永島君と写真家・沼田早苗さん。
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木村さんと写真家・神立尚紀君。
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今年、米寿を迎えた写真界の大先輩・田沼武能さんを囲んで。「いつまでもお元気で、僕ら後輩を指導してくださいませ・・・」と固い握手を交わした。右は写真家で映画監督の石川梵君。彼が監督をしたネパール大地震を題材にした映画「世界でいちばん美しい村」は、好評で全国上映をすることが決まった・・・。おめでとう~!☆

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4月19日、「写真集団・上福岡」の4月例会がふじみ野市立西公民館で開かれた。6月5日から新座ふぉっとプラザで開催される第35回記念 写真集団・上福岡 写真展の出品作品ならびに、DMに載せる写真などがほぼ決まった・・・。第35回記念展にふさわしい力のこもった作品群が揃うと期待している。

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第35回展に20点を展示する個展「記憶の淵」を併設する平松晃四郎会員とベテラン会員となった富田康代会員。反省会会場となった「鳥八」の前で。
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いつも行く焼き鳥「つかさ」の女将が腰を痛めてしばらくは店を閉めるということで、急きょこの昭和の面影が残る店「鳥八」にした。以前にも書いたがこの店は80~70代の兄弟妹3人で切り盛りしている。僕はこの店のたたずまいと物静かな3人の人柄が好きである・・・。手前は「写真集団・上福岡」の竹川義之5代目会長。右奥が事務局の一瀬邦子さん。

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「鳥八」でお手伝いをしていたお孫さん。おばあちゃんが休んでいるので、おじいちゃんに言われて手伝いに来たと張り切っていた・・・。「看板娘」に間違いなくなるね~!☆

 

 

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12日、日向市写真協会の写真教室を終えて13:06の日豊本線宮崎行きの列車に飛び乗り、宮崎からは鹿児島中央駅行きの特急「霧島」に乗り換えた。沿線の桜はまだ満開ではなかったが5~6分咲きで見ごろを迎えていた。(霧島神社駅前の桜)
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車窓の左側に、錦江湾と桜島が広がるといよいよ鹿児島に来たという実感が湧く・・・。ずい分前だが僕が詠んだ句が思い浮かんだ。  晩夏光集めて厳し桜島  風写
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12日の夕方、鹿児島市内のホテルで奄美大島の写真家・久野末勝さんと会う約束をしていた。来年企画中の写真展へ出品予定の作品を見て欲しいと、この3か月間撮影した新作を70~80点持って奄美から来たのである。1か所に何度も足を運んで撮影をしたという。その努力は垣間見れたが、実際候補に残ったのは5点余りだった。引き続きの精進を期待する・・・。
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天然のカンパチ。美味だったが、切り方が薄すぎる・・・。
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久野さんのリクエストで薩摩黒豚のしゃぶしゃぶの旨い店へ行った。
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久野さんとの写真の話が終わった後、鹿児島市内在住の写真家・村上光明君(左)と今給黎祐三さんと合流して一杯やった。2人とも長く親しくしてきた写真仲間だ・・・。
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鹿児島名物きびなごは、刺身よりもこの一夜干しを軽くあぶったものが僕は好きだ。一番旨いのは取り立てのきびなごを七輪の炭で軽くあぶったものが最高である・・・・。
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2種類の出汁でいただけるようになっている鍋。久しぶりの黒豚のしゃぶしゃぶは満足満足であった( ^ω^)・・・。
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”オジサン4人組”で記念写真~!! この後、久野さんと2人で僕が鹿児島に来ると必ずや顔を出す奄美郷土料理「群倉(ぼれくら)」へ行った。女将と久野さんがやたらと話が弾み、気が付いたら0時半を回っていたのだ・・・・。
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翌13日の午前中は、来夏予定している奄美パーク田中一村記念美術館での展覧会の巡回展として、鹿児島での開催を計画している。その会場として候補に上がっている鹿児島信用金庫の天文館にある「鹿信ギャラリー」の下見に来た。右から久野さん、僕、村上君(鹿児島県写真協会会長)。
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ギャラリーの下見を終えてから村上君と世界文化遺産に登録されている仙巌園と尚古集成館へ行った。彼は来年企画中の写真展のために、さくらが撮りたいとの事であった。どこから望んでも錦江湾と桜島、絵葉書的な風景ではある・・・。
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最初に写団「黒潮」を主宰する村上光明君があいさつをした(手前後姿)。
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午後3時からは市内にある村上光明スタジオで、写団「黒潮」主催の写真セミナーが行なわれた。僕と村上君を入れて20人の参加だった。3時間余りの熱の入った写真合評を中心としたセミナーで、僕は相当疲れたのである・・・。 参加した皆さんも最後までお疲れさまでした・・・。
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僕の好物である折れサバ(刺身)。絶品であるよ・・・。
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参加者の有志で懇親会を開いた・・・・。こうして見ると参加者は全員オジサンですね~!
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この日も鹿児島の写真家たちと5人で「群倉」へ二次会として繰り出した。乾杯をしていると女将がテレビ朝日から今、電話があって「ハブの唐揚げ」の写真を撮影してすぐに送って欲しいと言ってきたので撮ってくれませんか、とのこと。僕がレフ版を持ち、村上君が撮影した。
16日、テレビ朝日の「あるある晩餐会2時間スペシャル」という番組で、「どの離島が一番魅力か? 徹底比較~鹿児島・奄美大島の生活」のなかで島民がハブを食べていることを紹介したもの。ちなみに僕が食べている「ハブの唐揚げ」は1080円也。

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奄美郷土料理「群倉」の女将・小島市枝さん。女将に頼まれて奄美で詠んだ句を揮毫した。
一村の終焉の地の穀雨かな  風写
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帰京する14日の午前中、鹿児島市の繁華街「天文館」を歩いてみた。路上で「露天壺発酵の野草酢・神の草」という野草酢を販売している人がいた。興味をひかれたので話を聞き来ながら試飲してみた。写真がその野草、大隅半島の山々には沢山育っているという。(株)芳山坊の加藤憲一代表取締役が「今度ぜひ、大隅へ来てください。僕が案内します」とまで言われたので1本買ってしまったのである・・・。

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飲んでみて、なかなか身体に良い気がする・・・。
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天文館にある創業80年余の老舗のうなぎ屋「末よし」。小説家・児童文学者の椋鳩十がよくこの店のうなぎを食べたという。店内には、彼が揮毫した「末よしや 日本一の うなぎ喰う 椋鳩十」の色紙が飾ってあった。
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僕はめったにうなぎなどは食べない。それは高いからだ。鹿児島は日本一のうなぎの養殖の産地。だから美味いと聞いていたので初めてうな丼の梅、お値段1、420円を食べてみた。まあ~まあ~という味だった。合格!!・・・・。この鹿児島の旅では、もちろんラーメンと黒豚餃子も食べてみたがこちらも合格点だった。
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最後は鹿児島空港で1時間ばかり時間があったので、デパートの山形屋が経営している店に入って芋焼酎を呑んだ。うれしいことに写真のような大き目のカップに並々とついでくれて、一杯290円。思わず3種類の薩摩芋焼酎をぐびーと空けて薩摩の地を後にした・・・・。 合掌


4月10日朝から宮崎県日向市、鹿児島市と巡って14日の夜帰宅した・・・。第38回 日向市美術展覧会の審査がメインの用事であったが、日向市写真協会の昨年に続く写真教室、すでに6~7回は開催している鹿児島県の写団ー黒潮ーの写真セミナーなどの講師もしてきた。親しい友人との再会、写真仲間との新たな出会い・・・。 そして旨い酒、旨い肴をやりながらの語らい・・・。 咲き始めた遅い南国の桜を眺めての楽しい旅であった・・・。 宮崎・日向編と鹿児島編の2回に分けて報告する・・・。

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午後4時過ぎに着いた宮崎は強い雨と風で、飛行機の欠航便まで出て空港内はごった返していた。JR日豊本線で日向市へ向う。車窓からみた光景は強雨の中に沈んでいた・・・。
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僕はローカル電車が好きだ。つまり各駅停車だ。それはそれぞれの土地の人々が利用し、土地の話が聞くことが出来るからだ。 始発駅では2車両には僕一人だったが、直ぐに女学生たちが乗り込んで来て満員御礼状態となった。雨に濡れた髪、生足。そして若々しく華やかなおしゃべり・・・。 僕の頭は缶チューハイの酔いもあってかグルグル・・・・。

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宮崎・日向の名物が並んだ。 地魚の5点盛、鳥炭火焼、鳥のたたき、チキン南蛮・・・・。
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日向市在住の友人、土工冨二夫さん。日向市文化協会の事務局長をしている。雨の中、駅に迎えに来てくれ、夕飯も招待してくれた。感謝~!☆ 彼との出会いは今から30年ほど前になる。池袋の琉球料理「みやらび」出会ったことだった。彼は東京出張でたまたまホテルの近くにあった「みやらび」に入ったのだという。2人は意気投合して飲んだ。

以来毎年、年賀状を送ってくれた。但し、その時以来会ったことはなかった。つまり、年1回、年賀状だけの付き合いが30年余り続いた。正直お互いに顔も忘れていたことだろう。それが昨年、突然に電話があり、日向市美術展覧会の審査を依頼されたのである。不思議なありがたい縁ではある・・・。

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翌11日は10時から日向市文化交流センターで審査開始。応募者数、応募作品数とも昨年を10パーセント余り上まわった。

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その中から厳正な審査の結果、特選「降臨」秋元信行(中央)、準特選「悠久の時」鈴木りえ(左)、「マサイの長老」西村光平(右)が決定した。その他、日向市文化連盟会長賞など12点の入賞が決まった。作品を持つのはボランティアの人たち。
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特選「降臨」秋元信行 僕は講評で次のように書いた。 「題名からだけでは、どこの祭礼か、神事かはわからないが、「神々の國・宮崎」にふさわしい作品だ。厳かな衣裳をまとった三人の少女たちが、けぶりの中から立ち現れたような幻想的な作品である」。

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審査終了後、15時から作品講評会が写真展会場でおこなわれ、30名を超える人たちが参加した。
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初入賞「奨励賞」を受賞した作品の前で柳田かおりさんと、初入選した甲斐豪君と記念写真。かおりちゃんは、いま豪君のサポートを得て、毎週のように熊本地震の被災者を訪ねて撮影をしているという。自らの病気ともたたかう”写心家”である・・・。がんばってね~!☆
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11日の夜、僕が宿泊している日向第一ホテルで、日向市写真協会が主催して歓迎懇親会を開いてくれた。2次会は同協会代表の稲田義美さんたちと日向市の歓楽街へ繰り出し、新鮮な魚をご馳走になったのである・・・・。 感謝~!
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ホテルの僕の部屋からの日向市展望。
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12日、9時から12時過ぎまで、日向市中央公民館において昨年に引き続き日向市写真協会主催の写真教室が行なわれた。参加者は12名と少なかったが沢山の作品が集まった中身の濃い教室だった。延岡からも昨日に引き続き柳田かおりちゃん、甲斐豪君が参加してくれた。
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参加者の有志の人たちが駅前のレストランで僕との昼食会をしてくれた・・・。ありがとう~!☆
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高鍋秋月藩の港町として栄えた美々津港。日豊本線の列車の車窓から。
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長く続く高架の上に延々と太陽光発電のパネルが並んでいた・・・。不思議な光景だ。
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車窓から望む日向灘は穏やかだった・・・・。 このまま宮崎まで行き、鹿児島中央駅行きの特急「霧島」に乗り換えて鹿児島へ。4時間半余りの列車の旅である・・・・。(つづく)

 

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3時間におよぶ手術だったが無事生還・・・。僕は保証代理人として立ち合った・・・。良かったね~!☆

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病院の前の桜は満開だった・・・。
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フランス料理のシェフによる美味しい病院食を毎食食べて日増しに元気になっていく・・・。

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烏里君は、しばらく魚貝類が食べれないからと海鮮居酒屋へ行くことになった・・・。
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(写真は琉球料理店・みやらびにて)

烏里烏沙君が中国貴州省の旅に出る前日、相談したいことがあると連絡があった。行ってみると彼の中国・大連外語大学の後輩の呉静さんが待っていた。彼女は日本へ来てから10年、いま(株)神戸製鋼本社で、世界を股にかけたバリバリのOLとして活躍している。

これからは日本の歴史や文化など様々なことを原体験する旅をしたいという。まずは今月中に沖縄に行きたい。ついては沖縄の事について僕にアドバイスを受けたいということだった。僕は27年間、中国の多くの女性たちと会ってきたが、これほどまでに本音で語る女性と会ったのは今までに2人目であった・・・・。  合掌

 

2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。その直後に報道写真家・石川梵は被災地に向かった。ヒマラヤの奥地の震源地・ゴルカ郡ラブラック村の現地に立った石川が見たものは・・・・。

悲惨な大地震の被害を乗り越えて、強く生きて行く、家族と人々の絆を感じるあたたかな日常生活。忘れていた人間本来の生き方がそこにはあった・・・・。 約1年間かけて村人たちの日々を丁寧に取材した叙事詩的物語である・・・・。

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会場でバッタリ会ったフォトジャーナリストで共同通信社元編集委員の新藤健一さんと。この映画に共感を込めて、ポスターの前でチラシを持って写真を撮った・・・・。 (撮影:眞月美雨)
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映画のチラシ。 監督・撮影・プロデューサー:石川梵 ナレーター:倍賞千恵子 2016年 日本制作 ドキュメント作品 108分
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上映期間中、毎日行われる石川梵監督とゲストによるトークショーイベント。この日は、右から石川監督、作家の田口ランディさん、早稲田大学客員教授の西條剛央さん。
僕は上映が始まる前に石川君と会い、固い握手を交わして「おめでとう。頑張ったね・・・」と言った。彼は「ありがとうございます。よろしくお願いします・・・」と僕の手を握り返した。

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この映画をさまざまな形で取り上げてくれた新聞、雑誌など・・・・。
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ほろ酔い気分でカメラもよれよれブレブレで~す!!
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良い映画を観た帰り道、おつまみとビール、酎ハイを買って、家の近くの毎年夜桜を見に来ている公園で今年も夜桜が拝めた~。月も・・・・。ありがたいことです。 合掌

ここ数年は、ほとんどが家から出ない日々を送っている。そのためかすっかりと体中の筋肉が落ちてしまった。特に足回りが自分でもわかるほど筋肉が無くなり、細くなった。両足が太腿からふくらはぎまで攣ることがたびたびある。それも寝ている時に突然、30分間ぐらい痛さが止まらないのだ。でも、何となく家から出る気がしない。ましてや運動をやる気力などがおきないのだ。最近少しづつ家の中でストレッチをやるようにはなったが・・・。

今日は朝から2人に手紙を書いた。1人は写真家の大先輩である芳賀日出夫さん。御年96歳で、400点を超える祭礼の写真を入れた『写真民俗学 東西の神々』(角川書店刊)を贈って来てくれた事に対してのお礼状だ。芳賀さんへの挨拶句も添えた。 「 民俗写真貫きとほす祭りひと  風写 」

もう1人は、公益財団法人政治経済研究所主任研究員の井上祐子さんだ。彼女も『戦中・戦後の記録写真Ⅱ 林重男・菊池俊吉・別所弥八郎所蔵ネガの整理と考察』、『空襲被害を撮影したカメラマンたちー東京大空襲を中心にー』(2冊とも東京大空襲・戦災資料センター刊)を贈って来てくれたのだ。労作の報告書だ。それへの礼状を書いたのである。

長くなったがこの手紙をポストに投函するついでに、気持ちの良い花盛りの日であるから久しぶりに家の周りを歩いて見ようという気がおきたのだ・・・。ぶらぶら写真を撮りながら1時間ほど。下の写真が散歩した順に並べたもの。先月の29日にぶどうぱん社の恒例「櫻見の会」をした樹は、まだ3分咲き程度であった・・・。

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3月31日の午後、美雨さんの作品プリントチェックのために銀座にある写真弘社へ付き合った。バライタ紙の大四ッ切りサイズで46点引き伸ばすという。そのためのテスト焼きだ。プロフェショナル担当の松淵健君が親切に対応してくれた。
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イルフォードの新型の印画紙を使い出来上がったプリントを持って記念写真・・・・。

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