写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2017年3月アーカイブ

 

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毎年僕が作るカツオのたたき。この日は太平洋でとれた生きのいいカツオが入ったので半分は刺身にした。直径42センチはある益子焼の大皿に豪快に盛るのが特徴。 まず白つまをたっぷりと皿全体に敷いてからカツオを立つぐらいに厚めに切って敷き詰めていく。 その上に青森産のニンニク、大葉、浅葱をやはりたっぷりとかけるのである。 出汁は僕のオリジナル。その出汁を最後に注いだら出来上がり・・・。

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昨日とは打って変わって、風もなく絶好のお花見日よりとなった。先発隊のまずは乾杯~!で始まったのだ・・・。 当日、体調を崩したり、急な仕事が入ったり、交通事情で間に合わなかったりした6人が残念ながら欠席となった。
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花見をしている間にも桜の開花はどんどんと進んだ・・・・。
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「写真集団・上福岡」、写真研究会「風」、日本山岳写真協会、日中写真交流協会、武蔵野市民学校映画を学ぶ会などのメンバーをはじめ、画家、俳人、地元の友人などが16人が参加した・・・。
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参加者が持ち寄った料理やお酒。手作りで美味しかった・・・。
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午後1時過ぎから始まって、4時前まで川沿いの桜の木の下で今年の「櫻見の会」をしたのだ。
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午後4時過ぎから第二ラウンド、会場を居酒屋「三福」へ移した。この店の3代目となる若大将に待望の子供ができた。女児で名前は芙蓉ちゃん、美しく可愛らしい名だ。機会があったら親子で写真を撮ってやることを約束した・・・。
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三福では、これまた恒例となっている松村敏興蕎麦打ち名人(前列中央)による打ち立ての蕎麦が振る舞われた。みんな旨い旨いと日本酒をやりながらあっという間に平らげてしまった。 この会場から新たに3人の参加があった。NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会理事長の烏里烏沙君と「風」のメンバー2人だ。 正面に飾ってある写真は、僕の作品「土佐・津野神楽」だ。

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そして午後7時半からはさらに席を料理屋「魚久」へ移して3ランド目開始。この時にはまだ13人が残り、新たに途中の立ち飲み焼きとり屋で、一緒に飲んでいた地元の3人の青年も合流した・・・・。 兎にも角にも9時間という長丁場をみなさん、本当にお疲れさまでした。90歳の方はキャンセルだったが、この日参加したなかでは、最高齢は84歳、次に79歳が2人だった。  しかし、この後さらに飲み会をしたという。4次会である。もちろん僕は参加しなかったが、皆さんお元気なこと・・・・。  合掌

 

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3月27日午後から「写真集団・上福岡」の前会長の田中栄次さんの奥様、とみ子さんの絵画作品展に出かけた。とみ子さんは僕の写真展に何度も見に来てくれているので、そのお返しと言うこともあった・・・。
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油画「カラスのマイホーム」
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油画「裸婦Ⅱ」
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パステル画「祈願」
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油画家「秩父の夜祭」(※実際の作品は縦位置)
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初日は後1時から始まったが来場者はひっ切り無しだった。
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右から田中栄次さん、作者の田中とみ子さん、「写真集団・上福岡」名誉会員の山本恵子さん、現在同集団の事務局担当の一瀬邦子さん。絵画作品会場で。 田中栄次さんは写真集団の四代目会長を10数年にわたり務めた言わば功労者である・・・。
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一瀬さんからのプレゼント~!☆
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田中ご夫妻と僕とで記念写真。 この十数年間で制作した油画、パステル画19点が展示されていて圧巻であった・・・。
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会場が17:00に終わるので、近くの鳥肉料理の飲み屋「鳥八」へ行った。先日も来たばかりだが、僕はこの店の雰囲気と鳥の旨さが気に入って誘って来たのだ。ここで田中ご夫妻を囲んで4人でささやかなお祝い会をした。この店の創業は1969(昭和44)年、48年前である。今も当時のままの大将、その弟と姉さんの3人で切り盛りしている。昭和の香りの残るいい店である・・・。

 

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3月24日、長倉洋海君の写真展の特別鑑賞会&オープニングレセプションに出席するため恵比寿の東京都写真美術館へ出かけた。右から北海道から出て来ていた世界的に知られる山岳写真家の水越武さん、この日の主役・長倉洋海君、そして僕。2人とも昔から親しい写真の友である・・・。
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17:30分から特別鑑賞会が始まったが、僕らは早めに入らせてもらった。この日、烏里烏沙君と塩崎亨君が一緒に行きたいと同伴した。お陰様でじっくりと鑑賞することができた。長倉君が37年間世界各地で撮り続けて来たドキュメント作品の代表作から近作まで、”激動の世界”の現場で取材した珠玉の170点を展示している。同名の写真集も出版している・・・。

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レセプションで祝辞をのべる公益社団法人日本写真家協会会長の熊切圭介さん。写真会場で僕と2人で30分ほど話しをした。
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あいさつをする長倉洋海さん。「どんな時代であろうと、人と出会い、人を見つめめることでしか、次の時代も新たな世界も見えてこない・・・」と語った。
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(株)写真弘社社長の柳沢卓司さんを囲んで。右から写真家の塩崎亨君、烏里烏沙君、柳沢社長、そして僕・・・。 同美術館で同時開催をしている「山崎博の計画と偶然」(5月10日まで)も観た。山崎さんともかって何度か泥酔したことがある・・・。
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レセプションを早めに上がって恵比寿の酒場に行った。僕が20数年前から通っている店に久しぶりに行ってみた。当時の店員たちは少なくなったが何人かはまだいた。ここで働いていた多くのネパール人たちは祖国に帰国して、現在、タクシー会社の経営、映画製作、専門学校経営などそれぞれの分野で活躍している・・・。

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3月24日、「写真集団・上福岡」の3月例会がふじみ野市西公民館で開かれた。
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3時間余り厳しい写真合評が続く・・・。
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平松晃四郎会員の作品が60点余り並べられた。
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第35回記念「写真集団・上福岡」写真展が6月5日から新座市「ほっとプラザ」で開催される。その中で3年ぶりに個展を開くことになった。今回は平松晃四郎会員が発表することが決まった。半切で20点余りを展示するが、その作品をセレクトする作業をした・・・。
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終わったあと、有志でご苦労さん会を・・・。 いつもの焼き鳥でない店に行ってみた。
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写真を撮ってくれた店員のもがちゃん。
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左が平松晃四郎会員、右が富田康代会員。
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さらに二次会へ付き合った・・・・。
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鶏肉が旨い店だった。焼き鳥とささみのポン酢和え。
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右から竹川義之会長、長老となった村松敏興さん、事務局の栗原秀子さん、一瀬邦子さん。お疲れさまでした( ^ω^)・・・。

 

 

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サロンワークSTATIONに予約をしていた時間に行くと眞月美雨さんのお客さんとして、マリナーズ・アイ展事務局の飯田美映子さんが来ていた。サロンの代表の立花克也さん(右から2人目)とスタッフと美雨さん、飯田さん(3人目)と記念写真を撮った。

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ヘアスタイルとカラーが春の季節にベストマッチ。バッチリと決まって飯田さんは満足そうだった。昨年から美雨さんが専属になったのだという。本当に可愛くなったと思うよ~!
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続いて僕・・・。全てお任せで~す!!
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思い切って髪は短くし、ヘアカラーも春を意識して明るい色にしてもらった・・・。
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お疲れさま~!でしたと、「銀座ライオン」で生ビールで乾杯~!☆!☆ ありがとうね・・・。
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春分の日には、土佐の友人Wさんから文旦やうるめ丸干し、芋けんぴ、塩けんぴ、鰹の生節、唐辛子などが届いた。南国・土佐から一足早い”春の便り”だ。ありがとうございます・・・。 合掌
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”2017 ぶどうぱん社の恒例「櫻見の会」”のチラシ。
◆3月29日(水)午後1時から。集合場所はぶどうぱん社前。近くの新河岸川岸辺の桜並木で行います。◆会費は無し。但し参加者はお酒ならび、おつまみなど1品以上持参すること。ここでは僕が毎年土佐の豪快なカツオのたたきを作って振る舞います。

◆4時からは席を居酒屋「三福」に移して松村敏興蕎麦打ち名人による本格的な手打ち蕎麦を肴にまた花見の会の続編を行います(こちらは実費を頂きます)。◆ゆっくりとやっていますので、都合のつく方はぜひ、お越しください。待っています~!☆

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「櫻見の会」の場所。2017年3月22日撮影。もうだいぶ蕾はふくらみ始めていた。29日には4~5分咲きとなるだろう・・・。楽しみだね~!☆

 

 

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今年もマリナーズ・アイ展の季節が巡って来た。作品募集の締め切りは、5月12日(金)と少し例年より早い。ふるってご応募ください。 審査員は僕の他に、ゲスト審査員として昨年に引き続き(株)日本写真企画「フォトコン」編集長の藤森邦晃さんだ。
★入賞・入選作品の展示は、2017年6月27日~7月3日 横浜・みなとみらいギャラリーで行われる。★会期中の7月1日(土)午後2時から4時まで。僕が作品講評をする(無料)。参加自由ですのでぜひ、お出でください。
★巡回展として、9月4日~17日 北九州ひとみらいプレイス 9月26日~10月12日 神戸海洋博物館、さらに全国の海の記念行事などでも展示される予定です。 ★詳しいお問い合わせは、マリナーズ・アイ展事務局まで。TEL:03-3475-5391

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現代日本画壇の海洋画を一堂に集めて毎年開催されてきた第32回日本の海洋画展は8月21日~27日 東京芸術劇場5F展示ギャラリー 、9月12日~17日 北九州市黒崎市民ギャラリーにおいて開催される。
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2017年、つまり今年になって初めて家の近くの居酒屋「三福」へ出かけた。恒例のぶどうぱん社の櫻見の会の打ち合わせも兼ねてだ・・・。
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平貝の刺身、付け出しは、アジの酢締め、平貝の肝は美味だった。そしてレバのレア焼き。
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ホタルイカの刺身とカシラ、タン、ネギ間などのヤキトリ。僕は焼き鳥はたれも塩も使わず素焼きが好きだ。少量の味噌をぬって食べるとモツの味が出て旨い。
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最後に肉じゃがも・・・。
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その足で、これまた今年初の韓国料理店「南大門」へ。店主の李ルセ君と眞月美雨さん。昨年のぶどうぱん社の望年会以来だ。
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この店絶品の白菜のキムチと5種類のナムル盛り合わせ。
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「兄貴久しぶりですのでどんどん食べてくださいよ~」とルセ君がサービスしてくれた。感謝~!!
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酒は奄美群島・喜界島の黒糖焼酎「朝日」と決めている。これがまたキムチとよく合うのだ・・・。
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今が旬の櫻タイと筍のカルパッチョと豆腐海鮮サラダ。(近所の居酒屋で)
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筍と豚肉の味噌焼。美味だった・・・。
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3月15日、午前中から都内で用事があったので、その足で写真展を巡った。まず、向かったのは新宿でやっている吉村和敏君の写真展だ。彼は僕の写真学校の後輩が経営していた印刷所に勤めていたこともあって、写真家になる前の若い頃から知っている。
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いまや彼は、若手の新進気鋭の人気写真家だ。出版する写真集はどれもよく売れている。久しぶりの再会、「頑張っているね・・・」と握手を交わした。
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次に向かったのは、中野坂上の写大ギャラリーで開催している「土門拳の原点」。先生がまだ若い頃、戦前の時代に撮影した作品だ。ほとんどが見たことのある有名な作品だったが、何枚かは僕が初めて見るものもあった・・・。
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写真家の眞月美雨さんも見に来た。写大ギャラリーでの土門拳先生のオリジナルプリント展はこれで2度目だという。
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写真展のポスターと・・・。写真は「水浴び 静岡県伊豆狩野川」1936(昭和11)年撮影

この後、先日にも紹介した練馬区立美術館で開催している田沼武能肖像写真展に行った。前回はオープニングレセプション当日とあってじっくりと見れなかったので再度出かけたのだ。お蔵出しコレクション展もゆっくりと鑑賞した。夕方、練馬駅前にある中華料理の店で、烏里烏沙君と待ち合わせて写真展のことやチベット取材のことなど話し合った。この店の料理は黒酢のスブタをはじめ、本格的で安くて旨いから何度でも来てしまうのである・・・・。

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旬の筍、三つ葉、春菊、しめじ、長ネギなどを使ってのスキ焼。主役は何と言っても讃岐のオリーブ黒毛和牛だ。Sさんが送ってきてくれた牛肉を使って2度目の調理をしたのだ~!! 感謝~!☆!☆
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野菜肉炒めを作っているところ。これが讃岐オリーブ牛の肉を使っての最後の料理。
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は~い5,6分で出来上がり。最後に喜界島の胡麻を振りかけて完成です。野菜にたっぷりと肉汁がしみて美味しかった・・・・。 あらためて高松のSさん、ありがとう~!☆   合掌

 

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東日本大震災によって亡くなった方々をはじめ、被災された多数の被害者の方々に、心からの哀悼の意と、お見舞いを申し上げます。 合掌   (写真は、僕の故郷・上州の実家の前にある道祖神)

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上の3点の写真は、2011年9月8日、大震災がおきてからようやく半年を迎えようという時期に、岩手県の三陸海岸にある宮古市で撮影したもの。市内の田老町や浄土ヶ浜周辺を巡って、シグマDP1で撮った。(詳しい内容については、僕のブログの2011年3月10日付を見てください)

僕にとっての岩手県は”第二の故郷”と呼でも良いような関係が深い土地だ。20代から通い始めて40年余り・・・。いったい何回訪ねただろうか。震災がおきる直前まで『宮澤賢治 雨ニモ負ケズという祈り』(新潮社)の出版に向けての取材で通っていたのだ。

石川啄木、高村光太郎、宮本百合子、柳田國男、林芙美子、松尾芭蕉、高浜虚子、土井晩翠、金田一京助、野村胡堂などなど多くの文学者も岩手を愛している・・・。そんな美しい土地が震災で破壊されてしまったかと思うと正直、足がなかなか向けられなかったのも真実である。心から真の復興が進みますよう願っているし、何か少しでも役立つことができればと思っている・・・・。  合掌

 

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3月8日、午後6時から常磐線南柏駅近くのセレモニーホール東葛会堂において、岡井耀毅さんのお通夜がおこなわれた。翌9日、午前11時30分からは告別式がしめやかに取り行われた・・・。合掌
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岡井さんが生前代表を務めていた俳句同人の会「一滴(しずく)」の同人たちを中心に関係者が喪主である岡井禮子さん(中央)を囲んで記念写真。 ちなみに「一滴(しずく)」という発案は僕がこの句会が創立される時にして、参加者全員の総意により決まったものである。
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「一滴」の選者である俳人の中原道夫さんを祭壇の前で。もうかれこれ5年程「一滴」の句会に来てもらっている。僕が知り合いと言うこともあり、岡井さんに頼まれてお願いしたのだ。
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僕も岡井さんと最後のお別れをしたあと、棺の前で撮影をした・・・。    (撮影:丸橋ユキ)
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禮子夫人(右)とあいさつを交わす参拝する人たち。「一滴」同人のメンバーの人たちはこの式の裏方を手伝った。「一滴」の会計を担当している栗原けいこさん(中央)。
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葬儀場でのお清めの後、近くの居酒屋で二度目のお清めをした。「一滴」の同人たちが中心となって、写真家、「アサヒカメラ」元副編集長たち15人が参加した。
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僕と仲の良い写真編集者の堀瑞穂さん、今年「一滴」に加入した山岳写真家・故青野恭典さんの奥様のハツ子さん。
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中原さんを囲んで語る。右隣は写真家の飯島幸永さん。彼も以前は「一滴」に入っていた。
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「一滴」の事務局長の内田露光さん(右上)たちと。
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「一滴」の同人たち。右から一生さん、瑞穂さん、悠花さん。
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悠花さんは、日本写真作家協会理事、日本写真著作権協会理事も務めている・・・。この宵は、いつまでも岡井さんの思い出話に花が咲き、献杯を繰り返したのだった・・・。

岡井耀毅さんとの思い出は沢山ある。おいおい書いて行きたいと思っている。   合掌

 

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上空から見るヒマラヤ山脈の東、チベットの東地域の山嶺。
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夕暮れの標高4910mの布丹拉山から東チベットの山稜を望む。手前にはためくのはタルチョー(祈禱旗)。SDIM0444.jpg
ラサの都にそびえる歴代ダライラマのポタラ宮殿。創建は7世紀といわれている。
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東チベット、カム地方の道路では、巡礼をしている人々とよく出会う。
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ディンプルナラリン(標高:6135m)
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ガロンラ峠に咲いていたシャクナゲ
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尼洋河
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ナムチャバルフ(標高:7782m)       (*これより上4点の写真撮影は烏里烏沙君)
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ギャンツェにある1418年創建のバルコン・チョーデ(白居寺)。本堂に描かれる砂曼陀羅。

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ラサの西280Kmにあるシガツェは、標高3900mのチベット第2の街だ。1477年創建のタルシンポ寺の仏塔。

 

<チベットカム山岳研究会企画No.170608>  ~心の旅、未知の旅~

◆ 旅行期間:2017年6月8日(木)~19日(月)12日間

◆ 旅行費用:518.000円(*参加人数によって費用は変わります)

◆ 募集人数:8名(*少人数でも実施します)

◆ 募集締切:2017年3月31日(金)まで

☆ 企画:チベットカム山岳研究会 NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会

☆ お申込み・問い合わせ:NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会事務所

〒176-0012東京都練馬区豊玉北6-23-11-504

☎&FAX:03-5912-1233  e-mail:wusa@gesamedo.or.jp

http://www.gesanmedo.or/jp

(詳しい内容について知りたい方には、パンフを送ります。また説明会も行います)

※この企画は、NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会(ゲーサンメド)の会員によるクラブ行事として実施しており、旅行社が主催したり手配をするものではありません。行先はいづれも通常のツアーでは、ほとんどが行ってない未知の領域です。

僕はもとより、『茂木陽一 世界を釣る』の著者で、世界100ヶ国、300回の遠征記録を持ち、国内の離島の海はほとんど制覇している希代の釣師・茂木陽一さんが参加。旅の中でヤルツァンポ河などで4回釣りの計画を立てています。それに現地生まれで地元の地理に詳しい彜族出身の探検家であり、写真家でもある烏里烏沙君も同行します。すでに6人の参加が決まっています。

ぜひ、みなさん、一緒に愉快な旅を楽しみましょう~!☆!☆  合掌

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荒地野となりたる町の流し雛  風写   小女子の目に春愁のありにけり  風写

上句は、6年前の3,11東日本大震災直後に詠んだ一連の句の中のものである。早いものでもう6年の歳月が流れるが、今だ故郷に帰れない避難民は10万人を超えている。そしてまた、女児のいる家で幸福や成長を祈る雛祭りが巡って来た・・・。

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親しい写真仲間の林義勝さんが銀座で写真展をしているので出かけた。会場に着いたらこれまた仲の良い写真家・鈴木一雄さんがいたので一緒に写真を撮る。同世代の3人でいつの日か面白い企画を考えようと話し合っている・・・・。(右から鈴木、林、僕)
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文学者の中西進さんが探った日本名作小説の42の原風景を写真家・林勝義の眼で捉えた42作品を展示している。 志賀直哉『城の崎にて』、川端康成『古都』、島崎藤村『夜明け前』、太宰治『富嶽百景』、宮本百合子『播州平野』、森鴎外『雁』、夏目漱石『三四郎』、樋口一葉『たけくらべ』など42編の小説の舞台を3年間かけて取材している・・・。

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写真家・眞月美雨さんも2人とは顔見知りだ・・・。
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東松照明さんが1969年12月15日に刊行した写真集『おお!新宿』(発行:写研 定価:960円)の表紙と中ページより。 この写真集は1972年に都内の片隅のおばあさんがやっていた小さな古本屋で求めたもの。東松さんが詩人・長田弘宛ての直筆サインも記されている。
写真集には悲痛ともいえる東松さんの叫びが裏表紙に綴られている。若かった僕はこのメッセージに完全にいかれた。その最終章の一節を紹介する。「1969年冬 新宿の街を吹き抜ける風はめっぽう冷たく ’70年から逆流して現在に荒れ狂う鉄の暴風によって<<自由>>は吹きちぎられようとしている 国家権力の黒い影が・・・・・・・・おお!新宿」

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3月2日の19:00から東松照明さんの奥様で、今回の作品のプリンターである東松泰子(右)さんを迎えての内覧会が開かれた。
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左から写真家の芥川仁さん、森山大道さん、桜井秀さん。
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宮崎市から上京した芥川さんと銀座にある新居ギャラリー代表の新居龍太さん。
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写真家の沢渡朗さん(中央)も出席していた。
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桜井さんは、東松照明さん、丹野章さん、細江英公さん、奈良原一高さん、川田喜久治さん、佐藤明さんの6人が結成したフォトエージェンシ「VIVO」の暗室マンをやっていた。解散することが決まった後に入って来たのが森山大道さんだ。その後、森山さんは細江さんのアシスタントとして働くことになったのである。協同組合日本写真家ユニオン前理事長の芥川さんと熱い話をしていた。

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久しぶりに森山さんに会ったので記念写真を撮った。美雨さんは彼の大ファンだというので一諸に・・・・。(撮影:芥川 仁)
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熊切圭介写真展の会場で。右から写真家の福永一興さん、木村恵一さん、公益社団法人日本写真家協会会長・熊切圭介さん。
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左から熊切圭介さん、英伸三さん、木村恵一さん、3人とも同世代である・・・。
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オープニングパーティーには、大勢の人々が駆けつけていた・・・。
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熊切圭介さんと僕・・・。 熊切さんは、日大芸術部時代から写真家・丹野章さんの助手を務めていた。言わば丹野さんの一番弟子である。僕は丹野さんには写真については何一つ学んだことはなかった。でもいつも「小松は丹野の弟子」と多くの人たちから思われていた。日本リアリズム写真集団、協同組合日本写真家ユニオン、「反核・写真運動」、「憲法を考える写真人の会」などではいつも一緒に行動していたが・・・・。

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左から第一回飯田市藤本四八写真文化賞を受賞した97歳になる芳賀日出夫さん、第二回同賞を受賞したのは僕。芳賀さんの長男で写真家・芳賀日向さん、公益社団法人日本写真家協会名誉会員の木村恵一さん。芳賀さんは、今年で97歳、僕の耳元で「もう俺はいつ死んでもおかしくない。小松君、元気で良い写真を残してくれ・・・」と手を固く握りしめたのである・・・。

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香川県の僕の写真の弟子の一人であるSさんから讃岐オリーブ牛(黒毛和牛)が大量に送られてきた。 レンズが壊れてしまって撮れないと言うので、僕が使用してないレンズがあったから送った。このことに対してのお礼なのだろう。送ったのは、F2.8 24ミリ~70ミリのレンズである。これからの写真創作活動に少しでも役立ってもらえればうれしい限りだ。
さつそくその黒毛和牛の肉を使ってすき焼きを作った。下割りの汁は、喜界島の黒糖、みりん、日本酒、昆布つゆ、出汁醤油、などなどで作った・・・。木綿豆腐、どんこ椎茸、舞茸、シラタキ、長ネギ、春菊、白菜、はんぺん、麩・・・などを入れた。漬け汁にはヨード卵光と喜界島の胡麻。 僕がすき焼きを食べたのは、もう何十年前になるのか思い出せないくらい昔のことではある。何はともあれ美味しかった・・・・。 合掌

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