写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2016年12月アーカイブ

 

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僕のアトリエの窓の風景(撮影:2016年12月29日)
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12月28日、午後3時から大衆食堂・酒場「三福」でここ10年間毎年開いて来た”最後の望年会”をした。参加者は写真研究会「風」のメンバー、「写真集団・上福岡」のメンバー、日中写真交流協会のメンバー、編集者、画家、俳人、写真家など18人が参加してくれた・・・・。
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参加者一人一人が今年を振り返り、新年の抱負や目標など語った。写真家で写真研究会「風」同人の並木すみ江さんが決意を語る。
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これまた恒例の記念写真撮影。仕事を終えて1次会の終わるギリギリに会場に着いた写真家の烏里烏沙君と眞月美雨さんも合流してパチリ~!!!
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二次会は席を焼肉・韓国料理「南大門」移して6時過ぎから始まった。二次会には新たに参加した編集記者の遠藤英湖さんを含めて14人が参加した。2人の女性に囲まれて笑み満面の烏里君。右は日本中国写真交流協会会長の若山美音子さん。左は美雨さん。僕と烏里君は今年、同協会の顧問就任を依頼されてなっている。
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83歳の川越山岳写真倶楽部代表の利根川さん(左)。毎年参加してくれている。
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俳人の笠原茂舟さん(左)と写真家の中村咲さん。二人合わせて御年174歳だ。みなぎる元気パワーをもらった・・・・。 合掌
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左は写真家の佐藤忠さん(79歳)。みんな元気でこの後もまだ飲み会は続いた。それでもさすがに午後11時前にはお開きにした・・・・。

◆今年もあと3日、皆さまのお心使いに感謝しながら新年を迎えようと思っています・・・・。   皆さまがご健勝で、初春を迎えられることを心から祈っております。 合掌    日本お布施党 党首

☆鹿児島・Mさん くるまえび一箱  ☆岡山・Hさん あたご梨(別名ジャンボ梨)箱詰め  ☆埼玉・Kさん 薩摩芋焼酎「赤兎馬」1本  ☆埼玉・Rさん キムチ詰め合わせパック  ☆東京・Mさん 芋焼酎「赤霧島」1本 ☆埼玉・Mさん   芋焼酎「黒霧島」1本

12月26日、5日ぶりに家から出た。22日に内科、眼科、呼吸器科の3つの病院を受診しに外出した以来だ。この時には薬をもらうために薬局も2つ回ったのでお金はかかったのは言うまでもないが、疲れた1日だった・・・・。

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写真研究会「風」同人の眞月美雨さんにヘアカラーとカットをしてもらうために都内の美容院へ行った。僕の髪型は2013年5月に偶然に鹿児島でヘアーカットをしてもらって以来、すべて彼女に任せている。もう3年7か月の歳月がたった。早いものである・・・・。
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美雨さんは、新進気鋭の写真家としてもがんばっているが、ヘアメイクアップアーティストとしてのキャリアは長く、実績もある。その仕事ぶりには評価が高い。この日のヘアースタイルは新しい年を迎えるにあたっての決意と、カラーは新春をイメージした彼女のオリジナルカラーだという。いかがでしょうか。年甲斐もなくなどとは言わないでくださいね・・・・。

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池袋にある東京芸術劇場での打ち合わせ時間までまだ2時間ほどあったので、創業してから60余年になる駅前の居酒屋へ行った。この店は朝からやっているが、いつも満席状態だ。1Fから3Fまでどの階も同じ。特に1Fのカウンターは常連客で占められている。7~80種類の安いつまみのメニューがあるのがいい。僕は白ホッピーのセットをもらい、肴は付け出しのホタテのサラダ、煮凝り、生牡蠣のポン酢、根昆布の酢締め、マグロのコロッケを頼んだ。そしてホッピーの中、つまり焼酎だけ2合。これで締めて2、600円だった。貧乏写真家をはじめ庶民には心強い味方だ。

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出版の打ち合わせのあと、鮮魚店がやっている居酒屋へ行った。少し遅れて仕事を終えた美雨さんも合流。房総沖で採れる魚をメインにいただきながら、僕は薩摩芋焼酎のロックをやった・・・・。
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「もう一杯軽く飲みましょうか」ということで琉球料理「みやらび」へ。ここは馴染みの店だから安心して飲める。もちろん沖縄オリオンビールの生と泡盛をやりながら豆腐料理ばかりを4種類いただいた。泡盛は宮古島の「菊の露」と決まっている。僕はこの酒が好きだ・・・・。先月に取材に行った中国四川省大涼山のイ族が使う伝統的な漆しの酒器で嬉しそうに呑む岡田さん。

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右から(株)勉誠出版社の岡田林太郎社長、「みやらび」の女将で琉球舞踊家の川田功子さん、美雨さん、僕、そして琉球舞踊家の崎山陽子さん。美味しく頂きました。2016年もありがとう~!☆            合掌

 

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来年の写真展に向けた最終的な構成や、各写真賞への応募作品の詰めなど活気ある合評が続いた。
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2016年の最後の「風」の例会が渋谷区立勤労福祉会館で18日におこなわれた。この日の参加者は、僕をふくめて9人。北海道大学時代から写真部で活動していたという25歳のK君(右端)が写真を持って見学に来た。新会員の長谷川君(左端)の紹介で参加したのだ・・・。
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例会が終わったのは午後5時。会館前の公園通りはイルミネーションに彩られていた・・・。
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参加した全員で、近くの居酒屋へ席を移し2016年の忘年会をした。見学に来たK君も参加した。
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「2016・第59回JCJ賞特集号 日本ジャーナリスト会議」を持つ鈴木渉「風通信」編集長と今年入会した大久保美帆会員。 この小雑誌は、東海大学文学部広報メディア学科の9人の学生がジャーナリスト会議と協力して取材・編集したもの。僕をはじめ、今年受賞した毎日新聞社会部、神奈川新聞、ジャーナリスト・松本創さん、毎日放送、テレビ朝日報道ステーションなどの受賞内容をを報じ、インタビュー記事なども載っている。

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今年、4人の新しい仲間が「風」に入会した。左から海野裕士君、長谷川君、大久保さん。この日は欠席したが中村咲さん。来年も大いに頑張ってほしい~!☆
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美雨作品の前で・・・。 (12月20日撮影)
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銀塩バライタ紙の引き伸ばしのプロとして知られるプリンターの金子典子さん(左)が見に来てくれた。眞月美雨さんの暗室技術の先生だ。来年から自身のワークショップを開校する予定だ。
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写真展を閉めてから神宮前で行われている「ザ・ノース・フェイス誕生50周年記念パーティ」に烏里烏沙君と眞月美雨さんも参加した。表参道通り・原宿通りのイルミネーションがきれいだった。
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一時は会場の外も200人以上の人でごった返していた。写真はオープンしてから2時間半が過ぎた頃。それでもまだ人は多かった。
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会場の中もご覧の通り。プロスキーヤーの三浦雄一郎さんとその長男・豪太君なども参加していた。
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友人の「ザ・ノース・フェイス」や「ゴールドウィン」の役員や社員とは一応あいさつはした。
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余りの人の多さにほどほどにパーティーは退散した・・・。 表参道界隈で越後の料理と酒を出す店がある。久しぶりにそこに行ってみた。3人で舌鼓を打った料理の一部。締めは、烏里君はササニシキの鮭茶漬け、美雨ちゃんは鱈子のおにぎり。僕は何といってもへぎ蕎麦である・・・・。
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2016年の師走もあとわずかに・・・・。 合掌

 

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12月16日、銀座にあるフレームマン・ギンザ・サロンにおいて第8回ゲーサンメド公募写真展が始まった・・・。
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僕の特別出展作品。チベットのシガッェで2012年5月に撮影したものだ。
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写真家・眞月美雨さんの作品。先月に中国四川省大涼山で撮影したものだ。圧倒的にデジタルカメラ撮影が多い中で、二眼レンズカメラ(6X6サイズ)でフイルム撮影をしている。今回の写真展のなかでも注目を浴びていた。
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11月に中国四川省大涼山へ撮影に行ったメンバー全員が揃ったので記念写真を撮る。橋都とみ子さん(左2人目)は、長野の飯田市から、佐々木幸寿君(3人目)は、神奈川の湯河原から、90歳の中村咲さん前列左)は、埼玉の奥地から来たのだ・・・・。お疲れさまでした。
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午後7時から近くの居酒屋で始まった懇親会には、思いのほか大勢の30人を超える人たちが参加してくれた。乾杯の音頭は公益社団法人日本写真協会大平温業務執行理事。
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各テーブルとも大いに盛り上がっていた・・・・。
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(株)ニコンイメージングジャパンの相馬さん(左)、相川さん(僕の隣)も参加。日中写真交流協会会長の若山美音子さん(左から2人目)も参加してくれた・・・・。
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画家の美崎太洋さん(右から2人目)、俳人の笠原茂舟さん(左から2人目)も参加してくれた。翌朝からインドへ2か月間余り取材に行くという写真家の菱山忠浩君(右手前)も駆けつけてくれた。
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大平さんと美雨さん・・・。
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右から大平さん、この写真展の主催団体であるNPO法人の理事長の烏里烏沙君、若山さん、公益社団法人日本写真協会事務局の神山京子さん、僕に美雨さん。

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2人は大の親友だという・・・・。

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大平さん、尾畑正光公益社団法人日本写真協会理事もいい気持ち・・・・。
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僕も”美女”に囲まれて・・・・。
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右はNPO法人理事の大岩さん、左から3人目は、写真研究会「風」会員の海野裕士君。

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12月15日、「写真集団・上福岡」の12月例会と恒例の忘年会が開かれた。今回の参加者は顧問の僕を入れて14人と例年と比べると少し寂しかった・・・・。
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忘年会には毎年、松村敏興会員の手打ちそばとフグのひれ酒が振る舞われることになっている。手前で真剣に蕎麦を打つ松村会員。人気の蕎麦店を出すほどの腕前だ。
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蕎麦を切る手さばきは美しい。当然、写真もベテランの域に達している・・・。
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この日差し入れされた美味しいお酒・・・・。手前はフグひれ酒。
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料理もみな手作り。打ち立て新蕎麦の他に赤飯や松前漬け、チーズ、かまぼこの燻製、野菜サラダ、鳥のから揚げ、お漬物など多くの差し入れがあった・・・・。 ありがとう~!☆
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それぞれのテーブルを回ってパチリ~!☆ 36年間会に在籍していた名誉会員の山本恵子さんが来てくれた。昨年参加した鈴木孝雄さんはこの10月に他界した。心からのご冥福を祈ります・・・・。 合掌
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前会長の田中栄次さん(後列)と記念写真。この日は奥さんも一緒に参加してくれた・・・。
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二次会はいつもの「焼き鳥つかさ」で。先月も待っていてくれた美容師の前島晶子さん(中央)がこの日もいた。銀座で開く展覧会に来てくれると言っていた・・・。
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上野にある東京都美術館にゴッホとゴーギャン展を観に行った・・・・。
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2人の画家に興味を強く持っていた美雨さんと・・・・。
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ゴッホとゴーギャンがお互いの椅子をモチーフに描いたものを模倣した椅子に座って・・・・。

 

◆全国の皆さまの心のこもった贈り物に感謝いたします・・・・。 合掌  日本お布施党 党首

☆埼玉・Hさん 南薩摩の芋焼酎 幻の露  ☆埼玉・Yさん 手作り梅干し

 

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賞の選考経過を話し、あいさつをする公益社団法人日本写真家協会(JPS)会長の熊切圭介さん。
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第42回「日本写真家協会賞」の賞状と記念品の盾を渡す熊切会長と松本徳彦副会長。受賞者は高栁昇さん(右)。
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授賞のあいさつをする高栁さん。 贈呈理由は、「我が国を代表する写真家の写真集を数多く手掛け、その仕事は国内外で高く評価され信頼を得ている。写真家の表現である写真集の印刷への貢献は計り知れなく、写真文化の発展に大きく寄与していることに対して」である。
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株式会社東京印書館の下中美都社長(前列左から2人目/平凡社社長でもある)をはじめ、社のスタッフの人たち。高栁さんは取締役員で統括プリンティング・ディレクターをしている。
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高栁さんのご家族とともに・・・・。
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第12回「名取洋之助写真賞」を授賞した川上真さん(代理のお父さん、左から3人目)と同賞奨励賞を授賞した和田芽衣さん(左から4人目)を囲んで。
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平成28年度JPS会員相互祝賀会に参加した人々・・・。
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(株)ニコンイメージングジャパンの相川さん。
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「娘(病)と生きていく」で、奨励賞を受賞した和田さんのご家族と師匠の写真家・佐藤秀明さん(中央)
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JPS前会長の田沼武能さんと御年96歳となるJPS名誉会員の芳賀日出夫さん。
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久しぶりに会った芳賀さん。僕との付き合いは30年以上となる。飯田市藤本四八写真文化賞の第1回授賞者が芳賀さんで、僕が第2回目に授賞したということもあって親しくさせてもらっている。
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右から熊切会長、(株)ニコンイメージングジャパンの役員の森さん、写真家の大石芳野さん。
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JPS山口勝廣専務理事(左から)、尾畑正光公益社団法人日本写真協会理事、一人おいて加藤雅昭JPS理事をはじめJPSのメンバーたちと。
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写真家の川口邦雄さんと(株)写真弘社社長の柳澤卓司さん。
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高栁昇さんのご家族と・・・。僕の代表的な写真集『雲上の神々ームスタン・ドルパ』、『ヒマラヤ古寺巡礼』をはじめ、十数冊の仕事を一緒にしてきている。良きパートナーである。
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高栁夫妻と熊切会長。
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木村恵一JPS名誉会員と日本写真文化協会前会長で、公益社団法人日本写真協会副会長の大石直臣さん。
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僕が若い頃に入っていた「英写真塾」の塾長だった写真家の英伸三さん(左)と、写真家の立木寛彦さん、桑原史成さん。
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(株)フレームマン社長の奈須田一志さんと川口さん。
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前列左から熊切会長、木村名誉会員、後列左から大石さん、山口専務理事、松本副会長、僕、清水前JPS事務局長、元JPS理事の高井潔さん。

 

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2001年の発足してから15年間、毎月必ず句会を開いて来た「一滴会(しずく)」も今回で185回目の句会を迎えた。師走の小春日の9日に、いつもの新橋・生涯学習センターで行われた。
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席をニュー新橋ビルにある「志ん橋 ひでや」に移して、年間賞の授賞式ならびに忘年会をおこなった。15年間におよぶ一滴会の歩みと思い出、今後の決意を語る代表の岡井輝生さん。
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この日投句された45余りの句から特選5句、入選十数句を選ぶ俳人の中原道夫さん。
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この日の参加は14人だった。欠席投句も2人あった。ちなみに僕の俳号は小松風写。この日は3句投句した。以下に記す。 先月、中国・四川省大涼山のイ族の村々の正月行事を取材したときの情景を詠んだものである・・・・。
◆冬ざれの村に谺す豚の悲鳴(こえ) 中原道夫選:特選  ◆小春日の豚解体をただ待ちぬ  中原道夫選:入選  ◆寒暁や豚焼くけぶり村被ふ  (同人選:3点句)

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年間最優秀賞を受賞した書家の豊田瑞穂さん(左)と年間優秀賞を受賞した元「フォトコンテスト」編集長の板見浩助さん。
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年間優秀賞を受賞した奥田三喜さん。
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忘年会のメイン料理は鳥鍋だった・・・。 手前は、元「アサヒカメラ」編集長の岩田溢平さんと日本写真作家協会理事、日本写真著作権協会理事の今井田悠花さん。2人とも会の同人である。
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右から会の会計担当の栗原けいこさん。年間努力賞を受賞した。隣は岡井輝生代表。創立時から代表を務めている・・・・。お疲れさまでした。
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俳人の中原道夫さんとは、かれこれ20年におよぶ付き合いだ・・・・。
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久しぶりに、会が終わった後、中原さんと共に何人かでホテルオオクラ東京にあるオーキッドドバーへ行った。Xマスシーズンの頃に来るとホテルの前には大きなツリーが飾られている。右から一滴会の事務局長・内田露光さん、リコージャパン株式会社の池永一生さん、片桐うららさん、中原道夫さん。
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ロビーの正面にもツリーが。 中原さんと一滴会同人の片桐うららさんとで記念写真を撮る。この2人はカメラを向けると自然にどんどんとポーズを決めていくのだ・・・。 うららさんは、かっては日本を代表する写真家の大竹省二さんや中村正也さんなどのモデルも多くしている伝説の人でもある・・・。
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同人の柳沼宝海さんがキープしてある美味しいブランデーをいつもながらのようにいただいた。ご馳走様でした~!☆  
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1年ぶりくらいぶりに、近所の韓国料理店・南大門店主の李ルセ・真理子夫妻(左手前と3人目)が「小松さんたまには飲みましょう。付き合ってくださ~いよ」というので居酒屋・三福へ出かけた。そうしたらフランス語の翻訳をしている松本君(左奥)、写真家の佐藤忠さん(右奥)、写真家の烏里烏沙君(左2人目)も中国の友人とその生徒さん2人(右2人目と3人目)を連れて来た。なんでも前日の夕方5時に初めて出会ってからずーと朝まで呑み、そして今日の朝からまた昼間中呑んでそのままここに来たのだという。烏里くんは家に昨日から帰っていないままだ・・・・。奥さんや子供が心配していると思うのでこの日は早めに帰したのである・・・・。

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二軒目はカラオケ好きのルセ君のこと、案の定カラオケスナックへ行く羽目となった。佐藤さんと僕はもう歳で疲れるからと、10時前には失礼をした。 たまには近所の若い人たちと呑むのも悪くないなあ・・・・。

◆全国の心やさしい皆様、お心使いに感謝申し上げます・・・・。 合掌  日本お布施党  党首

☆岡山・Tさん 志ほや ままかりの味くらべ  ☆群馬・Eさん ハワイ島 海洋深層水マハロ20本、酵素サプリ、超微細気泡プレミアムハイセンス、スッポン卵加工食品など多数   ☆三重・Tさん 陶芸家 坪島土平 豪華作品集

 

 

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12月1日、池袋の東京芸術劇場で来年計画しているヒマラヤ山脈東部にあたるチベットの東地域に行く打ち合わせをした。コース、日程、予算など大枠を決めた。
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この旅の言い出しっぺは、僕の高校の同級生でもある茂木陽一君。彼は前にも紹介したが、現在は世界を股にかけて釣りをする著名な大物釣師である。釣りに行った国は世界92ヶ国、その国々に釣りに行った回数は300回に迫るという実績の持ち主だ。しかし、チベットへは行った事がないというので、今回の旅を僕に持ち掛けて企画したのである。もちろん釣りをする日も3日ほど計画した。
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四川料理が美味しい火鍋料理の店に行った。
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一緒に計画を立てたチベットに詳しい探検家の烏里烏沙君と写真家の眞月美雨さん。
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そしてもう一軒・・・。老舗の焼きとん屋へ。この店は焼き物の他に魚も旨い。
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12月5日、東京・有楽町朝日スクエアで、行われた全日本写真連盟創立90周年記念祝賀会へ出席した。一応、僕も30年程前から全日写連の関東本部委員を務めているのだ。感謝品を受け取る全日写連会長の田沼武能さん。
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お祝いのあいさつと乾杯の音頭をとる公益社団法人日本写真家協会会長の熊切圭介さん。
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会場は、全国から集まった会員や写真業界関係者などで賑わっていた。
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写真家・田沼武能さんと公益社団法人日本写真家協会副会長の松本徳彦さん。
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いつもの着物姿の「アサヒカメラ」編集長の佐々木広人さん。
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熊切会長の長男である今、売り出し中の写真家・熊切大輔君と写真家の安珠さん(中央)たち。
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銀座・キャノンギャラリーで開催している水谷章人さんの写真展に出かけた。見に来ていた写真家・清水哲朗君と水谷さん。 帰り際に「小松さん、いつもお世話になっているのでこれ待って行ってください~!」と写真集『信濃路』(日本写真企画刊/定価3200+税)を贈呈してくれた。
「生まれ故郷を写真で残したい」という水谷さんの強い思いが詰まった写真集だ。自然風景はもとより、特に写真展では展示されていなかった信州の伝統的な祭りや伝統技術を受け継ぐ職人なども丁寧に取材していて共感を覚えた。文字通り長野県が丸々一冊に収まっている力作である・・・・。

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その足で新宿エルタワー30Fサンスカイルーム、新宿ニコンサロンで行われる第41回伊奈信男賞ならびに第18回三木淳賞の授賞式・祝賀パーティーに出席した。銀座で会った写真家の桜井秀さんと(株)日本写真企画社長の石井聖也さんと一緒に行った。伊奈賞受賞者の藤岡亜弥さん(中央)と昆虫写真家・海野和夫さん(右)と公益社団法人日本写真協会理事の内田露光さん。

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写真界の重鎮・木村恵一さんと江成常夫さん(右)。
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報道写真家の桑原史成さんと石川武さん。
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藤岡さん、「写真年鑑」編集長の河野和典さんたち・・・・。
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三木淳さんの長男・三木啓光さん(右)と内田さん。内田さんはニコンカメラに勤めていた関係で三木淳さんもよく知っていた。僕は三木さんが日本写真家協会の会長をしている時に、理事をやっていたのでずいぶんと可愛がってもらった・・・・。
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伊奈信男賞「川はゆく 広島」の作者、藤岡亜弥さんを囲んだ仲間たち。
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第18回三木淳賞「熊を殺す」清水裕貴さんの作品。
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会の終了後、左から写真家の飯島幸永さん、内田さん、写真家の柚木裕司さんとライオンでビールを飲んだ。熱く写真論を語っていたらあっという間に2時間を過ぎていた。 久しぶりに写真家と語り合って愉快な夜であった・・・・。

◆2016年もあっという間に師走となってしまいました・・・。後ろを振り返る暇もないほどに慌ただしい日々でした。 でも、この季節になるとうれしいことがあります。それは日本の思いやりのこもった風習です。今年もまた全国の心優しい皆様に支えられて何とか年を超して、新しい年を迎えられればと切に願っています。早速、お届け物をしてくださいましたみなさま、ありがとうございました。心から感謝申し上げます・・・・。合掌                     日本お布施党 党首

☆長崎・Yさん 鹿児島県特産品 有村屋のさつまあげ詰め合わせ  ☆愛知・Hさん 創業寛政元年(1789年 フランス革命の年)の 讃岐・鎌田醤油詰め合わせ  ☆東京・Kセンター 高級干し椎茸「どんこ」詰め合わせ  ☆香川・Sさん 讃岐・石丸製麺 細うどん包丁切り箱詰め  ☆東京・Hさん アサヒスーパードライセット  ☆東京・Nさん 手作り無農薬・自然栽培のたくさんの冬野菜  ☆埼玉・Yさん 新米10キロ、手作り自家製味噌  ☆香川・Fさん 新米10キロ


 

今回の旅の最後の取材地は、涼山イ族自治州の州都・西昌。人口は約57万人、イ族をはじめ28の民族が暮らしている。標高は1470mあるものの年間の平均気温が16.9度あることから昔から「小春城」と呼ばれていた。近年、中国三大人工衛星発射センターが出来たことから「航天城」とも呼ばれている。西昌に2日間泊まって後は成都に戻り、僕の写真展のオープニングセレモニーに出席すればこの旅は終わるのである・・・・。

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11月23日、旅の7日目に西昌に到着した。布扽を出発して普格を通り、西昌までの行程は比較的に道路は良く280kmの距離のわりには、夕方には着いた。この日の夕食は、イ族料理をいただきながらイ族の歌や舞踊を楽しめる民族レストランへ行った。
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テーブルに並んだイ族の主な料理。豚肉料理が多いが、蕎麦、ジャガイモ、豆腐、トウモロコシなどの料理もあった。
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次々と現れる美女軍団の踊りと歌に圧倒される・・・・。

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観客の人気投票によって美女NO.1に選ばれた女性に、客を代表してイ族の民族衣装を着た烏里君が花輪を渡した。美女に囲まれて笑み満面の烏里君でした( ^ω^)・・・。
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僕らも一人づつステージに上がり花を美女と思う人に渡した。投票した後、パフォーマンスをする美雨ちゃんでした・・・////
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烏里君と、とみ子さん、咲さんの車のドライバー・周樹売君(左)と僕、佐々木君、美雨さんの車のドライバー・袁春生君と写真を撮る美雨さん。 周君とは今までに何度も一緒に旅をしている馴染みの運転手だ。
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この日一緒に呑んだのは、烏里君の親族である阿保さん(中央)と奥さんとその友人(左)。阿保さんは、この地方では知らない人はいないくらい有名な人で、武術の大会で2度中国一になった猛者でもある。家系は黒イ族の大貴族だった。隣の奥さんも柔道5段の腕前で、現在も四川省柔道連盟の監督を務めている。この阿保さんが僕に対して「小松さんは一見優しそうに見えるが、心の中には武人、侍の魂を持っている人だ。ぜひ、兄弟の契りを交わしたい」と何度も酒を酌み交わし、乾杯をするのだった・・・・。まあ~いいか。烏里烏沙は僕の”弟”だから・・・・。

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そのノリで、「俺がおごるから街の焼き鳥屋へ行こう」ということになった。中村さんだけホテルに送ってからみんなで繰り出した。そこへまたまた民族衣装に身を纏ったイ族の美女・阿保さんが突然参加。なんでも彼女も烏里君のお友達だという・・・!?

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阿保さんから低姿勢で乾杯の盃を受ける佐々木幸寿君でありま~す!!!
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彼女は飲めば飲むほどに艶ぽくなり、歌声も美しかった。周りいた漢族の観光客たちは、記念写真を一緒に撮ったり、乾杯をしに来たりでまるでスターだった。
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日本人とイ族の美女の揃い踏み・・・///??
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・・・と思いきや、日本とイ族の歌と踊りの競演が始まった・・・・・。
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肉だけでなく、イカ、貝、魚、牡蠣、カニなどの海鮮からキノコ、トウモロコシ、芋など野菜まで何でもある。デザートも・・・・。好きなだけ自由に取ってきていいシステムだ。
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僕も久しぶりにイ族の音楽に合わせて踊った。烏里君も、奥さんも・・・・。愉快な一夜であった。
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美雨ちゃんと阿保さんは、すっかり意気投合していた・・・。
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みんなでハ~イチーズ~!☆
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西昌のど真ん中にある美しい湖・キョウ海。
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キョウ海の畔のレストランで昼食を取った。湖面を渡ってくる風が、ビールで少し火照った頬に心地よかった・・・。
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目の前のキョウ海で採れた手長エビの蒸し料理。ビールの当てには最高~!!
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湖畔では何組ものカップルが結婚記念アルバムの撮影をしていた。豪華なアルバムを制作するのが中国では一大ブームとなっている。写真家はずいぶんと儲かるらしい。
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西昌市内を一望できる山の中腹にあるイ族奴隷文化博物館。僕は4度目の訪問だった・・・。
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骨に書かれたイ族の文字。現在使われているイ文字はこれほどまでに象形文字ではないが、特徴は同じだ。
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女性が首から吊るす銀でできた飾り物。細工が美しい。
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前夜、僕と兄弟の契りを結んだ安保さんの父親。博物館に涼山地方を治めていたイ族の頭人として紹介されていた。親子だけあってどことなく似ていると思った・・・・。
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同じ黒イ族出身の安保さん。やはり前夜に続き僕らに付き合ってくれた・・・・。ありがとう~!☆
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母親が黒イ族である烏里烏沙君。民族衣装を纏いカメラを構えた・・・・。
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故郷のキョウ海を望んで・・・。
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”兄弟”となった安保さんの奥さんと・・・・。
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今回の取材に勝負をかけていた写真家・眞月美雨さん。愛用の6X6カメラのミノルタオートコート、ブロ二カRF645、シグマDP1とともに。

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何故か突然に美容院へ行って男前になって来た烏里くん・・・・。
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西昌の”最後の晩餐会”に民族衣装から着替えた安保さんと安保さんの奥さんも参加してくれた。前夜張り切り過ぎた橋都とみ子さんは、この日は一日グロッキーでホテルで休んでいた。
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2日間の感謝を込めて・・・・。安保さん、ありがとう~!☆
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旅の9日目、11月25日。西昌から一路、成都へ。約450kmの距離だが、そのほとんどが高速道路なので事故でもおきていなければ、午後5時ぐらいまでには到着できる予定だ。しかし、出発の朝と石綿での昼食の後にトラブルが発生し、約2時間が費やされた。朝のトラブルは警察まで出動する騒ぎになったが、余りにも馬鹿々々しいのでここには記さない。
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成都のホテルのロビーの天井。その名は「天仁国際酒店」。旅の最後にふさわしいホテルだった。本来なら明日オープンする僕の写真展会場に行き、飾りつけや展示構成のチェツクをする予定だったが、時間が遅くなって美術館が閉まってしまった。夜の9時半過ぎに展示責任者の四川大学教授の趙君がホテルまで説明に来てくれることになった。
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この旅を4日間ともにした成都市で教師をしているSさん(右)その同僚。彼女は書の先生だという。Sさんが旅でお世話になったので、僕らにご馳走したいと言ってくれた。「何か良いか」というので、僕が火鍋料理とリクエストしたのだ。美味しい店だった。
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この旅、本当に”最後の晩餐会”となった成都の夜は静かに更けていった・・・・。ありがとう~!☆
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翌朝、10時から二酉山房美術館での僕の写真展のオープニングセレモニーに望み、昼まで会場で来場者たちと懇談などした。その中の一人で烏里君の友人のFさんが「お別れの昼食会をしましょう」と誘ってくれた。そしてやって来たのが元祖麻婆豆腐の店・陳麻婆豆腐店だ。創業は154年前の清同治元年(1862)の老舗だ。実は、僕は27年間も成都に来ていながら一度もこの店には来たことがなかったのである・・・。

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テーブルの真ん中に鎮座しているのが、陳さんの麻婆豆腐。正直それほど美味いとは思わなかった。
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1本20.000円以上はする白酒を2本、僕らの(とみ子さん)さんのために振る舞ってくれた。
感謝~!☆
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そのとみ子さん(中央)のご機嫌なこと・・・・。佐々木君と咲さん。
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Fさんを囲んで。趙武夫妻も参加した。
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成都空港をCA459便で15:30に発って、成田空港に着いたのが21:00を少し廻っていた。リムジンバスは終わっていたので、急いで中村咲さんを連れてスカイライナーへ。大きな荷物の発送は成田のホテルに泊まるとみ子さんにお願いした。どうにか間に合って最寄り駅まで到着したのは0時前だった。咲さんも運よく自宅近くの駅まで行けて、タクシーにもすぐ乗れたという。 一安心・・・・。

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美雨さんと、とりあえず無事にみんなが帰国できたことに乾杯~!☆ 13日間ぶりの日本の呑み屋はタバコの煙で気分が悪かった・・・・。
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折角の刺身もタバコの煙と臭いで台無し・・・。そして駅前のタクシー乗ろうと行ったらなんと長蛇の列・・・。氷雨も降って来た。寒い中、待つこと1時間半余り。トホホ・・・。 帰宅したのは深夜の2時前でした!! という落ちがついてこの旅の話は、お・わ・り・・・・。  合掌

 

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旅の初日は、成都から西南へ266km余り行った石綿。大渡河の畔に開けた美しい町だ。僕は昨年だけで3回来ている・・・・。
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今回の旅のメンバー。右から協同組合日本写真家ユニオン(JPU)会員の眞月美雨さん、写真研究会「風」会員、二科会所属の90歳の写真家・中村咲さん、NPO法人ゲーサンメド会員で長野在住の写真家・橋都とみ子さん、神奈川福浦港漁師・天恵丸船長の佐々木幸寿君。僕の30年来の友人でもあり今回、本格的に写真に挑戦した。この4人に僕と写真家の烏里烏沙君の6人である。

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ところがである~!! 現地に着いて見ると烏里君の北京外語大学時代の同級生が2人にその友人1人が途中まで同行することになっていた・・・!?。左2人目から同級生で広東・深圳在住のNさん、Nさんの友人で、成都で教師をしているSさん、同級生で雲南省大理出身で白族のYさん、現在はニューヨークに住んでいる。そして烏里君。後の3人はドライバー。手前の2人は僕らの専属ドライバーだからこれから10日間は共に行動を取ることになる・・・・。

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夕食後、屋台へと繰り出した・・・。
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旅の初日の夜、これからの旅の安全と良い取材が出来ることを祈りセルフポートレートを撮る(SIGUMA DP1)。

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2日目は大涼山の山麓の町・美姑へ向かう。途中の峠で大雪山脈の主峰・ミニヤコンカ(7556m)がくっきりと見えた。幸先の良いスタートだとこの時には思えたのだが・・・・。 (撮影をする咲さんと美雨さん)

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僕からみれば”3人娘”、パッチリ~!☆
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途中に甘洛県を通った。この県の教育長をしている馬君が僕が来ているならどうしても会い、昼食をご馳走したいという。彼とは今までに4回会っている。NPO法人チベット高原初等教育・建設基金(ゲーサンメド)が小学校を建設したのも甘洛の山奥のイ族の村だ。その落成式の時に僕も出席している。2年ぶりの再会にお互いに喜んだ・・・。

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工事中のひどいガタガタの山道を190km進んだ所の蘇姑という鎮で突然交通止め。数か所の崖崩れで明日6時まで駄目だという。通れないように道幅一杯に大型トラックで塞いでいるのだ。A5ほどの紙の切れ端にマジックでその旨が書かれトラックに車体に貼ってあるだけ。誰が書いたのかのかもわからない。車は定期バスをはじめ大渋滞の数珠つなぎとなっている。

僕らがその先頭なのだ。ついさっきまで僕らの前を走っていた車はみな先に行ったのだろうか。そのうちにバスから諦めた乗客たちがそれぞれ大きな荷物を担いで真っ黒な夜道の大移動を始めた。目を凝らして見るとテレビやビール瓶の大きな箱、毛布や布団など様々である。この先にある村々へ帰るのであろう。満天の星空の下、寒いし、腹は減って来た・・・・。午後8時まで待ったが決断を下し、来た道を引き返しホテルのある越西まで戻ることにした。そして遅い夕食にありつけたのは深夜の12時を回っていたのだ・・・・。

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翌朝、再度美姑に向かって出発。途中の町で昼食を取った。僕らのために夕方5時から美姑で歓迎会を準備してくれていたが、到着したのは午後8時半を回っていた・・・・。200km余りの山岳道路だったがこの日も酷い道で僕は左半身の首から肩、背中にかけて激痛が走り、とうとう首、左腕が動かせなくなってしまった・・・。
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美姑では、8時半をすぎても5~6人が待っていてくれた。山羊一頭を絞めて料理を作り、ジャガイモや蕎麦パンなどイ族料理のお客をもてなすご馳走を用意してくれていた。無論、自家製の地酒(度数の強い蒸留酒)もたっぷりとポリタンクに詰めて出してくれた。保育園の教室での宴会はちと気が引けたのだが・・・・。
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美姑のホテルの前には屋台がいっぱいあったので寝る前にまた一杯。先ほどの歓迎会でプレゼントされた山羊の足2本と心臓を屋台で焼いてもらいみんなで食べたのである・・・・。美味だったね~!
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のどかな美しい村であった( ^ω^)・・・。 彼女はニューヨークで服飾デザイナーをしているという。「今度ぜひ、美雨さんとニューヨークへ来てください。そして私の故郷・大理へ一緒に行きましょう~!」と誘われた・・・・。
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美姑の町から30km奥地に入った馬紅村へ行った。標高2600mを超えていた。”3人娘”さんと記念写真を烏里くんが撮ってくれた。もちろんこの後には烏里くんが一緒のカットを僕が撮ったのは言うまでもない。
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中国を旅していて楽しみなのは、さまざまな麺料理を味わえることだ。地方地方によって麺、スープが異なる。
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馬紅村からさらに50km山岳地に入った山麓に開けた九口郷に泊まることになった。この日は4日目。 教師のSさんが明後日どうしても成都市で仕事があるというので、チェクインしたものの急遽、夕方3人は帰ることになった。 たった4日間の旅だったが、いざ別れるとなるとなんだか寂しい気持ちになるから不思議である。 いまから西昌市まで夜を徹して走るのだから大変だ。気をつけて帰ってね・・・・。

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宿の娘さんと・・・・。
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急に4人が居なくなると寂しいものだ。一度入った宿を夜になってから変更した。今度は水が一切でない。バケツで水を汲んで来て各部屋へは柄杓で運んで流す仕組みなのだが、トイレが面倒くさかった。寂しい夕食を近くの食堂で済ませた・・・・。
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翌朝、6時に起きて10キロほど離れた集落へ向かう。烏里君の友人であり、僕も3度ほど会っている中国撮影家協会会員のWさんの実家のある村だ。彼はイ族文化研究家としても著名だ。撮影を終えて町に戻り朝食を取った。どの家々も正月を迎えて、豚を絞め料理の準備をしていた。毎日毎日、豚の激しい悲鳴と豚を焼く煙と臭い・・・。 少々かわいそうになったりもしたが、それでも毎日食卓には豚料理が並んでいた・・・・・。

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2400mはある昭覚での夕食。朝夕は冷え込んだ・・・・。
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この旅で一番標高が高かった町・布扽。約2600mだった。町は正月を迎えるバザールで活気があった。近隣の村々から豚や鶏、野菜を売り買いに大勢の人々が出ていた。
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この地方のイ族の女性ががみなかぶっている帽子とスカーフを買ってご機嫌な美雨ちゃんでした~!☆
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布扽から西昌へ行く途中の普格での昼食・・・・。

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いよいよ最後の取材地・西昌市へ。280kmの行程である。途中の村を撮影する眞月美雨さん。                        (第2回につづく)

 

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100年以上の歴史があり、多くの芸術家たちから愛され信頼されてきた二酉山房美術館は、蜀の都であり、中国十大古都のひとつでもある成都市の国際空港にほど近い新しい開発区の一角にある。正面のビルの3Fフロアーすべてが美術館となっている。
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26日が初日。新聞、テレビなどマスコミもふくめて多くの人たちがオープンと同時に詰めかけた・・・・。
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今回の写真展の企画をしたNPO法人 チベット高原初等教育・建設基金理事長の烏里烏沙君とポスターの前で。 共催は、成都市文廣新局、四川省対外人民友好協会。 後援は、在重慶日本国総領事館、四川省旅遊局、成都市文化局、(株)フレームマンに協力をしてもらった・・・。 合掌
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 今回の写真展の開催にこぎつけるまで大きなサポートをしてくれた油画家で、四川大学教授の趙武君(左)と通訳の四川大学日本語科の学生、この日の司会を担当してくれた二酉山房のスタッフ。
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あいさつをする僕。27年間に及ぶ取材の思いを語った・・・・。
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花かごを主催者から贈呈された・・・・。
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二酉山房美術館理事長の譚朝喗さんから豪華絵画集をいただいてお礼をのべる・・・・。
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二酉山房はいくつかのスペースに分かれていて、洋画展、中国画、書などの展覧会も同時におこなわれていた。
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僕の著書『心に残る「三国志」の言葉』(新潮社)を三国志が大好きという譚理事長に贈呈するため、揮毫した・・・・。
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スタッフから中国式のお茶をご馳走になった。
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日本から参加したメンバーと本展開催に努力してくれた現地スタッフの人たちで記念写真を撮った。僕の右が長野県在住の写真家・橋都とみ子さん。僕の左から写真家・眞月美雨さん、神奈川県福浦港・天恵丸船長の佐々木幸寿君、御年90歳の写真家・中村咲さん。

 

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