写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.962] 2016年10月14日  不肖・宮嶋写真展「70年」(富士フイルムフォトサロン大阪/12月9日~15日)、「牛腸茂雄という写真家がいた。」(フジフィルムスクエア写真博物館/12月28日まで)、四谷シモン+細江英公 沢渡朔、加納典明(AKIO NAGASAWAギャラリー/12月15日まで)のオープニング内覧会をはじめ、六本木、銀座界隈の10の写真展を巡った・・・。

 

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10月8日に土佐より戻ってから5日ぶりに外出した。「不肖・宮嶋」で知られている写真家・宮島茂樹君の東京での個展の最終日だったからだ。彼は公益社団法人日本写真家協会会員であるとともに、経済産業省認可法人の協同組合日本写真家ユニオンの創立会員でもある。今回の写真展は、フランス、イギリス、中国、ロシアなどを取材したスケール感のある”不肖・宮嶋”にふさわしい写真展だった。東京展は昨日で終了したが、12月9日から大阪で巡回展が開催される。ぜひ、ご覧ください。

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宮嶋君(中央)とコラムニストの勝谷誠彦さん。彼は日本写真家協会の会員でもある。高知新聞写真部長の反田昭浩さんと宮嶋君は、日大芸術学部の写真科時代の同期だと聞いていたので「反田さんがよろしく言っていたよ」というと「あいつもうそんなに偉くなったのですか・・・」と驚いていた。
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新しい表現をする写真家として、1970年代に彗星のごとく現れて期待されていたのに1883年、36歳という若さで突然、この世を去った写真家・牛腸茂雄の代表作30点を展示した回顧展。プリントが美しかった・・・。
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銀座ニコンサロン、銀座キャノンギャラリー、フレームマン・ギンザ・サロンなどを巡ったあとAKIO NAGASAWAギャラリーへ行った。この日は14日から始まる「四谷シモン+細江英公 沢渡朔、加納典明」展のオープニング内覧会だった。来場者にあいさつをする沢渡朔さん(中央)。
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出品者の加納典明さん(左)と写真家の坂田栄一郎さん。坂田さんは、2005年に僕と一緒に公益社団法人 日本写真協会賞を受賞している。ちなみにこの時の受賞者は、東松照明さん、奈良原一高さん、木之下晃さん、今森光彦君などそうそうたる人たちだった。僕をのぞいては・・・・。
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四谷シモン作品を前に(株)東京印書館の人たちと。左から営業部係長の佐々木政美さん、代表取締役社長・下中直人さん、下中さんは(株)平凡社の社長も兼ねている。そして僕、一人おいて製版の技術責任者で、取締役の高栁昇さん。彼は今年度の日本写真家協会賞の受賞が決まっている。
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写真家・加納典明さん。若かりし頃のポートレート作品はなかなか迫力があった・・・。
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