写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.960] 2016年10月9日 第70回記念 高知県美術展覧会(10月7日~23日/高知県立美術館・高知市文化プラザ)最終審査会、岡山・早島写真同好会写真講座、高知県展オープニングセレモニー・内覧会、初日の講評会と慌ただしい7日間の「土佐・備中」写真日記~!☆

 

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10月2日、羽田発13:40 ANA565便から見た雲間からの富士山。
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約1か月ぶりの土佐・・・。高知龍馬空港に着陸する体制に入る。
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空港には定刻の15:00に着いた。定宿にしている日航ロイヤルホテル高知の部屋からの夕暮れ。
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日曜日なので、よく行く店はどこも定休日。明日早くはじまる審査のことを考えてホテルの最上階にあるレストランで一人で食事を取った。
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ピアノ演奏や歌もやっていた・・・。
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午9時30分から審査が高知市文化プラザの市民ギャラリーで始まった。8月に行なわれた第一次審査で1818作品の中から第二次審査に残った385作品と推薦作品3点、無鑑査作品6点を最終審査をした。写真中央は、作品を見る高知新聞社の反田昭浩写真部長。
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昼食を挟んで午後3時前まで審査はかかった。特選5作品、褒状20作品、新人賞1作品、高知県美術振興会奨励賞1作品。そして第70回を記念した県美術展覧会大賞1点を選んだ。最後まで賞を争った作品を持って記念写真をスタッフたちと撮った。
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高知新聞文化部のインタビュー取材を終えたあと、午後6時から高知新聞社本社ビルで審査講評と写真講座を行った・・・。
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会場は100人を超える熱心な参加者でいっぱいになった。「ほとんど告知していなかったのにこんなに大勢集まるとは・・・」と世話役たちは驚いていた。
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講演が終わってから市内の土佐料理店に席を移し、懇親会をした。あいさつと乾杯の音頭を取ったのは、県展無鑑査の長老写真家・恒石晃志さん(右から4人目)。
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恒石さんとともに長い間、県展を支えて来た無鑑査写真家の岩崎勇さん。
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僕から2人目は、高知新聞社写真部長の反田昭浩さん。左の2人は、蕎麦と酒「湖月」4代目店主・松木一朗夫妻。
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左から2人目は、元高知新聞編集局の門田和夫写真部長。
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左は県展無鑑査写真家で、第70回県展の代表参与をしている和田徳恵さん。右端は、日本リアリズム写真集団高知支部事務局長の北村富士郎さん。
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ホテルから見た鏡川と高知市内。右の山は筆山。
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ホテルの朝の食事は、豪勢でいつも食べきれない( ^ω^)・・・。

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審査がすべて終了した翌日の10月4日。午前中早くから高知市内にある歌人・吉井勇のゆかりの地を4か所ほど訪ねて取材をした(これは次回で紹介する)。JR高知駅発14:13 の特急「南風」18号で岡山県の児島へ向かった。瀬戸大橋からの瀬戸内海。

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夜は、写真研究会「風」同人の写真家・高田昭雄夫妻と友人の妹尾明子さんがあたたかい歓迎会を開いてくれた・・・・。

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亡くなった写真家・中村昭夫さんや奥さんとも何度か来たことがある倉敷の美観地区の古民家でしている酒味処「菜の花」へ行った。僕が行った頃は先代の大将で、現在は娘さんの旦那が二代目を継いでいた。

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8月に来た時にも集まった気心知れたメンバーなので、地元の肴で静かに語りながら飲んだ・・・。

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瀬戸内穴子の白焼きなどを肴に・・・・。

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5日の夜は、台風の影響で急きょ6日の午前中に写真教室が延期となったために、岡山・早島写真同好会の役員たちと懇親会をした。左から大森会長、会計担当者、林事務局長と講師の高田さん。

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総勢30名の参加者。9時からみっちり午後1時過ぎまで。1人1人の写真を前に合評の連続。さすがに疲れた・・・・。この教室は、年に1回程度開いて来たので、今や早島写真同好会会員のみならず全県から参加者が集まるようになった。

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教室が終わるとその足で、高知へUターン。途中、香川の坂出インターで降りて讃岐うどんの昼食を取ることにした。地元の写真家・寒川真由美さんが、美味しい讃岐うどん店の情報を知らせてきてくれたが、時間がなくて最寄りのうどん店に入ったら大外れ~!!正直うまくなかった・・・・。

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高知市内へ入ったら夕空がきれいだった・・・・。

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彫刻部門の会場。

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7日からオープンする県展の特別内覧会とセレモニーが6日の午後6時から各会場で行われた。僕は写真展会場となった高知市文化プラザへ出席した。680余人の参加者で賑やかだった・・・。

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写真部門会場の最初に審査員である僕の作品が2点展示してある。「遥かなる チリ」の中から2作品をオリジナルシルバーアートプリントで展示した。

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県展の褒状に入賞したり、新人賞や入選をした高校の写真部の生徒と顧問の教師が出席した。僕と一緒に写真を撮りたいというので作品の前でパチリ~!☆

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とにかく土佐の写真愛好家は、イゴッソウとハチキンなのか皆、熱いぜよ~!!

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カツオのタタキ。

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サバ棒すしと穴子巻すしなど。

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県展の前夜祭が終わったあと、県展の世話役や入賞者などとのささやかな祝う会に招かれた。岡山から来た高田夫妻も一緒に参加した・・・。
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10月7日、高知県美術展覧会の初日。工芸部門の会場で。
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10時30分。僕による作品講評会が始まる。あいさつをする高知新聞社文化事業局 文化事業部部長・文化センター長の栗山学さん。
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食い入るように話を聞く参加者たち。
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初日の講評会にも100人を超える人たちが参加した。この様子は7日の高知新聞夕刊1面に大きくカラー写真付きで報道された。
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和田徳恵さんは、写真家だけでなく、先端美術作家でもある。泰泉寺徳恵の名前で県展に入選した「空観」。県展の常連であり、褒状入賞も果たしている(高知県美術館で)。
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先端美術の入選作品の前で。
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高知最後の夜は、もう30数年来の旧知のなかの和田さんと2人だけで、蕎麦屋「湖月」へ行った。四代目店主の松木一朗君と若妻の未来さんと二人できりもみしている。来年で創業80年というから高知市内でも老舗中の老舗であろう。2人とも写真をしており、今回ダブル入選を果たした。 おめでとう~!☆
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蕎麦の旨さもさることながら、肴が良い。酒もそろえてある。この刺身は、3日と7日に僕が写真講評をしてくれたお礼ということで、ご馳走してくれた。ありがとう~!☆ カツオ、サバ、イワシなどの刺身が美味であった・・・・。 合掌
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最後の一軒は、言わずと知れた割烹「ときわ」。前日も来ているので2日続きだ。でもやはり締めはこの店にしたい。大将の優しい笑顔ともしばらくは会えないからね。
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いつ食べても旨いカツオの酢締め。
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サバのあっさり酢締め。しかし、ほとんど刺身と言ってよい。この他に地牡蠣を肴にして、四万十川上流の栗で作る焼酎「ダバダ」で土佐の最後の夜を堪能したのである・・・・。

 

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