写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.951] 2016年9月4日  高松の藤沢民子さんの句集『時よ時よの風が吹く』(ぶどうぱん社)の刊行のごあいさつと高田昭雄写真集『水島コンビナート50年(仮)』(水島財団から年内発行予定)の編集・構成の協力ために岡山・早島町へ行った・・・。

 

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8月27日の午前10時にホテル日航高知のロビーで、岡山在住の写真家の高田昭雄・紀美子夫妻と待ち合わせをした。わざわざ岡山から迎えに来てくれたのだ。写真は讃岐の独特な風景。高松在住の写真家・寒川真由美さん宅の近くのため池・三郎池とピラミッド型の山。

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昼時だったので、さっそく讃岐うどんを食べに。自宅の近くで美味しい店を探しておいてくれた。

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僕は冷やしうどんと野菜の天ぷら、おでんの牛筋、それにキンキンに冷えた生ビールをいただいた。

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寒川真由美さんの実家。彼女の写真にいつも出てくる納屋の入り口。左から夫の寒川亨さん、真由美さん、僕、真由美さんの父・藤沢秀功さん、母・民子さん。後列高田昭雄・紀美子夫妻。

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9月1日、ぶどうぱん社から刊行。『藤沢民子川柳集』定価1、500円(税込み) 装丁:塩崎亨 写真:寒川真由美 題字:寒川 優

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この日に合わせて印刷所である(株)東京印書館から送り届けてもらって、著者である藤沢民子さんをはじめご家族のみなさんに渡した・・・。

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実は、26日の小松神社参拝の折、往復八百段近い急こう配の坂道を上り下りしたのが原因で、おはずかしながら両足の太腿、ふくらはぎなどの筋肉が27日の午前中から激痛を起こし、歩くこともままならない状態になっていた・・・。

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僕の余りにも情けない状態を見かねた真由美さんが、カイロプラクターで歯科衛生士でもある妹の中野潤子さん(写真)を呼んでくれたので、急きょ1時間ほど施術をほどこしてもらった。

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おかげさまで、一皮むけたように痛みが軽くなり、少し元気が出て来たのでVサイン。身体がボロボロで悲鳴をあげていると、きつい説教を受けたのである・・・・。わが身の歳のことも考えて少しは気をつけねばと反省をした。潤子さん、大きな体の僕を1時間もマッサージしていただき、心からありがとうございました・・・。 合掌

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『時よ時よの風が吹く』の題字、章扉の書を揮毫した真由美さんの次女・優ちゃん。いま香川県内の高校で書道を教えている。優しく見守るおばさんにあたる潤子さんと祖母の民子さん。

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藤沢、寒川家族と高田夫妻で記念写真を撮る・・・・。
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マッサージをしてもらったので、近くの温泉へ行った。さらに楽になった気がした・・・・。
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27日の夜は、寒川家の前にあるため池の堤防で花火大会が行われていた・・・。
SDIM5067.jpg 28日の朝早くからみんなは、神社に奉納される念仏踊り撮影に出かけたが、僕は動けないので遠慮して一人で寝ていたのだ・・・。 
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昼は魚が新鮮で安くて旨いという地元の寿司屋へ。みそ汁は荒汁。これで1、200円。僕はとても食べきれなかった・・・。
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別れを惜しんで最後の記念写真を・・・。 いろいろと楽しい時をありがとう~!☆ 感謝~!☆

そして僕と高田夫妻は岡山の早島町へと向かった・・・・。

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ままかりの焼き酢漬け。

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瀬戸内の蝦蛄の天ぷら、地穴子の白焼きなど。

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今日の五点盛の刺身。真鯛、わらさ、など鮮度がよく美味だった・・・。

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高田夫妻と早島町役場に勤める妹尾明子さん。僕が3年間、早島町教育委員会の主催で行っていた写真コンテストの審査と講演会のスピーチをしていた時の担当だった。以来、早島に行くと必ず美味しい瀬戸内の肴が食べれる店を案内してくれるのだ・・・。ありがとうね~!☆

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28日は紀美子さんの作品を四百数十点見させてもらい、中から40点ほどセレクトした。彼女もここ10年ほど毎年写真研究会「風」の合宿には沢山の作品を持って参加しているが、近年急激に実力をつけて伸びて来ている。努力を惜しまない姿勢としなやかな感性に期待している・・・。

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早島町は、岡山市と倉敷市に挟まれた小さな町。「早島の町を車で抜けるのに、ものの5分もかからない」と言われているほどだ。その早島にづーと暮らしている高田夫妻。もうずいぶんと前から岡山での僕の定宿にさせてもらっている。いつもお世話になります~!☆

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夫婦そろっての写真家。僕とヒマラヤをはじめ、チベット、中国・四川省、雲南省なども取材している。昭雄さんは、協同組合日本写真家ユニオン会員、僕が主宰する写真研究会「風」の同人である。

今年の暮れか、来春早々に水島財団からの出版が決まっている高田昭雄写真集『水島コンビナート50年』(仮題)の編集や写真構成のアドバイスを29日一日かけて行った。A4変形判、92ページの予定の写真集となるが、1点1点に歴史と記録性があり、どの写真もインパクトがある。高田昭雄作品の最高峰となると今から期待している・・・。

 

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