写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2016年5月アーカイブ

 

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隣の家の紫陽花が満開になった。例年よりも一足早い開花だという・・・。それにしても、もう真夏のような暑さが続く日々。地球の温暖化は確実に進んでいることを実感させられる・・・。

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午後3時から定時会員総会がおこなわれて、5時半から同会場で懇親会が開かれた。来賓のあいさつを聞く、左手前から熊切圭介会長、松本徳彦副会長たち。

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今年度JPSに入会した52人の新入会員が紹介された。例年になく多い入会だった・・・。

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公益社団法人日本写真家協会会長の熊切圭介さんと。かれこれ30数年来の付き合いとなる・・・。

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写真家協会の先輩・後輩・仲間たち。左から立木寛彦さん、熊切大輔JPS企画委員会委員長、飯塚明夫JPS出版広報委員会委員長、山口一彦君、小松好雄さん。

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バク齋藤JPS前常務理事、榎並悦子さんと・・・・。

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右から足立寛JPS常務理事、(株)シグマ広報宣伝課長の桑山輝明さんと新入会員たち。

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熊切会長と野町和嘉さん。

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熊切会長と新入会員と・・・・。
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山口勝廣JPS専務理事と会員・・・・。
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左から島田聡JPS常務理事、僕、桑原史成JPS理事、芥川仁協同組合日本写真家ユニオン前理事長、青木勝さん、桜井秀さん。
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その昔、僕と一緒にJPSの理事を務めた木村恵一名誉会員、池英文さん。
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(株)ニコンイメージングジャパンの森執行役員(右から2人目)、相川さん(左)と一緒に記念写真を撮る新入会員たち。
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加藤雅昭JPS常務理事(右)と会員・・・・。

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右から立木会員、酒井憲太郎さん(元朝日新聞写真部長)、熊切会長、新入会員・・・・。

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中央、中谷吉隆JPS名誉会員。

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齋藤康一JPS名誉会員を囲んで。桜井秀さん、青木勝さん。
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閉会のあいさつをする松本副会長。
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懇親会が終了した後、左から新入会員の足立君江さんと英伸三さん、宮崎から来た芥川仁さん、桑原史成さんと僕とで二次会に繰り出した・・・・。
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お隣の紫陽花・・・・。手毬花、七変花、八仙花など様々な呼び名がある。

紫陽花や帰るさの目の通ひ妻  石田波郷

 

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2か月ぶりに髪をカットした。写真家でビュティーアーティストでもある眞月美雨さんの仕事場である渋谷・サロンワークステーション=モフ・ヘアサロンへ行った。JR原宿駅から5分、渋谷駅ハチ公前から7分、代々木公園方面に向かった閑静なビルの5階にあった。
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僕の髪のカットは3年前からすべて彼女に任せている・・・・。
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受付時間は平日10:00~21:00、日祝日は10:00~19:00(定休日・火曜日)
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若いフリーのスタイリストばかりで、活気があった・・・。
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美雨さん(中央)、スタッフと記念写真を撮った~!☆
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この日、千葉の柏市からカットとメイクに来た友人の松枝てる子さんと・・・・。
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美雨さんとてる子さんと。モフ・ヘアサロンの前で。
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渋谷駅近くの居酒屋で、夕方から3人で祝杯を上げた・・・。
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「四川観光友好交流会2016in東京」の会場は、神田テラススクエアだった。
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中国四川省の観光PRのためのイベントに招かれたので行ってみた。旅行業界をはじめ、多くの人が参加していたが、写真家、ジャーナリストも参加していた。新藤健一さん(中央)、柳瀬桐人さんと。
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井津建郎さんの写真展「ブータンの内なる聖地」が最終日だったが、どうしても見たいと思って出かけた。世界的にプラチナ・プリントの第一人者と評価が高い彼のプリントを生で、じっくりと見たかったのである・・・・。会場で10数年ぶりに写真家の若橋一三さんに会った。彼はいま、奈良で暮らしている。
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オリジナル銀塩プリントで仕上げた水越武写真展「真昼の星ーいのちの聖域・原生林」も見に行った。第1部の「天と地のあいだ・日本アルプス」は3月いっぱいで終了。5月31日まで開催しているのは、第2部。水越さんの代表作と言っていい作品ばかりが展示されていて見ごたえがある。
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同じフロアーの富士フイルムフォトサロンでは、日本自然科学写真協会が主催している第37回SSP展が開かれていた。知り合いの同協会理事(右)の女性がいたので記念写真!!  東京展のあと大阪、京都、岡山、新潟、富山、島根、広島、宮崎と来年の6月まで巡回展が決まっている。友人の海野和男さんが現在、同協会の会長をしている。
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真昼の東京ミッドタウンの光景・・・。
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5月24日、午前10時から六本木にある海員ビルで、第27回マリナーズ・アイ展の審査が行われた。第1回目から26回目まで審査にあたって来た写真家・丹野章さんが、昨年8月に急死したために、今年から「フォトコン」(株式会社日本写真企画)の編集長・藤森邦晃君が審査にあたってくれた。
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昼飯に出たときに会った六本木の野良ネコちゃんをパチリ~!!
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第一次審査、第二次審査、第三次審査、そして最終審査として、入賞作品17作品、佳作入選作品103点、合計120点すべてが決定したのは午後6時を回っていた・・・・。藤森君と。
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第27回目の今年の応募作品は、過去最高の3835点。応募作品の写真点数は、4260点とついに4000点を超えた・・・。丹野さんも草葉の陰できっと喜んでくれているだろう・・・。 合掌
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さすがに疲れた~!☆!☆ 反省会を兼ねたささやかな夕食会を主催団体の(一財)全日本海員福祉センターの事務局担当者、担当役員の人たちと行った・・・・。

15日、飯田市藤本四八写真文化賞授賞式の翌日、長野の飯田市から高速バスで新宿に出て、その足で練馬区役所へ向かった。この日の午後から、NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会(ゲーサンメド)の総会と同会の理事長でもある烏里烏沙君の記念講演が開かれていたからだ・・・・。

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中央高速バスが渋滞のために約50分ほど遅れ、会場に着いたのは午後5時半を回っていた。しかし、講演は始まったばかりのようで、6時50分までたっぷりと聞くことができた。会場には約50人の参加者がいて熱心に聞いていた・・・。
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講演会終了後、希望者でささやかな懇親会を練馬駅近くの中華料理店で開いた・・・・。
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御年90歳の中村咲さん、アーティストの眞月美雨さんの2人も4月にNPOゲーサンメドの会員になった・・・・。僕も会員となって10年ほどになる。
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このNPOには、写真家、登山家、建築家、研究者、大学教授など様々な人たちがいる・・・・。
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総会と講演会が無事に終わってご機嫌な烏里烏沙理事長(左)。
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楽しそうに交流する参加した人たちでした・・・・。

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懇親会会場を事前に予約するために、下見を兼ねて呑んだ・・・・。

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5月18日、「写真集団・上福岡」の例会が開かれた。 この前に総会が行われて新体制が承認されたという。会長に竹川義之さん、副会長に関根民夫さん、事務局担当に栗原秀子さんと一瀬邦子さんが選出された。

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会員歴36年、事務局担当を20数年務めて来た山本恵子さん(右)と島貫雅子さんが、「写真集団・上福岡」創立35周年記念 特別功労表彰として表彰された。同時に総会で名誉会員として推挙され、承認された。顧問として僕から全紙の写真作品を2人に贈呈した。

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この日を最後に2人は、会員を辞めるのでみんなで一緒に記念写真を撮った。お疲れ様でした~!☆

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例会終了後、有志でいつもの焼き鳥屋「つかさ」で乾杯をした・・・・。5代目新会長になった竹川義之会員(左)。

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独り呑む酒もまた美味し・・・・。

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中村咲さん写真展へ烏里くんと美雨さんと出かけた・・・・。東武東上線沿線に住んで長いが、初めて降り立った生越線・武州長瀬という駅から車で15分ほど行った喫茶店が会場だった。

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藤、カタクリ、水芭蕉、ポピーなどの花花の写真が10数点飾られていた。 交通の便は決して良くはない所だが、お客さんは次々と訪れていた・・・・。

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写真家・中村咲さん(右)と・・・・。

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写真展会場は禁酒だったので、坂戸の中華の店でまずは飲む。生ビール、チュウーハイ、紹興酒5年物のボトル2本。そして志木の七輪で焼くホルモン焼き屋さんで薩摩の芋焼酎でホッピー割り。

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3軒目は、韓国料理店・南大門へ行った。店主の李ルセ君夫妻と烏里君、美雨と5人で呑んだのだ~!☆ここでの締めは奄美の黒糖酒・・・・。少々呑み疲れた一日でした~!☆

 

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第10回飯田市藤本四八写真文化賞 受賞作品展、5月14日~6月26日、並びに企画展「飯田市藤本四八写真文化賞の20年」(推薦の部歴代受賞作品展)は飯田市美術博物館で開催される。東京展は6月30日~7月6日、キャノンギャラリー銀座(企画展は飯田市のみ)。
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第10回展の推薦の部・文化賞の受賞者は、南川三治郎さんの「アトリエの巨匠・100人」、「イコンの道」などヨーロッパの人と文化をテーマにしたもの。伊勢神宮の1300年の歴史を誇る遷宮の光景を世界に紹介したことなどが評価された。
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公募の部では、平元盛親君の「狐の棲む里、雑・草、花、木、虫・・・命のおはなし」が都市化が進む郊外で生きる命を詩情豊かに表現している作品と、高い評価を得て満場一致で選ばれた。牧野光朗飯田市長から表彰状を受け取る写真研究会「風」同人の平元君。
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受賞のあいさつをのべる平元盛親君・・・・。  おめでとう~!☆ 今まで頑張って来たご褒美だね。神様は必ず見ていてくれるさ~!☆!☆
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授賞式が終わった後、今回受賞者の南川三治郎さんによる授賞記念講演が行われた。演題は「パリを拠点に出会った人、忘れられない瞬間ーダリ・ミロ・シャガールから、神宮式年遷宮までー」。写真はシャガールとアトリエ。
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満面の笑みで・・・・。しかしこの20年間続いた日本写真界に大きな足跡を刻んだ藤本氏八写真文化賞は、今回をもって幕を閉じるという市長の突然のあいさつに会場は騒然とした。参加していた第9回受賞者の齋藤康一さん、第8回受賞者の桜井秀さん、選考委員のみなさん、後援を続けてきたキャノンマーケティングジャパン(株)の松岡史洋課長、何よりも藤本四八先生のご子息の哲哉さんなどみな、驚きとともに戸惑いと惜しむ声と怒りの声を上げていた・・・・。翌日の地元新聞も「藤本四八写真文化賞に幕」、「最後の授賞式・・・」などの見出しが躍っていた!!

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平元君の授賞作品の前で。 奥さん(左から3人目)と名古屋から駆けつけてくれた友人たち。写真研究会「風」の鈴木渉、塩崎亨、眞月美雨、遠い四国・高松から寒川真由美の各メンバーもお祝いに参加してくれた。お疲れ様でした・・・・。 合掌
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企画展「飯田市藤本四八写真文化賞の20年」の会場。第1回受賞者の芳賀日出夫さんから第2回の僕、第3回の水谷章人さん、第4回の三好和義さん、第5回の野町和嘉さん、第6回の竹内敏信さん、第7回の井上博道さん、第8回の桜井秀さん、第9回目の齋藤康一さん、第10回受賞者の南川三治郎さん。そして藤本四八先生の代表作品が一堂に集まった写真展は圧巻だった。こうした写真展は今後もう見れないかも知れない。ぜひ6月26日まで開催していますので、ご鑑賞くださいね~☆

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第2回飯田市藤本四八写真文化賞(2000年)を受賞した僕の「雲上の神々」から作品の一部を展示してあった。パネル解説には、「長く外国人が入ることができなかったネパール、ヒマラヤのムスタン・ドルパ地方で閉ざされた高地で生きる厳しくもゆったりとした生活を記録、表現している。」と記されていた・・・。
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僕が主宰する写真研究会「風」のメンバーで記念写真を撮った・・・・。
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市内の料亭・舞鶴で開かれた祝賀会であいさつをする平元盛親君。
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左から写真家の南川三治郎さん、齋藤康一さん、四八先生の長男・藤本哲哉さん、キャノンの松岡史洋さん。
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第8回目の藤本氏八写真文化賞の受賞者・桜井秀さんと。桜井さんは丹野章さん、東松照明さん、細江英公さん、奈良原一高さんたち6人が作った写真家集団VIVOに入社し、各氏に師事した先輩だ。
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平元君を囲んで・・・・。
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桜井秀さんと写真家・眞月美雨さんと・・・・。
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平元盛親夫妻と・・・・。 奥さんのひろみさんの陰の支えがなかったら今の写真家・平元盛親はないと断言してもよいほど彼女は献身的だった。平元君は受賞のあいさつの中で「いつもはお~いとかあんた~とか呼ばれていましたが、この賞を受賞してから”先生”と呼んでくれたのが、一番うれしかったです・・・・」と語っている。
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二次会は何故か市内のモンゴル料理の店。左から選考委員の福島義雄さん、飯田市美術博物館館長の滝沢具幸さん。
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平元盛親君グループも参加した・・・・。
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店のママさんがモンゴルの人。民族楽器を弾き美声を聞かせてくれた・・・・。
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3次会は平元グループでカラオケスナックに。トップバッターでマイクを握る「風通信」編集長の鈴木渉さん~!☆
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翌日は、高松から来た寒川真由美さんの写真を見た。母の俳句に自分の写真を添えた本を出版したいと意気込んでいた。いい本になりそうな予感がした・・・・。 そのあと美術博物館へ。自分の作品の前で記念写真を撮った。
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第4回(2004)飯田市藤本四八写真賞奨励賞を「じいちゃんの田んぼー讃岐・高松」で受賞している寒川さんと美雨さん。受賞作品の前で。ちなみに藤本氏八写真文化賞は、僕を入れると「風」関係者が5人も受賞している・・・・。案外これ、快挙かもね~!☆
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信州へ来たのだから一度は蕎麦をと、明治4年創業の「高田屋本店」で食べた。みんなは、ざるとろろ蕎麦、僕は地の山菜天ぷらざる蕎麦をいただいた。美味しかったな~!☆

 

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東放学園が高田馬場にあった頃にゲスト講師の依頼があって以来( ´艸`)・・・。現在は西新宿に、東放学園専門学校、東放学園映画専門学校、東放学園音響専門学校、東京アナウンス学院とそれぞれビルを構えている。僕の友人で映画監督・音楽プロデューサーの金大偉君(僕の左隣)が、この学校の専任講師をしているので、たまに今回のようなお呼びがかかるのだ・・・・。

 

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授業風景。カメラを向けるとみなノリがいい・・・・。

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講義が終了した後、8人の学生から質問があった。中国の北京から留学しているYさんは、とりわけ熱心で授業終了後も僕に詰め寄って質問を繰り返した。このクラスのなかに5人ほどのアジアからの留学生がいた・・・。

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今度、金君が監督・音楽・構成・撮影をした日中共同プロジェクト合作記念作品「ロスト マンチュリア サマン」は、7月23日から30日まで。横浜のシネマ・ジャック&グティ(TEL:045-243-9800)で上映される。この映画は天空の物語である・・・。失われた満州民族の原郷と薩満(シャーマン)の宇宙と時空を求めた金大偉監督が贈る魂のロードムービーだ。ぜひ、鑑賞してほしい映画なのだ~!☆(上映時間115分、カラー作品)

 

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関東大震災以後に建てられた銀座1丁目にある奥野ビル。その3階と地下1階で石山喜美子さんの写真展は行われていた。エレベターは今時珍しい、ドアは手で開け、中の網戸のドアも開けて乗り、もちろん手動で締めないと動かない。降りる時も然りだ。5~6年ぶりぐらいになるか、とにかく彼女と再会をした。今回の写真は、石山さんが雑誌「面白半分」に勤めていて、写真をやり始めた頃の作品だ。昨年1年かけてネガを整理し、一点、一点銀塩印画紙にプリントしたという。

「やはり暗室に籠もってバライタで焼くといいわね~。創作活動をしているという実感がつかっめたし、改めて写真の魅力が再認識ができ、ますます写真が好きになったわよ~!」と、僕に語るのだった。今回登場している作家たちは、野坂昭如、井上ひさし、開高健、寺山修司、五木寛之、羽仁五郎、吉行淳之介、大島渚、金子光晴、草野心平、田中小実昌、唐十郎などをはじめ昭和の文壇を彩った綺羅星のような人たちばかりだった・・・・。

「誰もがあまり見せたことがない笑い顔、表情をしていますね・・・・」というと、石山さんは「そうなのよ、みなさんスターばかりでしょ。そこへまだ駆け出しの若い娘がカメラを向けるので君、大丈夫、ちゃんと撮れるの・・・?!という顔をするの」。それで、今までにいろいろな写真家が撮っている写真にはない独特な雰囲気、まるで友達か、家族が撮っているような温度感が出ているのですねと僕が言うと「そう言ってもらえるとうれしいわ~!」と石山さんは、娘さんのようにはにかんだ・・・・。

 

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11日は、午前中から東放学園映画専門学校の講義のために出かけ、授業が終わってから銀座でいくつかの写真展を見た。そして最後に石山喜美子さんと再会して楽しい時を過ごせた・・・・。

今晩のおかずの魚などを買ってから、家に辿り着いたら上の写真ようなきれいな夕焼けが広がっていた。思わず合掌をしたのである・・・・。  あらためて合掌~!☆

春のお彼岸には、故郷の墓参へ行けなかったので母の日だという5月8日に、88歳の母が暮らす上州吾妻へ出かけた。いま、NHKの大河ドラマ「真田丸」の舞台である岩櫃城の真向かいが実家のある村である。岩櫃城の出城、内出城の二の丸跡に我が家がある・・・・。

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「北へ向かふ車窓に赤城山ひろがれば母の国なり深く呼吸(いき)する」この拙い歌は僕がまだ10代の時、帰郷の折に詠んだものだ。当時、詩人・石川啄木に心酔していたので、短歌も色濃く影響を受けているのがわかる・・・。その赤城山(1828m)。高崎駅から吾妻線の列車で行くと右手に赤城山、左側に榛名山、正面に谷川岳を中心とした上越国境の山並みが広がる・・・・。

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赤城山三景・・・。

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左の車窓からは榛名山(1449m)が広がる・・・・。

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渋川駅ホームで。この駅からバスに乗り換えて、伊香保温泉や榛名山、榛名湖へ行く。

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赤城、榛名の両山とも複式火山だが、山の形は異なる・・・・。

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僕らが子供頃は、左側の川の色が青くなっている辺りを「長ん渕」と呼んだ。深さ5メートルばかりの暗い淵と高さ4メートルぐらいの大きな岩があって、その岩から深い淵をめがけて飛び降りるのが、一人前の男(少年)になった証だった・・・・。

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僕の実家へ行くのには、吾妻川に架かる田辺橋(たんべばし)をどうしても渡らなければならない。その橋の上から見た吾妻川。歌人・土屋文明が東京・青山を空襲で焼け出されて疎開の地として僕の田舎でもある川戸へ越してきたのが1945(昭和20)年5月のこと。文明も同じ新緑の吾妻川の光景を眼に焼き付けたことだろう。文明の短歌に「友二人われをおくりて夕川を田辺わたればわが川戸村」という歌がある・・・・。

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実家の庭で。母が丹精こめて世話をしている花々が美しかった・・・・。

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アーティストの眞月美雨さんと母・・・・。奇遇だが二人とも誕生日が一緒だ~!☆☆

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2000数百点からセレクトした91点の写真をプリントしてみた・・・・。

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前橋にある朝日印刷工業(株)DiPS.Aの営業の藤井賢司さん(右)と制作部デザイナーの米山将弘君と最終的な打ち合わせをした。(5月9日)

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午前中から初めて、終わったのは午後4時を回っていた。

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すばらしい写真集になるようにと、お互いの奮闘を誓って記念写真を撮った・・・・。刊行は今月下旬頃を予定している~!☆

連休の2日から今日まで、いくつかの編集作業を事務所に籠もってやっていた。一番大きな作業は40ページのA4版サイズ変形の写真集の編集だった。使用した写真91点。これを2千数百点の中からセレクトするのに時間がかかった。表紙、裏表紙、扉から全ページのレイアウトが終わり、文章原稿も完了したのだ。

群馬県前橋市にある朝日印刷工業(株)で印刷をするので、明日から出かけて、9日の午前中から最終的な打ち合わせをして入稿することになっている。本のタイトルは『愛ー旅立ち 松枝秀雄 てる子写真集』である。それ以外に2本の雑誌のグラビアの編集作業をした。1本は、A4版サイズで5ページ。タイトルは、[辺境の息吹 パフアニューギニア・精霊たちの色彩マジュク]だ。もう一本は、月刊誌で連載している日本文学風土記シリーズ。宮崎県日向市で若山牧水を舞台にしたグラビア8ページ、文章1ページのものだ・・・・。

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久しぶりの家からの夕暮れ・・・・。

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前の畑は大きな大蒜・・・・。

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イタリアン料理にビールとワイン、そして締めはチューハイと餃子・・・。少し飲みすぎて顔を赤らめた~!

 

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<ポスターデザイン:塩崎亨 写真:LYDS KAZ>

第27回目となる「マリナーズ・アイ」の作品募集がいよいよ今月の19日(木)が締め切りだ。

◆テーマは、海で働く人たち、海、船、港、海岸など海を題材とした作品 (応募資格は問いません。誰でも自由に応募できます)

◆詳しくは(一財)全日本海員福祉センター TEL:03-3475-5391 mail:iss0511@iss01jp   ホームページをご参照ください。

◆本展は、横浜赤レンガ倉庫1号館スペースA 7月1日~7日まで。 ◆巡回展は、北九州ひとみらいスペース 9月5日~18日まで。 神戸海洋博物館 9月下旬~10月初旬予定。

◆7月2日(土)14:00~赤レンガ倉庫1号館2Fにおいて写真家・小松健一による作品解説(無料 予約なしでも自由に参加できます)

◆今年の審査員は、創立から第26回まで務めてきた写真家の丹野章さんが昨年亡くなったたために、今年は、藤森邦晃さん(株)日本写真企画・「フォトコン」編集長が僕と共に審査する。

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銀座にあるライカギャラリーで2つの写真展を見たあと、最近オープンしたばかりのTOKYU PLAZA GINZAをのぞいて見た・・・・。

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癌が見つかったという友人に送ろうと思い御守を求めて久しぶりに浅草観音様へ参拝に来た・・・。いつ来てもそうだが東南アジアか、中国にいるような錯覚を覚える。街の雰囲気や匂いがそう思わせるのだろう・・・・。しかし、本当に中国人観光客が多いなあ~!

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厄除けと祈願成就の二つの御守を求めた。そしてお神籤を引いた。前回来たときに引いたお神籤は、お財布の中にしまっていたので、取り換えようと思ったのだ。引いたのは「二十六番の吉」だった。前の物はお返しして、新しいお神籤を財布にしまった。良いことがありますようにと祈りつつ・・・。 浅草寺観音籤の内容は秘密です・・・・。 合掌

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午後5時には本堂はしまってしまうので、間に合わなかった人たちは長い列をつくって、扉の前でお参りをしていた。

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3点とも浅草寺本堂の扉の前で・・・・。

それにしても歳月の流れるのは早い。もう5月、卯月である。初夏や立夏という夏の季語を使う季節になってしまった・・・・。昨年の今頃は、新宿のリコーイメージングスクエアの個展に続き、前橋のノイエス朝日での個展と、てんやわんやの騒ぎだった。5月8日には過労のためか、夜中に倒れ救急車で群馬大学医学部附属病院へ緊急入院。翌日は退院したものの、その3日後には再度倒れて、今度は日本赤十字病院へ入院した。 そのまま1週間の入院治療をしたのは、遥か遠い昔のような感じがする・・・・。 みなさん~!くれぐれも身体を自愛してくださいね~!☆ 合掌

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