写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2016年3月アーカイブ

 

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創立37年を迎える「写真集団・上福岡」の3月例会が開かれた。この間、新しい会員は少しづつ増えていたものの、高齢化や病気などによる退会者がここ2年ほどで10名を超えた。ある程度やもうえないもののやはり淋しい。しかし組織としては常に新しい清流を入れないと退化してしまうことは必然である。

諸先輩たちが37年という輝かしい歴史を築き上げてきたのであるから、次のバトンを受ける世代は何としてもその精神を引き継ぐことが大切であろう。そのためにはやはり若い人材を集団に迎い入れなくてはなるまい。新体制で36回目の写真集団展を開催することになるので、大いに新風を吹き込んで新たなる写真集団を築いていって欲しいと願っている・・・・。 合掌

 

 

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平元盛親君近影(2016年3月18日・撮影:眞月美雨)

受賞作品「狐の棲む里、雑・草、花、木、虫・・・命のおはなし」(下の10作品) 平元盛親

<選考理由>

都市近郊のベットタウンという自然環境の中で、生きものの生死の営みを組み写真として見事に表現している。写真1枚1枚が情感に満ちており、詩を語りかけるようにまとまっている。その場に行けば撮影できる写真ではない。作者の感性を軸に被写体をどう切り取ったらよいか心得があり、画面構成など写真の表現やプリントも技巧的に大変優れている。今回の応募作品の中では、ずば抜けて内容と表現力を持った力作といえよう。

◆受賞作品展

(飯田展) 5月14日(土)~6月26日(日) 飯田市美術博物館

(東京展) 6月30日(木)~7月6日(水)  東京キャノンギャラリー銀座

☆第10回飯田市藤本四八写真文化賞(推薦の部)は、南川三治郎さんが「アトリエの巨匠100人」、「イコンの道」、「聖地 伊勢へ」で受賞した。

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「飯田市藤本四八写真文化賞・写真賞」とは、飯田市出身の写真家・藤本四八先生の業績を永く顕彰するとともに日本の写真文化の振興に貢献することを目的に、飯田市市制60周年を記念して1997(平成9)年に創設されたものである。

ちなみに写真研究会、ならびに「風」関係者で、いままでに藤本四八写真賞(公募の部)を受賞したのは次の4人。第2回藤本四八写真文化賞(推薦の部)を受賞した僕を含めれば半分を占めていることになる。考えてみるとけっこう凄いことだね・・・・。

◆2002年 第3回藤本四八写真賞「沖縄 2000」 田頭とみい

◆2004年 第4回藤本四八写真賞奨励賞 「じぃちゃんの田んぼ」 寒川真由美

◆2008年 第6回藤本四八写真賞 「僧貌」 大橋紀雄

◆2016年 第10回藤本四八写真賞 「狐の棲む里、雑・草、花、木、虫・・・命のおはなし」平元盛親

☆藤本四八写真文化賞(推薦の部)の歴代受賞者

第1回 芳賀日出夫  第2回 小松健一  第3回 水谷章人  第4回 三好和義  第5回 野町和嘉  第6回 竹内敏信  第7回 井上博道  第8回 桜井秀  第9回 齋藤康一  第10回 南川三治郎

☆2年に1度の賞だから20年間で10人しか受賞できないのだ。僕は生前、藤本四八先生にはずいぶんと長い間可愛がっていただいたので、僕も含めていわゆる先生の弟子筋が5人も受賞していることは、良い恩返しができたのではと思っている・・・・。先生との思い出は枚挙に暇がないが、これからも草葉の陰で、どうかお導き、お見守りください。  合掌

 

 

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ここ数日、花冷えが続いたために、桜の開花も遅れてまだ1分咲き程度であった・・・・。

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毎年、櫻見の会には、初鰹の刺身か、たたきを僕が作って振る舞うのが恒例となっている。この日は宮崎沖で上がったばかりの初鰹の刺身を土佐仕立てにして益子焼きの大皿に盛った・・・。青森産のニンニク、徳島産のスダチ、それにオオバ、万能ネギをたっぷりとのせて、自家製手作り汁をかけていただいた。好評であっという間になくなってしまったよ・・・・。

 

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新河岸川を渡る北風が少々寒かった・・・・。参加者は「写真集団・上福岡」の竹川義之副会長をはじめ5人と写真研究会「風」の鈴木渉、眞月美雨同人。

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それぞれが持ち寄った手作り料理とお酒・・・・。参加できなかった「写真集団・上福岡」事務局担当の一瀬邦子さんが手作り料理を届けてくれた。ありがとう~!☆

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会場を移して、これも恒例となっている松村敏興さん(僕の右隣)の北海道産の蕎麦粉にこだわり、手打ちした二八蕎麦を食べた・・・・。 川岸の花見には参加できなかった写真家・烏里烏沙君、俳人の笠原茂舟さん、山岳写真家の利根川敏夫さん、写真研究会「風」同人の鈴木孝雄さんが新たに参加して賑やかになった・・・・。

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3次会はさすがに僕をふくめて3人だけ・・・・。

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右から利根川さん、鈴木さん。この二人の山岳写真家の歳を合わせると167歳となる。なんともお元気な二人。明日も早朝から二人で撮影に行くという。いつまでもすばらしい創作活動を続けてくださいと祈るばかりである・・・。 合掌

3月20日から22日まで僕の故郷でもある上州へ行った。それは友人である松枝さんとてる子さんの新しい人生に旅立つ記録を撮影し、写真集を作ることの為であった。ヘア・メイクやフラワーについては、アーティストの眞月美雨さんに協力をして頂いた・・・・。

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てる子さんが生まれ育った上州沼田郊外の村。正面の山はよく遊んだという戸神山と雪を被った上越国境の山々。
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固く手を握りあう二人・・・・。
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てる子さんの実家。片野家は、昔はこの地方の庄屋だったという。82歳となったお父さん、弟の与一君を囲んで。
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いま放映中のNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台として登場する沼田城址から現在の沼田市内を望む。
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沼田城の石垣が残る通りで。てる子さんの高校時代のデートの場であり、テニスなどした思い出の地でもある・・・・。
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結婚式と披露宴のヘアメイクを担当する美雨さんと・・・・。
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上州名物焼き味噌まんじゅう。僕は故郷へ帰るといつも子供の頃に食べたこの焼きまんじゅうが無性に食べたくなる。昔は一串に5つ饅頭が刺さっていて5円だった。この店は4個で210円だった。
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会場のある渋川市内の花屋さんへ打ち合わせに。当日使う花を美雨さんがセレクトした・・・・。
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21日の結婚式・披露宴の当日は、朝7時30分には会場に入り準備を始めた・・・・。
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花婿の秀雄さんのヘアも整える・・・・。
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新郎新婦と一緒に・・・・。
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11時から両家が集まり結婚式が厳かに始まった・・・・。
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披露宴は12時開始。約80人の参列者が集った・・・・。
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新郎の職場の上司である和田毅ご夫妻による媒酌人のごあいさつから始まった・・・・。
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新郎新婦とも親しい弟の小松勝三と友人の娘・幸代ちゃんと・・・・。
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白無垢、ウエディングドレス、カクテルドレスと3回のお色直しがあるので、ヘアメイクの美雨さんも忙しいが、撮影する僕も大変だった。大体僕はこうした撮影は今までにほとんどしたことがなし、例え依頼があっても断ってきた。
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参加者の手作りによるウエディングケーキと結婚式場から贈られた氷の彫刻。この式場の社長は氷の彫刻の世界大会で何度も優勝している第一人者だという。

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ケーキカット・・・・。
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最後のお色直し。
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お父さんへのお礼の手紙を読んだあと花束を渡す、てる子さんと秀雄さん。
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娘の花嫁姿を見るのを楽しみにしていた母親の遺影を持って・・・・。
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この撮影は全部で1400点ほど撮った。縦の写真がアップするとどうしても横になってしまうので今回は使用できませんでした・・・・。 またの機会をお楽しみに・・・・。  合掌

 

 

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撮影:小松健一
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撮影:小松健一
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(櫻見の会のチラシ。酔っぱっらって寝ていてごめんなさい~!)

毎春、この季節になると行なってきたぶどうぱん社主催の「櫻見の会」を開催します~!☆            まだ、間に合います。ふるってご参加ください。お待ちしています・・・・。 合掌

◆3月25日(金)13:30 ぶどうぱん社集合!!  ◆近くの新河岸川辺の桜並木へ移動して花見    14:00~16:00頃まで。 ◆参加費は無し。肴(料理)か、お酒一品をご持参ください。

◆その後、居酒屋「三福」へ会場を移して松ちゃんの打ち立て蕎麦を食べます。                                        16:00~19:00頃まで。 TEL:048-471-0062(志木駅東口徒歩2分)

◆申し込み先 ぶどうぱん社 TEL:048-456-7302(小松まで)

 

 

みなさん~!☆ご無沙汰していました。8日ぶりのブログの更新です。実はパソコンソフトのバアージョンアップをしたら全て稼働しなくなり、ブログがアップできなくなったのです。苦労して復活に向けて努力した結果、ようやく今日アップ出来ました。まだ完全復活ではありませんが・・・・。

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3月10日、東京・神田にある写真弘社本社において、プリントの最終チェックをおこなった。写真研究会「風」同人の眞月美雨さんも駆けつけてくれた・・・・。

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3月16日、午後4時からオリンパスギャラリー東京で搬入・展示作業を行った。(株)フレームマン、写真弘社の渋井取締役が協力。
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鈴木渉さんと「風」の同人仲間である並木すみ江さん、眞月美雨さん(左の2人)も来てくれた。 ありがとう・・・・。
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3月18日の初日、朝から多くの来場者があった。見ごたえのある写真展なので是非~!!作家の鈴木渉さんは会期中は毎日会場にいるそうです。
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会場を近くのすし屋に移して「写真展の開催を祝う会」をした。あまり呼びかけなかったのにもかかわらず30人を超える人たちが出席して大いに盛り上がった。2次会にも10数名が参加した。
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この会の司会・進行役を務めた眞月美雨さんと「風」同人の塩崎亨君。
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この日の主役・鈴木渉さんと「写真集団・上福岡」のメンバーたち。
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写真集団「乱気流」のメンバーと日本舞台写真家協会会員の渡辺国茂さん(右端)。
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岡山から参加した「風」同人の高田昭雄・紀美子夫妻(右)、「風」同人の鈴木孝雄さん、写真家の柴田秀一郎君。
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産経新聞東京本社・知的財産管理センター部長の清藤拡文さん(右)が乾杯の音頭を取ってくれた。左は「風」同人の並木すみ江さん。
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右から(株)写真弘社の松淵健君、日本写真作家協会の今井田理事、日本写真家協会の烏里烏沙君、画家の美崎太洋さん、工学院大学客員研究員の遠藤英湖さん、名古屋から参加した「風」同人の平元盛親君。
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右から音楽家の中田フミ子さん、彼女も元写真研究会の仲間だった。その隣は、元共同通信の編集委員で、フォトジーャナリストの新藤健一さん。この会で鈴木渉さんへ祝辞のあいさつをしてくれた。
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参加していただいたみなさんへお礼のあいさつをする鈴木さんと司会の美雨さん。
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閉会のあいさつを延べる高田昭雄さん。彼は「風」創立からの同人である・・・・。

 

あの忌まわしい東日本大震災、それに伴って発生した福島原発放射能漏れ事故から今日で丸5年の歳月が流れた・・・・。死者、行方不明者、関連死者を含めて21.000人を超え、現在なお避難生活を余儀なくしている人は174.000人を超えている。そして福島原発の放射能汚染はいまだ垂れ流し状態が続いていて、解決の方法はまったく見いだせていない・・・・。

そうした事態であっても、次々と原発の再稼働を強行している自民・公明両党の現政権は、いったい何を考え、僕ら日本国民をどこへ連れていこうとしているのだろうか・・・・。怒りが沸々とこみあげてくる肌寒い2016年3月11日の朝であった・・・・。

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3.11後の福島をモチーフにした鈴木渉写真展「浜通り」の作品より(上の8点)。
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◆初日の3月18日午後6時過ぎから作者の鈴木渉さんを囲んでささやかな祝う会を行います。会場は写真展をしているオリンパスギャラリー前の新宿センタービルB1F「すし屋銀蔵」(TEL:03-3342-6651)
◆会費は3.800円です。午後6時までに写真展会場にお集まりください。ご案内いたします。

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今回の企画写真展のキュレーターを務めたフォトジャーナリストの新藤健一さんと写真家・眞月美雨さんと。東京・霞が関にある弁護士会館1Fエントランスホールで。
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僕の作品の前で(左下の写真)。岩手県宮古市・浄土ヶ浜で2011年9月9日撮影。右上の写真は、細江英公さんの作品。福島県南相馬市の海岸で撮影。
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マスコミの紹介や報道もあり、大勢の人たちが見に来てくれた・・・・。
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日本を代表する39人の写真家たちが協力した。その中の一人、フォトジャーナリストの森住卓さん。写真展の全作品が収録されている同名の写真集も同時発行された(定価700円+税 産学社刊)。 森住君の話題になっている作品の前で。
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森住君とは20代の頃、ある新聞社の写真部で同じ釜の飯を食った仲だ。新聞社を辞めてフリーになってから4年間ぐらい新宿駅南口奥の小さなアパートで共同暗室をしていたことがあった・・・。

森住君のこの写真は、福島県浪江町にあったスリッパを8x10インチのTR-Xフィルムを2か月間密着させたら放射線のエネルギーが感光した。セシウムなどの放射性物質の粒子が放射線を出し、白く光っている。 左の写真は、福島県飯館村にあった軍手。オートラジオグラフィー(放射線写真法)で、被曝の実態を視覚化したもの。ベータ線粒子やガンマ線を画像化している・・・・。彼の写真家としての執念が生んだ作品であり、胸を打った・・・・。

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その足で、東京・中野区の東京工芸大学芸術学部にある写大ギャラリーで開かれている土門拳先生の写真展「古寺巡礼」へ行った。ここには何度も来ているのだが、今回は2年ぶりだった。静かな会場で土門先生のプリントと対峙しながらじっくりと鑑賞・・・。

美雨さんは初めて見た土門先生のプリント作品に圧倒されたと感想を語った・・・。 池袋の東京芸術劇場で開催中の公益社団法人日本写真家協会が主催している写真展「日本の海岸線をゆくー日本人と海の文化」も先日に続き見た・・・・。

 

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池袋駅西口にある東京芸術劇場5FギャラリーⅠ・Ⅱ(10:00~20:00 休館日無し)
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この記念展の実行委員長・島田聡日本写真家協会常務理事(中央)と日本中国写真交流協会会長の若山美音子さん、写真家の烏里烏沙君と・・・・。
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4日、18日からオリンパスギャラリー東京で始まる鈴木渉写真展「浜通り」のテストプリントのチェックに銀座の写真弘社へ。その後、ギャラリーを4か所廻ってから池袋でお疲れさま会・・・。
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5日、若山さんと烏里君と・・・。2人とも中国・四川省出身なので馬が合う。
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この日の話し合いで、正式に日本中国写真交流協会の顧問就任の要請を受けることにした。烏里烏沙君も僕と一緒に顧問となった・・・。それで乾杯~!☆
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6日、今月の21日に挙式と披露宴を行う松枝夫妻が当日の打ち合わせに来た。写真撮影は僕が担当し、ヘア・メイクは眞月美雨さんが担当することとなったので、最終的な確認をしたのである。
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僕が結婚の祝いにと二人に贈った雲南省で求めたショールをしてきたので、記念写真をパチリ~!☆
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夕食は、韓国料理店「南大門」に行った・・・。店主の李ルセ君と奥様の真理子さん(左の2人)と一緒にパチリ~!☆。

 

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映画「ビハインド・ザ・コーブ」のチラシの表裏。 「日本の食文化はなぜ、ターゲットにされたのか?驚きの事実がついに暴かれる!」をはじめ、「鯨の竜田揚げ」は、もう食べられない!?かつての大好物から生まれた小さな疑問はいつしか危険なパンドラの箱を開けた・・・・・。などの刺激的なコピーが踊る~!☆

1月30日から新宿K’s cinemaにおいてロードショーをしてきたこの映画は、いよいよ3月11日をもって終了する予定だ。スポンサーなし、映画制作経験なし、カメラ技術無し、もちろん資金なし・・・・の一人の元OLが4ヶ月間、三重県の太地町に泊り込んで取材し、そしてアメリカワシントンDCまで追い続けた・・・・。八木景子監督の熱情と根性と魂を傾けた力作をぜひ、多くの人たちを誘ってみて欲しいと心から願っている・・・・・。 合掌

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パンフレット(定価648円+税)より。監督からのメッセージ、クジラとイルカについて、クジラの推定頭数、捕鯨の歴史、クジラ料理レシピ、監督の対談など興味深い資料満載の小冊子である。
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八木景子監督のサイン入りのパンフレット。
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八木さんとの出会いは、昨年7月に東京・文京シビックセンターで「反核・写真運動」が開催した「原爆投下70年ー広島・長崎原爆写真展」の会場であった。受付担当者が「いろいろと質問したいという人がいるのですが、対応してください」と僕に言ってきたのが初めだった。その時にはすでに、この映画の最終的な編集に入っていたらしく、原爆の写真を含めた著作権のことと、使用した映像が人権侵害には当たらないのかなどの質問が主だった。

もちろんその場では、映像をみていないので、一般的なことしか答えられなかったが、後日、編集中の映像を見て欲しいと送ってきたので、僕なりに何度か意見やアドバイスをした。そうして彼女は、著作権者に会うなどひとつひとつ問題点をクリアにしていったのである。そうしたこともあって僕も関係をしている「武蔵野市民学校映画を学ぶ会」で、会員限定の特別上映会を監督を囲んで2度おこなったのである・・・・・。 兎にも角にも、映画館においてロ-ドショーが決まって良かった。 心からの拍手を贈りたい・・・・・。 おめでとう~!☆

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「DOO-WOP 魂 2016 in 東京」のポスター。
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A.Guitara&Vocalのなかはたはるのりさん。 写真家・眞月美雨さんの友人でもある・・・・。
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リーダーでVocalのジミー入枝さん。彼は20年前にキング・ストーズのバンドマンを経て2年間ともに活動した経験を持っている。異色のスカイテナーの歌手である。現在は地元の鹿児島を中心として活躍の場を広げている・・・・。
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ピアノは小原やむちゃさん。ボーカルも担当した。彼も鹿児島出身だ。ジミー入枝さんは話術にも長けていて会場は終始笑いに包まれていた・・・・。
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なかはたさん、小原さんの2人もそれぞれのオリジナルナンバーを披露した・・・・。
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会場にはジミー入枝さんの多くの先輩、先生たちが駆けつけていた。代表してシャネルズのベースの佐藤善雄さんがマイクの前に立った・・・・。
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夢の二人の競演に会場は拍手喝さいの渦だった・・・・。
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ステージ終了後、なかはたさん、ジミー入枝さん、写真家・眞月美雨さんの薩摩出身の3人のベストショツト~!☆
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ライブ会場が青山と渋谷に近かったので、その昔よく呑みあるいた呑んべぇ~横丁へ行ってみた。
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20年ほど前から行っている「まぐろ処」の大将。写真家・菱山忠浩君と高校時代の同級生だ。ある時、菱山君を誘ってこの店に呑みに来た時に、お互いに見つめあって「お~!お~!・・・」と、その偶然にビックリしていた。高校卒業以来の何とも不思議な再会だった・・・・。
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「まぐろ処」の大将の撮影。 久しぶりのこの店の本まぐろの赤身の刺身、三陸の生牡蠣、穴子の白焼き、隣でおでん屋を営む妹さんの手作りおでんもみな美味しかった。大満足と美雨さんは語った。春の匂いが漂う雛祭りの前夜だった・・・・。  
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帰りの電車内の光景・・・・。

 

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「忘れてはならないことがある。」を合言葉に・・・・・。

東京・霞ヶ関にある弁護士会館で、今日から東日本大震災写真展が始まった。この写真展には、田沼武能、細江英公、桑原史成、江成常夫、石川文洋、中村征夫、大石芳野、熊切圭介、野町和嘉、芥川仁、西宮正明、森住卓、石川梵、桃井和馬、安達洋二郎、芳賀日向、豊田直巳の各氏など39人の写真家たちが協力し出品している。無論、僕も出品しているし、写真研究会「風」メンバーの鈴木渉さんも出品している。キュレーターは、フォトジャーナリストの新藤健一さんだ。

ぜひ、あの大惨事、福島原発放射能漏れ事故を忘れないためにも、多くの人たちが見に来てくれることを心から望んでいます。友人、知人を誘って来てください~!☆

◆3月5日(土)12:00~16:00 東日本大震災5年被災者の集い「つながる」が開かれる。医師による「ストレスと避難生活」題した講演などさまざまなイベントも同会場でおこなわれる(参加費無料)。

◆開館は平日9:00~19:00 土曜日10:00~16:00 (日曜休館)

◆問い合わせ 東京弁護士会館広報課 TEL:03-3531-2251

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