もう今年も5月に入った。歳月の流れるのが、この歳になると何とも早い。ついこの前までは毎日が寒くてどうしようもなかったのに、いつのまにやら桜が咲き、そして新緑の5月・・・・・。この間、ネパールの大地震で、僕が会長を務めている「日本・ネパール写真交流協会」のメンバーたちの消息がつかめず、心配していたのだが一昨日、25日以来、消息不明だった事務局長が、無事なことがわかって一安心した。
公益社団法人日本写真協会が毎年開催している「東京写真月間」の”アジアの写真家たち-2015”は、今年はネパールの写真家たち19人の作品を、新宿ニコンサロン、キャノンギャラリーをはじめとした4会場で写真展をすることになっている。それにともないネパールから写真家たちを日本へ招聘し、トークやセミナーなどさまざまなイベントを企画していた。僕も昨年からいろいろと相談にのるなど協力していたのだ。
僕の弟子でもあり、日本・ネパール写真交流協会のメンバーでもある写真家が、日本へ来ることが決まっていたので、久しぶりの再会を楽しみにしていたのだ。しかし、あの大地震、幸い命は助かったものの、家々などは、崩壊、現在避難所で暮らしていてとても日本へ来れるような状況でない。残念だが諦めざるを得ないとの連絡があった・・・・・・・。
僕は1990年から約20年間、ネパールヒマラヤへ取材に通い続けた。僕にとっては第二の祖国のようなものである。ネパールの人々のやさしい笑顔、慎ましやかな暮らし、動物たちとの共生、神々への敬虔な祈り・・・・・・。そうした日常の光景がどうなってしまったのだろうか。考えると胸が塞がれる。 ただ、一日も早くあのゆったりと時が流れている日常が戻ることを心から祈るしかない・・・・・・・。 合掌
居酒屋・三福で。若大将夫妻と地元の常連客である山本建設社長夫妻とその友人と・・・・・・・。 山際さんとアンガミ君と別れたあと、一人で一杯ひっかけて帰った。連休中はづーと家に篭り、原稿書きをしなければならないのでね・・・・・・・。