写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2014年11月アーカイブ

 

公益社団法人日本写真家協会会員、NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会理事長、チベットカム山岳研究会会長、日本山岳写真集団同人、日本植物学会会員、日本中国写真藝術協会会員の烏里烏沙君の写真展が12月1日から5日まで、東京中国文化センターで開催される。ぜひ、会場に足を運んでください!!

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この写真展は、烏里君が十数年をかけて、十数回にわたってチベットを巡り、独自の視点で撮りおろしたカラー作品約50点を厳選して展示するものだ。彼自身の故郷への想いをこめて、地の果てまで続きそうな広大な美しい自然、自然と共生しているチベットの人々の暮らし、チベット仏教への厚い宗教信仰など。 また、地球温暖化の影響により、チベット高原の氷河の溶解が加速している現象も捉えている・・・・。写真家・烏里烏沙君のチベットへ寄せる愛いが込められた渾身の写真展である・・・・・・・・。

★オープニングパーティ : 12月1日(月)午後3時から写真展会場でおこないます。無料ですのでふるってご参加ください。お待ちしています。 (日比谷線神谷町駅 4番出口から徒歩5分 37森ビル1F)

 

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2014年の今年も後2日で、師走だ。極月、春待月などと洒落た呼び名もある。 「極月や朝を勝負の魚市場」という鈴木真砂女の句がある・・・・・・。 この季節になるといつも1年間自分は一体何をしてきたのだろうか、という自問自答に苛まれる。ここ数年、繰り返し同じ思いを抱いているのだ。信長の時代の「人生50年・・・・・」と比較すれば今や日本の男性の平均寿命は80、21歳となり、はじめて80歳を超え、女性に至っては86,61歳となり、2年連続世界一の長寿だ。後数年も経てば90歳に達する勢いである。 そんなに長生きをして日本人は何をしょうとしているのだろうか、何処へ行こうとしているのだろうか・・・・・。

僕ら現場第一主義である写真家という藝術分野は、現場に立たない限り、新しい創作・表現は生まれないという避けては通れない宿命がある。そう考えると僕に残された時間は、平均寿命の80歳などと呑気なことは言っておられない。体力的にみれば精々多く見積もってもあと10年が限界であろう。しかし、思考回路の方が果たして伴えるだろうか、という不安はやはり拭え得ないのである・・・・・・。

そう考えると日々、一日一日がいかに大切なのか身に沁みて解るのであるが・・・・・・・。こうして年の瀬が近くなり、師走の声を聞くと毎年毎年、後悔の念に襲われるのだ。自分自身をさらに深く見つめ直し、日々精進せねばならないことはわかっているのだが、貴重な一日を散漫に過ごし、その自責の念を酒で紛らわすことの多い己にへきへきとする・・・・・・・。 もう余り時間がない。こんな事をしている余裕はない。残された人生のなかで、やるべき事、やらなけれなならない事を見通しを持って、着実に達成していかなければならない。この事実から絶対に目を逸らしてはいけないのだと言う事を己の魂に刻みたい・・・・・・。 合掌

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僕の家の玄関前は、この季節になると隣の家の夏みかんが、たわわにに実り、甘酸っぱい香りを漂わせている・・・・・・・。
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しばらくの間、辺りを圧倒するように咲き誇っていた皇帝ダリアも、ここ数日の寒さのためか、散りはじめていた・・・・・・・・。 (写真は3点とも家の周りで。撮影は2014年11月28日)

 

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写真展初日は冷たい雨。僕は午後5時過ぎに会場に着いたが、その時にいた人たちで記念写真を撮る。高田夫妻を囲むように、日本写真界の最長老のお一人、丹野章さん、俳人の笠原茂舟さ(左)、後列真ん中の写真家・烏里烏沙君は前日の夜、中国の横断山脈の取材から約1ヶ月ぶりに戻ったばかりだ。ジャーナリストの遠藤英湖さんも来ていた。その他は写真研究会「風」のメンバー。

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代表的な作品の前で。敬愛する先輩写真家・丹野章さんと高田さん。 丹野さんは現在、公益社団法人日本写真家協会名誉会員、協同組合日本写真家ユニオン顧問、日本舞台写真家協会顧問など務めている。
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午後6時半過ぎに会場を新宿の「ぼるが」に移して、ささやかではあるが「高田夫妻を囲んでの祝う会」を開いた。デザイナーのコガワ・ミチヒロさん、写真弘社の神谷正樹君、写真家の菱山忠浩君も合流して総勢12人となった・・・・・・・。
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左から神谷君、菱山君、並木さん、そしていつもお若い丹野さん。
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右から高田紀美子さん、鈴木渉さん、鈴木孝雄さん、笠原さん。
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僕とコガワ君・・・・。多忙な中、わざわざ来てくれてありがとう~!会が終わってまた事務所に戻っていった。この写真の撮影は丹野章さんで~す!☆ 貴重な1枚!!
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最後に参加したみなさんへお礼のあいさつをする高田昭雄さん。右は烏里君。左は丹野さん。急なご案内にもかかわらず、また足元の悪い中、出席していただいて本当にありがとうございました・・・・・・。  合掌

昨日、25日写真研究会「風」同人で協同組合日本写真家ユニオン会員の岡山の高田昭雄さんの写真展「よみがえれ千枚田ー岡山 上山郷ー」の展示作業が無事終了した。今日26日からオープンする。会場は新宿・コニカミノルタプラザギャラリーBだ。期間は12月5日(金)まで。10:30~19:00(最終日は15:00)無休で入場は無料。

1975年から2014年までの約40年間を見続けてきた作品だ。1970年代の千枚田といわれた美しい農村風景から、自民党農政の減反政策などによって、農村が荒廃して棚田が原野へとなっていった時代、そして2000年代に入って、この美しい棚田を再生させようと都会に暮らす若者たちを中心に地元の農民たちと立ち上がった現在とを、高田さんの独自のやさしいまなざしで撮影してきた心温まるドキュメント作品に仕上がっている。1970、80年代はモノクロ写真、2000年代以降はカラー写真の展示になっている。

日本にもまだこうした美しい農村があったと思うと心が和んでくる。日本人の持つ、普遍的な故郷がここにある・・・・・・・。 ぜひ、会場へ足を運んでいただきたい~!☆  写真家は毎日、会場にいるそうです。

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会場に作品を搬入して、展示・飾り付け作業を始める・・・・・。前列右が高田昭雄・紀美子夫妻。「風通信」編集長の鈴木渉(左)さん、株式会社写真弘社の神谷君、株式会社フレームマンの社員も手伝いにきてくれた。 ありがとう・・・・・・・。  合掌
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展示構成が無事終了して記念写真。
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展示に約3時間かかって午後6時を過ぎたので、明日から始まる写真展の前祝いにと食事に出かけた。新宿西口にある「想い出横丁」で創業60年余となるうなぎの居酒屋「カシラ」へ案内した。紀美子さんは美味しいと言って7本セットをぺろりと食べていた。「一生の内にもう二度と来れない体験ができた・・・・・」と喜んでくれた。
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カウンターしかない店内は10数人で満席となる・・・・・・。メニューはうなぎの串焼きと漬物だけだ。
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その後、戦後すぐに開店しているから創業60数年になる、ばん焼き「ぼるが」へ行った。昭和の文化人が集った有名な店。初代のマスターは僕の俳句の師匠の高島茂先生だ。今夜の「高田夫妻を囲む会」もこの店でやる。店内には僕の作品も4~5点飾ってある。
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24日、この間撮りためた作品を見て欲しいと写真家の伊藤晴香ちゃんがやってきた。僕がよく行く居酒屋「三福」の一隅を借りて2時間程見てアドバイスをした。彼女は来年、個展をめざしているという・・・・・・。がんばれ~!☆
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韓国料理「南大門」の店主・ルセ君(左)とその友人。近所の沖縄料理の居酒屋で。したたかに泡盛を飲んだ・・・・・。

 

朝夕が、すっかりと寒くなった11月20日。2つの写真展と演劇を見るために都内へ出かけた。あいにくこの日は、冷たい雨が降り続く一日であった・・・・・・。

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まず向かったのは、JCIIフォトサロンで開催されている森山大道作品展「遠野物語」だ。この作品は、森山さんの処女写真展である。若き日に柳田國男の『遠野物語』に導かれるように何気なく足を向けたのが岩手県遠野市。この町に滞在した3日間、ただひたすらにシャッターを切り続けたと森山さんは回想している。東北地方内陸部のじりじりと焼け付くような暑い夏の日と、そこに生きる人々の素朴な在り様を若い眼で捉えていて共感を呼ぶ作品展だった・・・・・・。

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次に向かったのが、日比谷公園内にある日比谷図書文化館で開かれている林忠彦写真展「日本の作家109人の顔」。ご子息であり写真家の林義勝さんから手紙をもらっていたこともあり、必ず見ようと思っていた・・・・・・。林は、作家たちが「文士」と呼ばれていた時代、銀座「ルパン」に集う無頼派作家たちと出会ったのをきっかけに戦後の日本文学を担う文士たちの姿を撮り続けた。109人の作家たちの顔を通して、戦後の復興エネルギーに溢れる日本を描いている・・・・・・・・。約2時間余りかけてじっくりと観賞した。特に林自身がそれぞれの作家たちの写真に添えた撮影時のエピソードが興味深くおもしろかった。

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林忠彦の著書も図書館内で販売していた。僕も撮影したことがある司馬遼太郎、井上靖、大江健三郎、山口瞳なども会場に展示されていた。僕は林さんに会った事は何度かあるが、直接話した事は一回だけだった。僕が「ルパン」での太宰の写真のことを尋ねると「はじめて会って、それも最後の一枚のフィルムで、無理やり撮らされたような写真が俺の代表作とは、情けねえなあ~」と笑ったのが印象的だった。その時は、すでに車椅子生活だった。銀座キャノンサロンで一緒に写真を撮ってもらったのだが、その写真は何故か見つからない・・・・・・。

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20数年ぶりに入った日比谷図書館は、ずいぶんと様相が変わっていた。ちなみに僕の著書を何冊収蔵してあるか検索してみたら10冊あった・・・・・・・。
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上の5点の写真は、創立55周年記念・劇団東演公演「兄弟」より
原作は中国の現代作家で現在、最も注目され、次のノーベル賞作家候補と言われている余華。彼は中国社会を赤裸々に描き、その不条理と苦難を乗り越えてなお、したたかに生き抜いている人間群像を描き続けている。中国を25年にわたって取材し続けてきた僕にとってもリアルな舞台であった。毛沢東の「文化大革命」、国家経済至上主義である「改革開放主義」の大きな矛盾のなかでの弱者の視点にたった”悲劇と喜劇の混合”を描いた作品である。”金と食と性への欲望”は、時代や国、民族を超えても変わらない普遍的なものであることを痛切に感じた舞台だった・・・・・・。久しぶりに骨太な芝居を見て爽快だった。
「兄弟」の公演は、27日まで。下北沢 東演パラーダ
★お問い合わせ・申し込み先 : 劇団東演 03-3419-2871 [全席自由 一般4.000円、シニア(65歳以上)3、700円、学生2、500円]

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芝居を見た後、興奮冷めやらないので下北沢駅前の酒場に、今回の舞台の宣伝美術を担当したデザイナーのコガワ・ミチヒロさんと飛び込んで一杯やった・・・・・・。
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コガワ君とはかれこれ40年近い付き合いで歳も同じ。お互いに青春時代を生きてきた仲だ。一貫して彼はデザイナー、僕は新聞記者と写真家。今回は20年ぶりぐらいに組んで東演の舞台のポスターやチラシ、パンフレットなど広告に取り組んだ。以前、シベリア収容所が舞台となった芝居のポスターなどを僕の写真を使って一緒にやって以来である。こうして2人で飲んだのも20数年ぶりのことだった・・・・・・・。

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お互いに話す事は山ほどあったが、この夜は東演の芝居のすばらしさに乾杯~!☆ そして 「兄弟」の舞台の良さ、俳優たちの熱演、なによりも2人で制作した宣伝物の良さに乾杯~!☆
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下北沢にある炉端焼きの店の従業員とコガワ君と記念写真。割烹着が良く似合う女性だった。店内には芝居をする若者たちもいて、みないい顔をしていた・・・・・・。
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20数年ぶりに2人で呑んだので、興がのって終電に乗り遅れてしまった。彼の事務所が近い新宿・ゴールデン街の韓国料理店へ行ってまた飲みなおした。コガワ君の友人だという店のママさん。日本に来てもう25年になるという。現在は子ども3人が結婚して孫たちもみな日本で暮らしているという。午前3時過ぎに、マッコリとチジミとキムチなど土産に持って店を出た。

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彼の事務所に来たのも20年ぶりぐらいなんるだろうか。マッコリをやりながら話し込んでいたら辺りはすっかり明るくなっていた。時計をみたら朝の6時を回っていた・・・・・・。とにかく愉快な一夜であった・・・・・・。「兄弟」のポスターとチラシの前で。最近、新調した遠視鏡をかけて記念写真を撮った。 (撮影:コガワ・ミチヒロ)

 

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小雪とは、二十四節気の一つの時候で、陽暦でいえば、11月23日頃をさす。ちなみに大雪は、12月7日頃のことだ。季語には日本人の持つ繊細な機微が多く含まれていて興味深い。僕の友人が、もし絶海の孤島に、1冊だけ本を持っていけるとしたら絶対に『歳時記』だと言った者がいたが、うなずける気がする。

季語の時候なかには、「雉子大水にいりて蛤となる」(きじたいすいにいりてはまぐりとなる)などいう長いものもある。これは、七十二候の一つで、陰暦の十月節の第三候のこと。冬のはじめの月に伝わる説話から来ている。この季語を使っての俳句はまだ詠んだことはないが、17文字しか使えない俳句の表現としては、非常に難しい。先達の句を紹介しておく。  「雉子哀れまだはまぐりとならず啼く」(細岐原濃美堤)

上記の写真は家の前の畑に、今年突然に咲いた「皇帝ダリア」。通常ダリアは、夏の季語。天竺牡丹などと言う呼び方もある。しかし、ダリアと名がついても初冬に咲く花もあるのだということを知った。「皇帝」とは、『広辞苑』によれば、「美しく大いなること・・・・」とあるからこの花の名にふさわしのかも知れない・・・・・・・。

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並べ切れなくいので、2回に分けて合評がおこなわれた。第1回目の合評作品。
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写真集団・上福岡の11月例会で合評を終えてパチリ!。この日、はじめて見学をした人もいた。再来年が創立35周年になるので、都内の一流ギャラリーで集団展を開催する計画などの話し合いもおこなわれた。
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この日の二次会に、女性会員唯一の参加となった富田さんと・・・・・・。
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終わった後は、いつもの焼き鳥屋へ有志で。この日は、見学に来た平松晃四郎さん(右から2人目)が、入会をすることになったので二次会は、ささやかな歓迎会となった。田中栄次会長の音頭で乾杯~!☆

昨日、僕の写真展が無事に終わった。開館していた9日間の入場者は、500人を超えた。会場が写真関係者には知られていない場所だけに入場者数が心配だったが、文化センターの石所長によれば「センターでの催し物としては、今までの中でも入場者はとても多いです・・・・」という。少し安心した。この9日間、初日の飾り付け、オープニングレセプションをはじめ、毎日の受付、搬出など協力していただいた写真集団・上福岡、写真研究会「風」のメンバーをはじめ、多くの方々に心からの感謝をしたいと思います。ありがとうございまた・・・・・・・。  合掌

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会期中にたくさんの人々が来てくれたので、毎日昼からは会場にいてよかった。沖縄に暮らしている写真家の東松照明さんの奥様が来てくれたのにはびっくりした。「東松さんを偲ぶ会」以来の再会だった。右は銀座にある新居ギャラリー東京店の正木さん。
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大妻女子大学の講師をしている崔貞さん。僕のファンだといって著書を買ってくれた・・・・・・。
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11日の受付を担当してくれた写真集団・上福岡と写真研究会「風」のメンバーと写真家の田頭とみいさん(右から2人目)
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沖縄からヘア・メイクアーティスト兼スタイリストの荒井祐子さんも来てくれた・・・・・・。ありがとう~!☆
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ヘア・メイクアーティストの島田文子さんも忙しい合間をぬって来てくれた・・・・・・。

写真には写っていないが、後半に来場してくれた主な方々。公益社団法人日本写真家協会名誉会員、中谷吉隆さん、同協会常務理事で日本旅行写真家協会会長の山口勝廣さん、(株)日本写真企画代表取締役の石井聖也さん、写真家・杉山晃造さん、学研「キャパ」編集部・鬼沢幸江さん、日本中国写真藝術協会会長・佐藤成範さん、元講談社「フライデー」編集長の竹内章二さん、写真家・岩崎洋一郎さん、朝霞市議の田辺淳さん、写真家・藤田観龍さん、写真家・田澤洋さん、日本写真家連盟相談役・御子柴正義さん、日本ジャーリスト会議会員・日高信一さん、写真家・宅島正二さん、写真家・篠田有史さん、ライターの工藤律子さん、画家の金醒石さんなど・・・・・・。ありがとうございました。

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11月12日、2回目のギャラリートーク「中国大陸67.000kmの旅」がおこなわれた。参加者は20名ほどだった・・・・・。
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三国志と日本の歴史的な関係などをふくめて話した。みなさん、とてもおもしろかったと言ってくれた・・・・・・。
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大阪から来てくれたシンガーソングライターのあらい舞さん(右)と千葉県佐倉市でヘア・メイクを修業している娘さんの結花ちゃん(前右)。後列左から、沖縄の石垣島からわざわざ見に来てくれたダイバーの塚原君とジャーナリストの遠藤さん。
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結花ちゃんが小さい頃に、京都の家に泊めてもらってよく遊んだものだ・・・・・・。時の流れを感じた・・・・・・。
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「南大門」の店主・李ルセ、真理子さん夫婦と武蔵野市民学校代表の兼岡さんたちと合流して、「三国志」の写真を見て、学んだのだから蜀の国だった現在の四川省。本格的な四川料理を食べようと池袋へと繰り出したのだ~!。
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ルセ君と真理子さんで~す。15年物の紹興酒を1本空けた・・・・・・・。
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2軒目は、沖縄料理店「みやらび」へ。琉球舞踊を披露してくれたのは、崎山陽子さん。
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「みやらび」の女将で琉球舞踊家の川田功子さん(右)、店のスタッフも入って記念写真を撮った・・・・・・。
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13日午後から写真研究会「風」同人の高田昭雄さんの作品の焼きのチェクを東京中国文化センターでした。鈴木渉「風通信」編集長と写真集団・上福岡の2人のメンバーと(株)写真弘社の神谷君の5人でおこなった。
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★高田昭雄写真展「よみがえれ千枚田ー岡山 上山郷ー」は、11月26日~12月5日。新宿にあるコニカミノルタプラザで開催される。30年以上にわたって上山郷の棚田の全盛期、減反で原野へと還っていく姿、そして都会の若者たちと地元の農民が力を合わせて復活させていく姿を、長年見続けてきた高田さんの執念の作品展だ。ぜひ、ご覧ください。
★「よみがえれ千枚田ー岡山・上山郷」は、月刊写真雑誌「フォトコン」12月号にもグラビア掲載されている。

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かって一緒にヒマラヤを旅した(株)ゴールドウインの吉越美奈子さんとご主人。
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一緒に記念写真を撮る・・・・・・・。僕の「ヒマラヤ・散骨ツアー」には家族で参加したいと言っていた。
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13日、会場が締まる寸前に飛び込んできた琉球舞踊家の佐野七夕子さん。「三国志巡礼禮」の取材に使用した参考文献のまえで。
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「風通信」編集長の鈴木さんと3人で近くの居酒屋へ行った・・・・・・。
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七夕子ちゃんが「一緒に撮りたい~」というので・・・・・・。
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最終日の14日、午後4時過ぎから搬出作業にはいる前に記念写真。写真集団・上福岡の事務局長の山本恵子さんをはじめ、写真家の菱山忠浩君、元「風」のメンバーで協同組合日本写真家ユニオン会員の吉田加代さんも手伝ってくれた。(株)フレームマンの社員と(株)シグマの広報・宣伝部課長の桑山輝明さん(前列左)も入ってパチリ~!☆

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搬出作業を最後まで手伝ってくれたメンバー7人で、「ごくろうさん、打ち上げ会」を焼肉「南大門」でした。ほんとうにありがとうございました・・・・・・・。
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「南大門」店主・李ルセ君と菱山君、塩崎君。同世代だから初めて会ったのにすぐに打ち解けていた・・・・・・。
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生ビールに日本酒にワインに黒糖酒・・・・・・。旨い焼肉を肴にみなグビグビと飲みまくった・・・・・・。ルセ君大サ-ビスしてくれてありがとうね~!☆  あ~あようやく写真展が終わったという安堵感とともに物悲しさが入り混じる心境だ・・・・・・・。  合掌

11月8日、武蔵野市民学校・映画を○学ぶ会の主催する長編ドキュメンタリー映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」を見に行った。上映後、監督を囲むディスカッションにも参加した。この映画の監督を務めたのは、映画監督初デビューとなったかさこ君。彼は1年間で約8万枚の撮影をし、年間約90万字の執筆をこなし、ホームページのアクセス数は一日7000回を越えるという新進気鋭のカメラライターである。

僕とは10年ほど前に銀座で開いた写真展で知り合った。オープニングパーティに来てくれたのだ。以来、直接会ってはいなかったが、かさこ君が編集・執筆・撮影の全てをして刊行している「かさこマガジン」を送ってもらったりしていたので、彼の活躍ぶりは見ていた。しかし、まさか映画監督をするとは・・・・・・。かさこ君とチベットで偶然会って友達になったという写真家の菱山忠浩君にも声をかけて参加したのである・・・・・・。

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上映会は昼の部と夜の部の2回おこなわれて、合計で80人ほどの参加だったという。デスカッションには、監督の他に、この映画の製作・脚本を手がけた矢間秀次郎さんも参加して、何故、この映画を製作したのか、何故、監督にかさこ君を選んだのか、など熱弁をふるっていた。この映画の中心的なテーマは「原発事故が起きる数十年前、原発の危険性に気づき、原発マネーの誘惑を拒み、原発計画を追い出した自治体が日本に34ヵ所もあった・・・・・・」ということだ。

「故郷を、自然を、仕事を、そして家族を守りたい・・・・」と言う思いで、原発反対運動を成功させた人々を追い、丹念なインタビューの中から、人々の内面に隠された苦悩も浮かび上がらせているドキュメンタリー映画だ。この映画を通じて原発の恐ろしさは、放射能だけではなく、原発計画によって、村や町が、職場が、そして家族がばらばらになり、長い間続いてきた共同体そのものが崩壊してしまうことにあるということが理解できた。

★この日、恥ずかしながら僕のカメラにカードが入っていなくて上映会の様子は撮影できなかった。打ち上げに参加した画家の美崎太洋さんが、自分のカメラで撮影してデータを送ってくれたものをアップしたのだ。感謝~! 写真左が、かさこ監督。右から画家・太洋さん、僕、写真家・菱山君、かさこ監督の友人。

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かさこ監督と画家の美崎太洋さん。
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打ち上げは、いつも僕が行く居酒屋「三福」でおこなった。かさこ監督は出された料理が旨いと喜んでいた。
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何故か、僕を太洋さんがパチリ。そしたら監督も自身のカメラを出して撮影。「僕のブログで三国志巡禮の写真展のこと紹介しますよ・・・・」と言ってくれた・・・・・。 ありがとう~!☆
★ブログ  「つぶやきかさこ」  http://kasakoblog.exblog.jp/
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11月10日、下北沢にある「Lown」でおこなわれるあらい舞さんのライブへ行った。彼女の生の歌声を聞くのは、僕が京都の富士フォトギャラリーで写真展「ヒマラヤ古寺巡礼」を開催したときに、写真と俳句と音楽のコラボレーションをしたとき以来だ・・・・・。
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あらい舞さんとは、1988年にフォト&エッセイ『夜明けまでピアノを弾いて』(あけび書房)を共著で発行した以来の付き合いだ。彼女はまだ20代の頃だった。その後、母親を病気で亡くし、結婚をし、子どもを2人生み育て、父親も看取ってから、また音楽活動を本格的に始めた。いまは年間、数十回のライブ・コンサートをこなしている。30年前の彼女からみると当然ながら、人間としての成熟さが増し、歌の合間の語りもコミカルでありながら深いものとなっており、聴衆の涙を誘っていた・・・・・・・・。

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沖縄から来た舞ちゃんの妹・荒井祐子さん(左)。彼女は現在、沖縄で暮らしている。もう22年が過ぎたと言う。祐子ちゃんの東京の友人たちと。その中に、公益社団法人日本広告写真家協会事務局の職員の人がいたのには驚いた・・・・・・・。
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フリーのヘア&メイクアーティスト兼スタイリストとして活躍している祐子ちゃん。東京にいた頃は、歌手の沢田研二や少年隊などの芸能人を中心に担当していたベテランのアーティストだ。僕との付き合いも、姉の舞ちゃんと一緒だからもう30年になる。沖縄取材の折などのときどき会ってはいたが、ここ10年ほどは会う機会がなかったので、本当に久しぶりの再会だった・・・・・・。

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ライブに飛び入り参加したカントリーシンガーのトミ藤田さん(左)とハーモニカのSさんと舞ちゃん。

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祐子ちゃんが撮ってくれた。下北沢の「ライブハウス・ラウン」で。

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トミ藤田さんは、日本を代表するカントリーシンガー。東京オリンピックが開かれた1964年に本場のアメリカへ渡り以来一貫して、カントリー音楽を続けている。かっては「東海の美空ひばり」と言われたこともあったという。75歳とは思えないその美声と迫力ある歌声には圧倒された。この日は、「ジャンバラカ」と「テネシーワルツ」をギターを演奏しながら歌った。

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ベースギターは、「ライブハウス・ラウン」の店主・吉田達二さん。河島英五のツアーメンバーとして舞ちゃんと全国を回っていた仲間だ。この日は30年ぶりに、2人で河島英五のヒットメドレーを歌ったて、会場は盛り上がっていた。
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11月11日は、千葉県佐倉市で、「あらい舞 ピアノ弾き語りライブ」をおこなった・・・・・・。
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祐子ちゃんと・・・・・・・。
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『夜明けまでピアノを弾いて』の装丁をしたデザイナーのコガワ・ミチヒロさんも駆けつけてくれた・・・・・。
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家族ぐるみの付き合いをしていた姉妹と・・・・・・・。
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2回目のステージが終わった後も残っていたメンバーで記念写真を撮った・・・・・。 お疲れさま~!☆

初日のオープニングレセプションと7日におこなわれた第1回目の”ギャラリートーク「中国大陸67.000kmの旅」も無事終わった。昨日で前半の4日間は終了して、来週月曜日の10日から最終日の14日(金)までの後期に突入する。

◆11月12日(水)15:00~16:30は、第2回目のギャラリートーク「中国大陸67.000kmの旅」(無料)がおこなわれます。ぜひ、友人知人をお誘いの上、お越しください。おまちしています~!☆

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37森ビル1Fにある東京中国文化センターの入口。
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株式会社タムロンから届いたお花。 ありがとうございます・・・・・・・。
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受付は写真研究会「風」と写真集団・上福岡のメンバーが交代で引き受けてくれることになった。 感謝~!☆2日目の5日は鈴木渉「風通信」編集長が担当してくれた。
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写真展会場の光景。壁面の長さは74メートルある。
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オープニングレセプションに続き、2日目には奥様を連れて来場してくれた公益社団法人日本写真家協会常務理事・足立寛さん。
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僕が「三国志巡禮」の取材に使用した参考文献の一部を展示した。
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写真展会場は文化センターのために、講演やイベントなどが毎日おこなわれている。在日中国人の若い人たちによるパフォーマンスクラブの練習が5日の夜に開かれた。その代表の大島桜子さん。母親が中国人だという。
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6日、午前中に新宿のリコーイメージングスクエアで開かれている「第33回日本山岳写真集団ーわが心の山ー」へ行った。友人の烏里烏沙君、渡辺千昭さん、渡辺幸雄君らが出品しているからだ。僕の写真展に来てくれた所長の佐々木淳さんにもあいさつをした。 写真は、新進気鋭の山岳写真家・渡辺幸雄君と。彼は信州・松本に居を構えている・・・・・・・。
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7日、午後3時から始まったギャラリートーク「中国大陸67.000kmの旅」。始まる時は参加者は少なかったが、途中から増えて気がついたら20人を越えていた・・・・・・・。
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公益社団法人日本写真家協会名誉会員で今年89歳になられた丹野章さんご夫妻をはじめ、JPS名誉会員・伊藤則美さん、銀座・新居ギャラリーの新居さん、画廊るたんの店主など、たくさんの方々が来てくれた・・・・。
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群馬県前橋市から参加してくれた二期会会員の声楽家・山本掌さん。彼女は金子兜太主宰の「海程」の同人の俳人でもある。 その他に、鹿児島県奄美大島から建築家の久野末勝さん、北海道から40年来の友人Nさん、岩手県花巻市から写真家の多賀谷真吾君、僕と同郷で幼稚園から中学校まで一緒だった竹馬の友の戸塚金也君が奥さんを連れてきてくれた・・・・・・・。

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大勢で参加してくれたのは、日本写真家連盟の人たち。副会長の安井博道(僕の左隣)は、今年2回、中国の四川省と雲南省を共に取材した。竹田正明名誉会員、佐藤泰彦事務局長も参加してくれた・・・。感謝~!
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7日、一日受付を担当してくれたのは、写真集団・上福岡の新メンバーの佐藤さん。 後ろに貼ってあるポスターは、11月14日~27日まで劇団・東演が下北沢の東演パラーダで公演する「兄弟」(原作:余華)のもの。チラシとともに使用している写真は、今回の写真展にも展示されている僕の作品だ。デザインはコガワミチヒロさん。
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新宿のリコーイメージングスクエアでしている写真展から駆けつけてくれた写真家・烏里烏沙君と友人のNさんと神谷町界隈で一杯やった。2人の写真展を祝って。 烏里君は4日の深夜、チベット取材から約1ヶ月ぶりに帰国したばかり。そしてまた11日~25日まで海外取材に出かける。彼は12月1日から5日まで、東京中国文化センターで「チベットの印象」、12月19日~25日まで、フレームマンギンザギャラリーで写真展をする予定だ。飲みながらも2つの写真展の案内状のデザインについて相談を受けた。とにかく彼は超多忙だ・・・・・・。

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久しぶりなので美味しい肴にワイン、奄美の黒糖酒似合う肴を注文した・・・・・。勘定は「お2人のお祝いなので」とNさんが払ってくれた。突然来てくれただけでもうれしかったのに、奢ってもらうとは・・・・・・。 とにかく感謝~!☆ Nさんは銀座のホテルに泊まっているというので、お送りした。ホテルの近くにあった薩摩の居酒屋で返礼の意味もこめて今度は僕が奢って、さつまの肴で一杯やって別れた・・・・・・。街路はXマスシーズンが近いせいか、イルミネーションで彩られていた・・・・・・・・。

◆下の4点の写真は、協同組合日本写真家ユニオン理事の天川ひろしさんが初日のレセプションの時に、スナップ撮影した写真を送って来てくれたので、その中からアップさせてもらった・・・・・・。

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オープニングレセプションに出す料理を準備する写真集団・上福岡のメンバーと写真研究会「風」の並木さん(右)
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写真研究会「風」の鈴木さん、並木さんと写真家の武田君と。
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左から協同組合日本写真家ユニオン理事の坂本さん、古川さん、天川さんと会員の並木さん。
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参加していただいた方々へ、お礼のあいさつをする僕でした・・・・・・・。   合掌

11月4日、いよいよ写真展の初日を迎えた・・・・・・。この日は朝10時から搬入、飾り付けをおこない、午後2時からオープンすることになっていた。そして4時からはオープニングレセプションだった。けっこうハードなスケジュールであったが、写真研究会「風」、写真集団・上福岡のメンバーを中心に14人が協力してくれて、何とか無事に準備することが出来た。心から感謝している・・・・・・・。  合掌

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飾り付け作業。壁面が全部で14面あったので、パズル方式ではないが、みんなでそれぞれ当てはまる壁面へ作品を運んだ。
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手際よく作業は進み午後1時前には完了した。手伝ってくれた写真研究会「風」、写真集団・上福岡のメンバーと株式会社フレームマンの人たち。会場に掲げられた看板。書は僕だが、デザイン:塩崎亨君の協力だ。
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会場近くで昼食を・・・・・・。
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フリーの写真家・菱山忠浩君(右)も協力してくれた。遅れてやはりフリー写真家の武田充弘君も駈けてくれた。ありがとう~!
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午後4時から写真展会場においてオープニングレセプションが始まった。主催者を代表して東京中国文化センター所長・石軍さん(左)があいさつをした。
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この後、中国観光局駐日本代表の張さんが祝辞を述べた。参加者はのべ約80人になった。
写真には写っていなかった主だった出席者は、全日本山岳写真連盟監事・白岩吉明さん、協同組合日本写真家ユニオン理事の坂本、古川、天川さん、リコーイメージングスクエア所長・佐々木淳さん、新潮社編集委員・金川功さん、朝日新聞・元全日本写真連盟事務局長・山口百希さん、美術出版編集部・名塚雅絵、廣瀬渉さん、写真弘社社長・柳沢卓司さん、日本山岳写真協会元理事長・川井靖元さん、タムロン宣伝・広報室長・千代田路子さん、フレームマン社長・奈須田一志さん、画家・美崎太洋さん、しんぶん「赤旗」テレビ・ラジオ部長・小寺松雄さん、大阪電気通信大学教授・瀬野清水さん、人民日報記者・飯塚雅人さん、日本華僑人文化芸術界連合会理事・劉海さんなど・・・・・・。

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株式会社タムロンの小野守男社長からお花が届いた。 感謝~!☆
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乾杯の音頭は、「写真年鑑」編集長の河野和典さん。20数年来の友人でもある・・・・・・。
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お礼のあいさつをする僕でした・・・・・・。
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僕がしているストールは、大島紬を使った泥染めで制作したもの。この日も出席してくれたデザイナーの橋本真智子さんの作品。彼女の奨めで新調したのだ・・・・・・・。
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日本写真界の最長老のお一人、今年93歳になった芳賀日出男さんが駆けつけ、祝辞を述べてくれた。あまり評価されてない僕の今回の仕事だが、芳賀さんの一つ一つの言葉はすごく励みになった・・・・・・。
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続いて公益社団法人日本写真家協会副会長の熊切圭介さんが祝辞をのべてくれた。熊切さんとは、僕が日本写真家協会へ入会した30年前からのお付き合いだ・・・・・・・。
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公益社団法人日本写真家協会専務理事の松本徳彦さんも励ましの言葉を述べてくれた。この他、常務理事の足立寛さんも出席してくれた・・・・・・・。
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テーブル上のオードブルは、写真集団・上福岡と写真研究会「風」の女性メンバーの手作りが中心。好評だった・・・・・・・。  感謝~!☆ 酒類もみなさんの差し入れで充分楽しんでもらえた。  感謝~!☆
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中国・四川大学出身で現在、日本で写真をしているという若山美音子さん。日本の男性と結婚したと語っていた・・・・・。来年、四川大学と成都・武候祠の共催で中国で写真展と講演をする計画が進められている。
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芳賀先生を囲んで。元共同通信編集員でフォトジャーナリストの新藤健一さんとフリーのジャーナリストの遠藤英湖さん。遠藤さんは、お母さんと一緒に来てくれた・・・・・・。
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俳句雑誌「一滴(しずく)」の同人たちも参加してくれた。ありがとう~!☆
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レセプションの締めのあいさつは、公益社団法人日本写真協会執行理事・事務局長の大平温さんがしてくれた。今回の写真展は写真はもちろんだがあいさつ、キャプションなどの文章に感動したと語った・・・・・・。
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飲み足らない人を中心に2次会を写真展会場近くでおこなった。30人ほどが参加した。レセプションの裏方でオードブル作りをしてくれた写真集団・上福岡の女性メンバーと。 ありがとう~!☆
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京都から昨年一緒にチベットへ取材に行った京都・西方寺住職で、写真家の大橋紀雄さんもお祝いに来て2次会へも参加してくれた。そしてこの日のうちに新幹線で帰っていった。 ご苦労さまでした・・・・・・。 合掌
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左から写真家・荒谷良一君、写真家・山口一彦君、協同組合日本写真家ユニオンの創立期の事務局をしてくれた松野哲朗君。そして久しぶりに一緒に飲んだデザイナーのコガワミチヒロ君。彼とは40年来の古い友人。僕の写真集『雲上の神々ームスタン・ドルパ』の装丁をはじめ、10数冊の装丁を担当してくれている。

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公益社団法人日本写真協会事務局長の大平さんと写真集団・上福岡のメンバー。一番後ろが第4代目会長の田中栄二さんだ。
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写真家・塩崎亨(右)君と菱山忠浩君。2人はプロ写真家としてデビューする前からの付き合いだ。塩崎君は三国志取材に2回、のべ40数日間、走行距離は12、600キロメートル、僕の助手として協力してくれた・・・・・。
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2次会の乾杯の音頭は、株式会社ニコンイメージングジャパンの関口宏さん。締めのあいさつは、フォトジャーナリストで、東京工芸大学講師の新藤健一さんがしてくれた・・・・・・。
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3次会へどうしても行こうとコガワ君が誘うので、付き合った。何せ一緒に飲むのは十数年ぶりだからだ。近くで荒谷君が知っているというワインとイタリアンの店で飲んだ。この後、さらに新宿に出て4次会をするというので、僕は明日からまだ写真展があるので、断って家路を急いだのだ・・・・・・・。 でも愉快な一日でうれしかった。協力していただいた人、参加していただいた人、協賛していただいた各メーカーの人たち、すべての方々に心か感謝したい・・・・・・・。  合掌

◆ギャラリートーク「中国大陸67,000kmの旅」(無料) 11月7日(金) 12日(水)午後3時から4時30分◆

 

 

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明日から写真展「三国志巡禮」が始まるというのに、12月の展覧会の案内をするのは、と思いつつとりあえず早めにお知らせだけはと、ご案内することにしました・・・・・・。

この「五天展」については、案内状に書かれた文の一部を紹介しましょう。

ノイエス朝日に集う作家は、絵画、彫刻、工芸、書、写真、手工芸、そして詩や俳句、短歌、小説など幅広く制作活動をしています。 ある一夜の酒宴で、瓢箪から駒のように零れ落ちた話が今回の展覧会につながりました。 「五天展」とは、自分の制作はもちろん、「天にも届くような気持ちで制作を続けよう」という作家の心意気です。 今回は、普段制作をすることのない他分野に「遊びの心」で取り組もうという新たな試みです。・・・・・・・
それぞれが背骨の通った仕事をしているだけに一点一点が個性溢れる「世界に一つ」だけの作品になっています。展示即売もしていますので是非、ご高覧いただき楽しんでいただければと思います・・・・・・・。

この文章で大方はお分かりでしょうが、つまり、僕の親しい友人たち、書家で詩人の住谷夢幻さん、陶芸家の高橋芳宣さん、エッセイストの花兄さん、七宝工芸家の斉藤かほるさんの五人のコラボレーション展ということだ。特にユニークなことは、全員が自分の作品とは別に、他の全てのジャンルに挑戦したことである。僕で言うなら、陶芸、書、七宝と言う具合だ。それぞれが挑戦して制作した作品も会場に展示し、販売もして大いに来場者のみなさんに楽しんでもらおうという趣向である・・・・・・・・。

◆初日の12月13日(土)15:00~出品作家によるトーク・ショー(無料)。 その後、同会場において、ささやかなオープニングパーティをしますのでぜひ、お越しください。お待ちしています。   合掌

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「上州・雨の桑畑」(1968年) 240x290mm シルバーアートプリント
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「神仏像左半面相」(ネパール国立博物館・2004年) 335x410mm シルバーアートプリント

上の2点の写真は、今回の展覧会へ出品する作品の一部。僕が10代の頃から50代にわたるまで銀塩モノクロフイルムで撮影した中から、上州・東京・沖縄・チリ・そしてヒマラヤの作品を「シルバーアートプリント」で仕上げたものを展示する。特に、東京と沖縄の作品は、撮影した当時、僕自身が一つ一つ手焼きで制作した「ビンテージシルバープリント」なので非常に希少価値がある。

作品には、全て作者の直筆サインとシニアルナンバーが記入されていますので、正式な「オリジナルプリント」作品としての価値を持つものだ。ぜひ、会場で間じかに作品を見て、プリントの美しさを観賞していただけたらと思っている。 お待ちしています。 でも、その前に「三国志巡禮」の会場で逢いましょうね・・・・・・。  合掌

 

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今日から11月、神無月(陰暦10月の異称)。この時期、出雲地方では、全国津々浦々の諸国から神々が集うので神有月と呼んでいる。今年、2014年も残す所あと2ヶ月となってしまった・・・・・・・・。

11月4日から始まる僕の写真展「三国志巡禮」の最終的な打ち合わせのために、会場となる東京中国文化センターへ出向いた。この間、担当として係わっていた嘉村さんが、今日から中国出張のためしばらく留守にするので、新担当の媛さん、副センター長の張さんらを交えて細かい話し合いをしてきた。当日飾る看板やレセプション用の備品の確認などもした。いよいよ後2日でオープンする・・・・・・・。

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虎ノ門にある東京中国文化センターで、僕の写真展の担当になった媛さんと。中国人スタッフだが日本語は何とか大丈夫だ。ギャラリーは「中国藝術展」を開催中だった・・・・・・・。
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六本木の東京ミッドタウン・ウエスト1Fにあるフジフイルムスクエア(左)。
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写真家・松本徳彦さん(右)と写真家・高木康允さん。2人とも僕が30年前に日本写真家協会に入った頃からずいぶんお世話になった先輩たちだ。JPS理事を3期一緒に務めたこともあった。松本さんは現在、公益社団法人日本写真家協会の専務理事として活躍されている。
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展示された作品は数点を除き銀塩フィルムで撮影したものだと松本さんはいう。発色や臨調感、奥行きなどの空気感がやはり昨今のデジタル写真ばかり見ていたので、全然違うことが改めてよく理解できる写真展だった。記念にパチリ~!(高木さんが撮影)
フジフイルムスクエア内にある写真歴史博物館で、土門拳のモノクロ写真展をしていたので見た。「こどもたち」シリーズの名作が並んでいた。12月2日からはじまる「風貌」の作品はすべてウ”ィンテージプリントだというので、じっくり見に来たいと思った・・・・・・・。

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昨年3月~4月に奄美大島に行った折に、偶然に島唄が聞ける酒場で出会ったのが縁で、友達になった橋本真智子さんの展覧会へ行った。会場は渋谷のアートギャラリー道玄坂。彼女は1974年からデザイナーの高田賢三さんのスタッフとしてフランス・パリへ在住し、その後、文化出版局のスタイリストなどを経てオリジナルブランドを立ち上げた。現在は1300年の伝統を受け継ぐ奄美大島紬の魅力に惚れ込み、ここ数年奄美がよいを続けている。第22回ユザワヤ創作大賞展でグランプリ。今年の23回展では、ファッション大賞受賞している・・・・・・・。

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今年の授賞式に、真智子さんの受賞作品を着て、モデルとして登壇したというまり子さん。その縁で来たのだ。
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まり子さんは、日常的にも着物が大好きでよく着ると言う。大島紬の反物を着付けているのが真智子さん。
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大島紬の反物を見事に着物みたいに着こなした・・・・・・。
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今度は白大島紬の反物をあてているところ。ギャラリーのオーナーも手伝わされていた。
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は~い、完成です~!☆
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今年の授賞式ではじめて会ったというお二人だが、とても息のあった仲間みたいに見えた・・・・・・・。
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後片付けを黙々としていた。信州で生まれ育ったというまり子さん。僕はオーナーが注いでくれた奄美の黒糖酒・高倉をちびり、ちびりとやりながら、彼女らのやり取りや会話を肴にして時折、パチリとやっていたのであ~る・・・・・・。
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3人で記念写真もしっかりと。オーナーの撮影。僕が被っているベレー帽は、スペイン製の超おススメだからと言われたもの。でも僕には真智子ちゃんみたいに似合わないよ~!
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最後はまり子さんの撮影で撮った。 みなさん、僕の写真展には必ず来てくれると言っていた・・・・・・・。待っているさ~!

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僕の親しい友人の画家で音楽家の美崎太洋さんから昨夜、突然電話があり「小松さんの最寄り駅まで秋刀魚すしを持って来ているからちょっと出てきてよ・・・・・」と言う。僕は4日間は家から一歩も出ずに、静かに写真展の初日を迎えようと決めていたのだけれども、わざわざ太洋さんが手作りの秋刀魚すしを持って来てくれたというので、ついつい出かけた。これがその太洋作の秋刀魚すし(何個かすでに食べたあと)。彼の故郷は紀伊半島の先っぽの御坊市だ。秋刀魚すしと、めはりずしが本場の土地柄。美味な秋刀魚すしを頬張りながら佐藤春夫の詩「秋刀魚の歌」を思い出した・・・・・・。

 

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