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[no.762] 2014年10月29日  農民は藝術家なり稲棚田  風写  秋麗の日に第159回「一滴会」句会(中原道夫選)に、久しぶりに参加した・・・・・。

 

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前夜の木枯らしが止んで、秋の麗日となった28日、およそ半年ぶりに、俳句同人・一滴会の句会に参加した。句会は毎回都内の新橋で午後1時からおこなわれている。この日は体調を崩していた代表の岡井輝生さんも参加していたのでうれしかった。僕が無理を頼んでお願いした選者の俳人・中原道夫さんにも不義理をしていたのでどうしても参加しなければと出かけたのだ。
午前中に写真弘社へ行って、11月4日から東京中国文化センターではじまる写真展「三国志巡禮」のプリントチェクと12月13日から前橋のノイエス朝日で開催される「五天展~藝術は遊びのこころ~」へ出品する作品のチェックを済ましてから、銀座・キャノンギャラリー、銀座・アートギャラリーの写真展を見て句会に参加したのである・・・・・・。

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俳人仲間は、「あまりにも参加しないので、病気でもなっているのかと心配したのよ・・・・」などと気づかってくれた。久ぶりの投句は、入選が2句と1句は選外と惨敗の結果だったが、記録だから記しておこう。

農民は藝術家なり稲棚田  風写   山肌はすべて棚田よ天高し  風写  (中原道夫選:入選)

幾千年耕し早稲の峪なりき  風写  (選外)

句会が終了した後、有志の仲間たちで新橋駅前の居酒屋へ繰り出して、ここでも俳句談義に花を咲かせていた(写真:右列4人目が中原道夫さん)。早い時間から始めたこともあってみんながほろ酔い気分になったのは、まだ6時半前であった。数人からいつも行く「ホテルオークラ」のバーへと誘われたが、中原さんもこの日、新潟から戻ってそのまま句会に参加したので疲れたというし、僕も写真展の準備が気になったので申し訳ないと思ったが失礼した・・・・・・・。

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