秋分の日の9月23日、板橋区立文化会館ホールにおいて、琉球舞踊 川田功子の会「第16回 葉月の会」が5年ぶりにおこなわれた。前回は招待されて観賞に来ただけだった。たまたま友人が持っていたコンパクトのデジタルカメラで撮影した(5年前のブログを参照)のだが、今回はあらかじめ、モノクロのフィルムで撮影して欲しいと出演者から頼まれていたので、久しぶりに銀塩カメラを使って気合をいれて撮影した・・・・・・・。
以下のブログ写真は、愛用のシグマDP1、28ミリレンズ1本で撮影したもの。僕の席が左端だったために、舞台から遠く、みな小さく写ってしまって迫力のある琉球舞踊の感じが出ていなくてごめんなさい。モノクロフィルムは現像してからプリント引き伸ばしをするので今しばらく時間がかかる。もし、いい作品があれば、後ほど紹介したいと思う・・・・・・・。
この日の舞台で圧巻の踊りを披露した崎山陽子さん(中央)と師匠の功子先生。陽子ちゃんが舞ったのは、第1部のその4、「本花風(ムトゥハナフウ)」。琉球の港から旅立つ夫を見送る妻の心情を踊ったもの。また、めぐり合う日を信じて待つ妻の切なく美しい姿を見事に表現していた・・・・・・・・。
功子さんは、第2部の第2章、「月の美しゃ」 まるでニライカナイへ引き込まれていくような世界観。あまりの踊りの美しさにシャツターが切れないほど感動した。彼女の踊りはもうずいぶんと見続けてきているが、歳を重ねると同時にその円熟さが増し、見るもの心に沁みてくる。これからも後進の指導とともに自身も踊りつづけて欲しいと一ファンとして切に思った・・・・・・・。 合掌