5月24日、かれこれ40年ほど前から家族ぐるみで付き合っている友人が出品している書道展が開かれている芝公園にある増上寺へ行った。およそ3年半ぶりの再会だった・・・・・。書道展を見た後、Nさんが少し時間があるので帽子を買うのに付き合って欲しいというので、銀座へ行った。彼女は現在は石狩川の河口付近の岸辺に住んでいるが、生まれ育ちはオホーツク海に面した紋別市。生まれ持っての色白肌のせいか、直射日光に当たるとアレルギーが出てしまうので、幅広の帽子を求めたいということだった。
僕がいつも帽子を買っている銀座の「トラヤ」へ案内した。気に入ったのが直ぐに見つかって買っていた。その足で銀座ニコンサロンで開催されている文洋さんの写真展、キャノンギャラリーで開かれている桜井さんの写真展を彼女と見て周った。僕は文洋さんのは初日のオープニングの時にすでに見ていたが、再度じっくりと見たかったのでちょうど良かった。桜井さんの方は見たいと思っていたが、Nさんも行ってみたいというので回った。桜井さんが会場にいて話が盛り上がった・・・・・・・。
ホテルへ一緒に泊まっている師範の先生たちとの約束の9時にはまだ早いというのでワインバーへ行った。彼女の40年間の人生を聞いた。恋愛、結婚、子育て、父母の介護、そして葬送・・・・・。子ども4人を育て、いま孫が3人いるという・・・・・・・。歳月の流れの速さを改めて噛み締めた再会であった。そしてまたの再会を約束して別れたのである・・・・・・・。 合掌