写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.674] 2014年2月15日 ☆!ドキュメント24時間!☆ 先週末に続き記録的な大雪が関東地方を襲う!!我が家周辺でも30センチの積雪を記録した・・・・・・。

バレンタインデーの2月14日、午前中から降り始めた雪は横殴りの烈風をともない見る見るうちに積雪量を増していった。この24時間、家の周辺を撮影した大雪のドキュメントをアップしておきたいと思う。こうした記録的な大雪には、これからの人生の中でもそうはお目にかかれないからと思うからである・・・・・・・・。

みなさんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか。くれぐれもご自愛くださいませ!☆    合掌

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2月12日、久しぶりに「フォトコン」編集部、「写真ライフ」編集部などがある株式会社日本写真企画へ行った。石井聖也社長、藤森編集長、坂本副編集長などと2時間ばかり話をした。帰りに1年間通った八丁堀の居酒屋「北海道」へ寄った。BSの長寿番組「酒場放浪紀」に昨年暮れに紹介された店だ。築地直送の鮮魚はさすがに旨くて安かった・・・・・・・・・。

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2月14日、14;00撮影 家の玄関横のドアにも雪がつき始めた。この頃から本格的な降りになった。
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2月14日、14;02撮影 隣の家の周りの木々にも雪が積もり始めている。
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2月14日、14;30撮影 手紙を投函するためと食料がないので買うために、あまり雪が積もらないうちに近くのスーパーへ出かけた。近所の農家の庭。
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2月14日、14:38撮影 児童公園の櫻の古木に雪花が満開になっていた・・・・・・。自宅が霞んで見える。
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2月14日、14;45撮影 周辺の畑は雪原になっていた・・・・・・・。
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2月14日、15;10撮影 近所のスーパーで、レタスや保存ができるおでん、納豆、煮豆、コンニャク、牛乳などを買った。その途中にある農家の玄関へ続く道。
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2月14日、15;15撮影 重たい荷物を両手に持っての撮影だからきつかった・・・・・・・。農家の庭で。
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2月14日、15;20撮影 家路へ急ぐ人・・・・・・・。僕の家への道でもある。
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2月14日、16:30撮影 夕方になって外の様子を見る。道はもう完全に見えなくなっていた。家の前から望む。
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2月14日、14:35撮影  我が家の奥の方へつながる道を撮った・・・・・・・。

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2月14日、14:40撮影 家の玄関横のドアは、もう完全に雪に覆われていた・・・・・・・・。
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2月14日、21:30撮影 風が一段と強くなってきたので、もう一度外の様子を見に出た・・・・・・・。そこには雪国の風景が広がっていた・・・・・・・・。
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2月14日、21:40撮影 この日、世間はバレンタインデーとやらで、義理チョコを何個もらったとか、はしゃいでいるようだが、悲しいかな僕には一切縁がない話。義理チョコなんぞは、糖尿病の僕にはいらないが、せめて一粒でもいいから”本命チョコ”がほしいな~!☆ はかない夢物語とは思いつつも・・・・・。寒々しい玄関で、還暦を過ぎた自写像を撮る。

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2月15日、10:30撮影 夜半から雨模様になったのか、ドターン、バターンという屋根から雪の塊が落ちてくる音で寝付けなかった。テレビを付けてソチのオリンピックを見た。フィギャアスケート男子のフリー演技がおこなわれていたからだ。

3.11の東日本大震災をはじめ、様々な試練を乗り越えてきた19歳の羽生結弦選手が日本フィギャア界の宿願だった初の金メダルを取った。重圧に負けづによくぞがんばったと雪の降りつむ真夜中に独りで拍手をしていた。町田、高橋両選手もメダルまで僅差の5位、6位入賞と奮闘した。この間の日本選手団の戦いぶりを見ていただけに、この夜の彼らの活躍は溜飲の下がる思いがした・・・・・・・・。

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2月15日、10:35撮影 雪から氷雨に変わっていた。風が強いために積もっていた雪は吹き飛ばされていて木々などには積もっていなかった・・・・・・。
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2月15日、10:40撮影 今日の雪は水分が多く重たい。冷たい雨も吹きつけているせいか、道の雪掻きも誰もしていなかった。先週の雪は粉雪だったので軽く、雪掻きがしやすかったが今回は難儀をするだろう。しばらくは外出も控えた方がよいだろう・・・・・・・。
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2月15日、10:45撮影 玄関横のドアは雪で埋もれてしまっていた。玄関前もご覧の通りの雪。湿った粗目雪なので箒では、片付けられない。隣の家の枇杷の葉が散乱していた・・・・・・・。田舎の母が心配になって電話をした。先週も一人でがんばって一日雪掻きをして腰が痛くなったと言っていたからだ。今回の雪は前の雪とは違う。それこそ腰が痛くなる程度ではすまいないと思った。雪は90~100センチ位あるという。

僕が子供時分には、そんな大雪もよくあったが、ここ数十年間は30センチを越えるような積雪はなかった。さすがに87歳の母も一人ではどうしょうもなく町役場に電話をしたら「雪掻きなどやっている暇はない・・・・・」とえらい剣幕で電話を切られたという。「年寄りだと思って馬鹿にしている・・・・・」と珍しく怒っていた。剣道をしていた僕の後輩が町会議員をしているので、彼に電話をして相談するようにアドバイスをした。母も少しは安心したようですぐに直ぐ電話をしてみると言って電話を切った・・・・・・・。

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2月15日、11:00撮影 バレンタインデー前日、写真研究会「風」の同人・鈴木孝雄さんがたくさんの写真プリントを持って訪ねてきた。年内に都内の一流ギャラリーで個展をしたいという相談だった。とりあえず持ってきたプリントの中から40点に絞込み、プリントをきちんと揃えて焼きなおして、今月中にギャラリーに提出することにした。

その時に鈴木さんが持ってきてくれたのが果物。イチゴ、グレープフルーツ、りんごなどだったが、そのなかのイチゴの形におもしろいのがあった。いくつかはすでに食べてしまったが残ったのを写真に撮ってお見せしょうと玄関前の雪の上で撮影をした。バナナと比較すればイチゴの大きさが想像できるでしょう。僕はお礼にその日の朝に作った「さつま芋の炊き込みご飯」をご馳走し、タッパに詰めてお土産とした。鈴木さんは大の御飯好きだからだ・・・・・・・・・。

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