2014年の旅初めは、86歳となる母が待つ故郷・上州へ出かけた。これはもう僕が上京して以来、40数年間ほぼ続けてきた恒例の行事みたいなものである。 「北へ向かう車窓に赤城山広がれば母の国なり深く呼吸(いき)する」 この拙い歌は、僕が10代で上京し、挫折した後はじめて田舎へ帰る列車の中で詠んだ短歌である・・・・・・・・・・。中学時代から愛読していた石川啄木の歌を模倣したような歌ではあるが、青春の哀愁が感じられていま読んでも胸の中にツーンと来るものがある・・・・・・・・・。
母のすぐ上の伯父さん。昭和17年6月5日。24歳の若さで中国で戦死した。陸軍軍曹だった・・・・・・。合掌
3日は、母の友人のKさんが年始のあいさつに来てくれた。何度か会ってはいるが、こうしてゆっくりと酒をのみながら話すのははじめて。楽しい一時を過ごせた。Kさんは今年で満81歳になるというが、車の運転はするは、やることなすjことに機敏だ。まだ歳にはみえない若々しさがある・・・・・・。
みなさん。本年もお互いに心身にはくれぐれも気をつけて、悔いのない日々をおくりましょう・・・・。合掌