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[no.623] 2013年9月26日 写真雑誌「フォトコン」(日本写真企画)12月号”組写真の部”の審査終わる・・・・・。1年間にわたってたくさんの応募作品をありがとうございました・・・・・。  合掌

 

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(12月号、最後の審査をする・・・・・・・。 撮影:坂本太志副編集長)

25日、台風20号が日本列島の太平洋上の沖合いを北上しているなか、「フォトコン」の12月号の組写真の部の最後の審査のために、同編集部のある八丁堀へ向かった。月1回の審査だったからこの1年間、12回足を運んだことになる。単なる月例のコンテスト審査でなく、「写真道場」のようなつもりで、応募者も審査する僕自身もお互いに切磋琢磨していこうとよびかけ、実践してきたこの1年間であった。

しかし、その現実はどうであっただろうか、正直、眼に見えるような成果はなかったような気がする。僕の思いだけが空回りしていたのか、なかなか手ごたえのある作品や作者が登場してこなかった。途中、疲労だけを感じる時もあった・・・・・・・。一体に僕は何をしているのだろうかと・・・・・・・・・。しかし、終盤の3回ぐらいからは、少し少し、作品に変化が現れてきてホッとしたものである。

荒野に鍬を入れ種まきをしたということだろうか。これから育み、花を咲かせ、実り、そして収穫をする・・・・・・。そんな期待を持って次にバトンを引き継ぐしかない。僕自身としても改めて写真を組んで見せることの難しさを学ばされた。全国の応募者のみなさんの力作を前にずいぶんと勉強にもなった。この場をお借りしてこころからのお礼を述べたい。 ありがとうございました。  また、何時の日か、何処かでお会いしましょう。   合掌


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審査が終わってから打ち上げをする予定だったが、編集部の面々はそれぞれパーティやら取材やらで忙しく延期とした。僕は独りで、家の近所のインドから一時帰国している由紀ちゃんがバイトをしているマタギ料理の店へ行って、次にこの一年間、通わせてもらった居酒屋「北海道」へ。先日、TBSのBS番組「吉田類の酒場放浪記」で放映された店だ。今回でしばらく来れなくなる旨を大将にあいさつに行った。

最寄駅に着いたのがまだ、午後9時前だったので居酒屋「三福」へ寄った。カウンターに独りで呑んでいたのは、学生時代にこの店でバイトをしていたSさん。職場も正式な社員として採用が決まったという。7~8キロダイエットをしてスマートになったのでずいぶんと大人らしくなった。久しぶりにいろんなことを話しながら飲んだ。僕は1年間の「フォトコン」の審査を思い返しながら・・・・・・・。  一緒に写っているのは「三福」の若大将のマー君です~!☆

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