写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.513] 2012年11月20日  平成24年度「ぐんま山村」フォトコンテストの審査が終わる。ダライラマ14世法王へ写真報告集が届けられるとともに9日間の「上州の探検家・矢島保冶郎ー中国・西蔵30.000kmの旅」小松健一作品展も終わった・・・・・。 合掌

11月15日、午後1時から平成24年度「ぐんま山村」フォトコンテストの審査が群馬県庁でおこなわれた。僕が審査委員長となって今回で5回目。他の審査委員は神流町町長、嬬恋村村長、群馬県企画部長など。2時間ほどかけて厳正な審査の結果、最優秀賞をはじめ入賞作品45作品が決定した。

表彰式ならびに展覧会は来年1月25日から群馬県庁において開催される。今年は応募作品数、応募者数とも昨年とほぼ同じだったのが残念であったが、質的な内容は大幅に高くなっていたのが成果であろう・・・・・・・。

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群馬県庁から見た榛名山。遠くには白銀の浅間山見える・・・・・・。
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今回から中之条町町長に代わって審査委員となった嬬恋村村長(手前)をはじめ熱心な審査が続く・・・・・。
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県庁からの坂東太郎こと利根川・・・・・・。遠くには上毛三山のひとつ妙義山が見える。
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榛名山と反対側には名峰・赤城山がそびえる。左側は谷川岳をはじめとした雪をかぶった上越の山々が連なる・・・・・・・・・。
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矢島保冶郎の長兄、姉の子の子孫たちと矢島仲子さんと・・・・・・・。
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今月7日、ダライラマ14世法王に、この展覧会の招待状と写真報告集を届けに行ってくれたAさんと仲子さん。
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Aさんとノイエス朝日のスタッフのNさんと。Aさんには感謝するばかりだ・・・・・・・・。  合掌
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久しぶりにゆっくりと夕食を取った・・・・・・。地元の野菜と日本海の鮮魚料理がメイン。
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16日、山川出版の編集部長のYさんがわざわざ来てくれた。彼は古くからの友人だが、今年度、毎日出版文化賞を受賞した。また近年立て続けに今年文化功労者となった画家の安野光雅さんの本を出版し好評を博している話題の編集者だ。写真展会場に程近い、僕の好きな「そばひろ」へ案内した・・・・・・・。
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弟・小松勝三夫婦の常連の店で僕も顔なじみとなっている渋川の「忠治」へ顔を出した。写真展へ夫婦で来てくれたお礼も兼ねてだ。そうしたら13年間続けてきたこの店を年内にも取り壊すのだという。店の大将、女将と勝三夫婦で最後になるかも知れない記念写真を撮った・・・・・・・。芋焼酎をこれだけ多くそろえてある酒場はそうはない。
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いつも世話をかけている勝三の嫁のMちゃんの笑顔も・・・・・・・・。 感謝~!☆!
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17日のギャラリートークには、写真集団・上福岡のメンバーをはじめ40人ほどの人たちが参加。僕も最後のトークなので気合を入れて話をした。
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東京から来てくれた沖縄出身のYさん。彼女は一昨年、仲子さんと共に中国・四川省の旅に参加し、作年秋には僕らと東チベットにも取材に行っている・・・・・・・。
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右から七宝焼き造形作家の斉藤かおるさん、前衛書家の住谷幻夢さん、陶芸家の高橋芳宣さん、ノイエス朝日のアートデレェクターの武藤貴代子さん。約一年ぶりに5人で飲んだ・・・・・・。
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再来年の2014年に、5人でコラボするユニークな展覧会をしょうと大いに盛り上がった・・・・・・。
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大阪でいま個展をしている最中なのにもかかわらず、駆けつけてくれた友人の陶芸作家・高橋芳宣さん。魯山人に陶芸を教えたといわれる須田青華の三代目に師事し、本格的に加賀の地で学び、以後上州の甘楽で創作を続けている。やはり彼も一昨年、中国・四川省の旅に仲子さんと同行している。
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矢島保冶郎の関連の資料に食い入りように見つめる来場者たち。興味を持って質問する人が多かった。
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矢島保冶郎の次兄の子どもとその子供たちと仲子さんと。
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今回の展覧会のために協力してくれた友人のKさんとその子供たちと仲子さん。
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展覧会が終わった翌日、僕は母のいる実家から会場のある前橋へと向かった。隣駅、JR吾妻線の中之条駅ではこの季節冬の風物詩である干し柿を構内に吊るしていた。はちや柿という大振りな渋柿の皮を剥いて天日干しをしてから稲わらの中に数週間入れておくと真っ白に白子がふいて美味しい干し柿ができあがる。この駅でできた干し柿は乗客に配るという・・・・・・。
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搬出や整理がほぼ終わり、最後にノイエス朝日の美しきスタッフみんなと記念写真を入り口前で撮った。本当にこの11日間、もっと言えばこの1年間お世話になった。こころからのお礼を申し上げる。感謝~☆☆☆!!!   合掌

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