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[no.466] 2012年6月30日 「東京都美術館リニューアル記念 マウリッツハイス美術館展ーオランダ・フランドル絵画の至宝」の開会式・特別内覧会・レセプションに出席。フェルメール、レンブラント、ルーベンスたちの競演を堪能した・・・・・・。

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梅雨の晴れ間となった昨日、上野にある東京都美術館へ行った。久しぶりの美術館だった。20数年にわたりこの美術館で毎年開催してきた公募写真展「視点」、JPS展もここでやっていた。深く係わっていた時期があった頃を思い出しながら美術館の門を入った。この春、リニューアルオープンしたばかりの美術館に入館するのは初めてだった。今回はその新装オープンを記念した企画展の内覧会とレセプションに出席するためだった。実はこの美術館の広報担当者に、僕が主宰している写真研究会「風」のメンバーだったSさんがいて、この間、さまざまなご案内や招待状など送ってきてくれていたが、いつもタイミングが合わず出席できなかったので今回はどうしても思い出かけてきたのである。

会場はプレスをはじめ美術関係者などでいっぱいだったが、それでも内覧会だからフェルメールの「真珠の耳飾の少女」や「ディアナとニンフたち」などの代表作を目の前でじっくりと鑑賞できた。最晩年の「自画像」をはじめレンブラント作品が一挙に6作品並んでいる姿は壮観である。そのほか17世紀を彩った巨匠たち、ハルス、ライスダール、ルーベンス、ヤン・ブリューゲルらの傑作の数々を堪能できる企画展だ。作品鑑賞の環境やレストラン、休憩ルームなどの設備が充実した都美術館にぜひ、足を運んでみてください。上野の森は大樹に囲まれ気持ちがリフレッシュできる。この展覧会は今日6月30日から9月17日まで。

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僕もフェルメールたちの世界的コレクションに触発されたのか、いつになくシャツターを切った。会場内は許可を取ったプレス関係者しか撮影できないので、僕は美術館周辺をスナップした。    薄暗い会場で「小松さ~ん」と呼ぶ声がしたので振り返ると、この4月まで「アサヒカメラ」の編集長をしていたH君だった。脚立や大きな三脚を担いでカメラをぶら下げてニコニコ笑っていた。僕はあ~あ現場に戻って良かったと思った。彼も生き生きと見えた。別れ間際に「小松さん、また新宿のぼるがで飲みましょう」と言って取材に出かけて行った・・・・・・・・。

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夕方、出版社のYさんが明日から韓国に出かけるというので、前祝に軽く池袋でいっぱいやることにした。実は一昨日も病院に行った石神井公園で友人と沖縄料理の店に2軒いったばかりだった。Sさんも沖縄料理の店に一昨日行っていたという。しかし、またもや沖縄料理。時間が余り無いというので、駅前のいつも通っている「おもろ」と「みやらび」に顔をだした。昨日は夏のボーナスが出た会社が多かったらしく、めずらしく「おもろ」も「みやらび」も混んでいた。帰りに地元の店をのぞいたがどの店も満員状態。不況ではあるが、せめて懐が暖かい日ぐらいはという心情は良くわかるのだ~。

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