写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.439] 2012年4月1日 写真研究会「風」3月例会開かれる。 懇親会の流れ先の店で、「桜」を歌うシンガーソングライター・河口恭吾さん、映画「バナナとグローブとジンベイザメ」のプロデューサー・大城英司さんと出会った・・・・・・。

今日、4月1日はいわゆる「四月馬鹿」、日本では万愚節だ。欧米の習慣でエープリル・フール。日本ではやはり、嘘をつくという行為があまり良いとは言わないので、Xマスやバレンタインデーのように一般的にはそれほど広まってはいない・・・・・・・。

昨日、写真研究会「風」の3月例会が都内でおこなわれた。烈風吹き荒れる冷たい雨の降る日であったが、例会には僕をふくめて5人。後の懇親会に1人が駆けつけた。欠席者は自身が体調を崩したり、家族が病気になったりしたため参加できないと連絡があった。鈴木事務局長は、この間2度撮影に行った中国の民衆に的を絞った作品を100数十枚持ってきた。それを70点ばかりして、大四つ切のバラ板紙にプリントをする作業中である。すでに40点ほどは仕上がっており、それを1点づつチェツクした。森さんは3月11日から3日間、岩手県の陸前高田、大船渡、気仙沼に取材に行ってきた作品を100点ほど持ってきた。昨年加入した鈴木さんは、以前に撮った花の写真を。最後に3月に17日間ヨーロッパを巡ってきた吉田さんはできたての写真をたくさん焼いてきて広げて見せた・・・・・・・・。    

SDIM8311.JPG

大四つ切に綺麗に焼いた鈴木事務局長の作品を見る「風」のメンバーたち。

 SDIM8309.JPG

 吉田さんの作品の一部。アムステルダム、パリ、バルセロナの都市を中心に撮って来た作品。6月に銀座でグループでオリジナルプリント展をやるという。森さんは、「1年後の3.11」をやはり5人で写真展を開くというので、1年たっても今だ陸地に上がったままで放置してある船を撮影した写真を集めて出品したらとアドバイスをした。

SDIM8305.JPG

 いつも「風」の例会がおこなわれる町のメインストリートに最近建ったサザエさんの像。一緒に建つっているのはタラちゃんかな・・・・・・・。

SDIM8316.JPG

 例会終了後、家が遠い森さんをのぞいた4人で、いつもの居酒屋へ。吉田さんの無事帰国祝いをささやかながらした。2時間半ほどでこの日は切り上げた。何をどう撮っていくのかが、話題の中心になった。

SDIM8320.JPG

写真学校の授業が終えてから来た塩崎君とは、僕が渋谷で付き合った。17~8年前から行っている店へ。奥まった路地を挟んでおでん中心の「なだ一」を妹さんが、まぐろ・活魚料理の「まぐろ処」をお兄さんがやっている。偶然だがこの兄と「風」の元メンバーの写真家の菱山君が高校の同級生なのだ。不思議な縁である・・・・・・・・。(浅葉さんが載っている女性誌を見る塩崎君をパチリ・・・・・) 

SDIM8330.JPG

僕も久しぶりの店だった。以前にこの店でバッタリとデザイナーの浅葉克己さんと遭遇して盛り上がったことがあったが、この日はシンガーソングライターの河口恭吾さん(一番奥)と映画「バナナとグローブとジンベイザメ」のプロデューサー・大城英司さん(真ん中)と席が隣同士だった。塩崎君は知っていたようだが、実は僕は歳が違うせいか、2人をちっとも知らなかった。河口さんはあの僕も言われれば聞いたことのある「僕がそばにいるよ 君を笑わせるから 桜舞う季節かぞえ 君と歩いていこう・・・・・」の「桜」を作詞・作曲して歌っている人だった。  

3月28日にリリースしたばかりのオリジナルアルバム「ROMANCHICAI」(ユニバーサル・ミーュジュツク/定価3000円 ) をみせてもらった。ひとつしか持ってない11曲入りのCDは女将がプレゼントされて喜んでいた。大城さんのプロデュースする映画「バナナとグローブとジンベイザメ」の主題歌を河口さんが担当するという。公開予定は今年の夏の予定。沖縄が舞台となる様だが楽しみだ。2人とも骨太の 好青年だと思った。お互いに宮崎の芋焼酎をやりながら話はしきりと盛り上がったのである・・・・・・・・・・。

このウェブサイトの写真作品、文章などの著作権は小松健一に帰属します。無断使用は一切禁止します。