今日は9日、すでに啓蟄も過ぎているのに朝から冷たい雨が降り注いでいる・・・・・・。先月の17日から体調を崩してすでに22日。病院にも薬局にも行って処方された薬を3週間も飲み続けているのにもかかわらず、ちっともよくならない。歳のせいか、それとも持病のせいか、正直いらつく日々だ。
三寒四温を幾度かくり返して本格的な春が訪れると昔から言われてきたが、昨今の異常気象ではどうもあてにならない。もともとこの現象は、中国北部や東北部、朝鮮方面の冬季に3日ほど寒い日が続くとその後4日くらいあたたかい日が続くことからきているのだから日本の気象にも用いているもののあんまりあてにはなりますまい。
ニュースは、2日後の東日本大震災からの1年目を迎えることから、連日その関連ニュースと首都直下型地震が震度7だとか、連続する都会での孤独死や餓死などの暗いニュースを垂れ流し続けているので、独り身にしてみれば、不安な気持ちを煽られているようで気分が悪い。いまさら震度7の大地震に備えてどうしようようといううのか、僕などは半ば諦めの境地である・・・・・・・。神仏のみの知るべきことなり・・・・・・と。
余りにも気持ちが暗いから数年前に行った先島諸島の八重山列島で撮影した写真を載せようと準備をしていたら、親しい先輩写真家の石川文洋さんから文章が届いた。ちなみに文洋さんは沖縄島首里の出身である。その文によれば今日9日付けの読売新聞の夕刊「言葉のアルバム」というページに、文洋さんがベトナム戦争の従軍をしていた記者時代の記事が載るそうだ。それをぜひ、読んでほしいと言う内容であった。いま、彼の暮らす信州・諏訪地方はみぞれまじりの雪が降っていると言う。数年会っていないので文洋さんと会ってあの引き込まれるような笑顔に対面したいとつくづくと思った・・・・・・・・・・。
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竹富島で琉球瓦にシーサーのいる家
石垣島で。手のひらに乗るような小さな猿、名前は忘れてしまった
石垣島で。商店街を歩いていたら子どもたちのエイサーに出会った
石垣島で。琉球衣装に着替える娘さんたち
石垣島・白保の海にでる漁師