昨日の14日は先月の30日以来、久しぶりに都内へ出かけてみた。この間にもいろいろと用事はあったのだが、不義理をしたのだ。あんまり人に会いたくなく、話もしたくなかったのである。まず、新宿・コニカミノルタプラザギャラリーで18日までやっている先輩写真家の橋本さんの写真展「農燦燦」に行ってみた。久しぶりに本人に会えるのかなと楽しみにして行ったが残念ながら会うことができなかった。彼とはかれこれ40年ほど前からの付き合いになる。20代~30代にかけての頃一番付き合っていただろう。橋本さんたちは、当時、今は亡き根室の写真家・平野禎邦さんと今は車椅子生活を送っている竹内敏信さんと現在、沖縄にいる小橋川共男さんと4人で、有名な「ビボ」の向こうを張って、「バブ」というグループを作り、その事務所兼暗室が中野坂上にあった。そこが僕ら後輩の写真家たちもふくめたたまり場的存在になっていて、よく飲んで語り泊まったものだった。若き希望を抱いた写真家たちの”梁山泊”のような存在であった。いま橋本さんは新潟の豪雪地帯として知られる十日町市松之山に暮らしている。あの先輩メンバーたちもそれぞれにユニークだったとつくづくと思う・・・・・・・・。
まだ午後7時前だったせいか何処もネオンの明かりが点いてない。シャツターを開けていた一軒の店の前では猫が暇そうに留守番をしていた。しかたないのでかれこれ30年ほど通っている歌舞伎町の店へ顔をだした。いまは2代目の僕と同じ年の大将と女将で切り盛りしているが、ここ数年めっきり客足が減ったという。「団塊の世代の人たちが退職したからですよ・・・・」という。以前は作家たちが通ったこういう昭和の雰囲気のある店が消えていくのは残念でならない。なんとか残したいものである。 池袋で友人とばったり会って2軒ハシゴをして帰宅したのは午前様でありんした・・・・・・・。 すみませんね~。今晩はのみませんぞ~。夕べ買ってきた切山椒でも食べて寝てしまおう。 合掌