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[no.318] 2011年6月9日 『宮澤賢治 雨ニモ負ケズという祈り』(新潮社・7月20日刊行)の編集作業がラストスパート!☆「週刊新潮」(6月23日発売)に、僕の”サハリン紀行”の掲載が決まる~☆

 

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今週の月曜日から毎日、新潮社のある新宿区神楽坂界隈と東京印書館のある文京区音羽界隈に通っている。今日も午前中から出かけるので4日間連続だ。重松清さんと澤口たまみさんと僕との共著『宮澤賢治 雨ニモケズという祈り』新潮社のとんぼの本の新シリーズがいよいよ刊行に向けて作業が大詰めを迎えているのだ。それで印刷の製版の打ち合わせや校正をするために新潮社へ通っているのである。後は最終的な色校正とキャプション等のチェック、本刷りの立会いだ。7月20日頃には、全国の書店で販売になる予定である。取材を始めて35~6年になり、今までにも賢治の本は何冊かは刊行しているが、やはり感無量という感じはするのである・・・・・・。 ご期待ください~☆~☆

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東京印書館で、製版の打ち合わせをするAD責任者の高柳昇さん(左)と営業担当の佐々木政美さん(右)と『我が心の山嶺』の著者、鈴木孝雄さん。鈴木さんがまもなく最終的な取材として、南米のペルーアンデスへ行く前に、テスト製版の打ち合わせをしたのだ。いま、東京印書館とはもう一冊、写真集『瀧巡礼』の作業を進めているので印書館へもどうしても通うことが多くなるのだ。ちなみに今月末に発売される編集構成を担当した『心のふるさと 雲南』の出版社、光陽出版社も江戸川橋だから同じ界隈である。こちらも最後の仕上げの段階に入っている。 そんなことで8月の盆前までは、何だかんだと忙しい日々が続きそうである・・・・・・・。

 

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この日のご苦労さん会は、音羽界隈で済ませて早く帰ろうとしたら鈴木さんが1時間ほど飲んで後、「久しぶりに順子さんの店に行きましょうよ・・・・」と言う。「順子」とは、前にも紹介したことがあるが、30年ほど前、僕がまだ若く、池袋に仕事場を持っていた頃からよく食事などに行っていた店だ。あれから3箇所店も移ったが、いまでも年に何回かは顔を出している。鈴木さんは以前1度お連れしたことがあったが彼はすっかり気に入り、その後通っているらしかった。僕は今年初めてだったので少し気恥ずかしい気がしたが、順子はいつもと変わらずに”みちのくの女”の優しさで出迎えてくれたのだった・・・・・・・・・。

 

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