写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.290] 2011年4月9日 東北地方の友にこころを寄せて・・・・「恒例!☆ぶどうぱん社の花見の会」今年もおこなった。

4月4日以降、めずらしく4日間連続で用事があり忙しい日々だった。都内にも3日間出かけ、いま抱えている本の出版のための編集者との打ち合せや著者との打ち合わせ、デザイナーとの打ち合わせなどが続いた。写真原稿のプリントのチェツクや数千点の写真の中からのセレクト、サハリンの写真のデータ化などもした。自分の本もふくめ4冊を9月刊行めざして同時平行に進めているのだから結構大変なのだ。

 

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一昨日の深夜の大きな余震で目が覚めてから体調を崩し、明け方まで眠れなくて苦労した。そして昨日の恒例の「ぶどうぱん社の花見の会」。こちらに戻ってから毎年しているので今年で4度目。今回は東北地方の友人たちにこころを寄せての花見とした。午後2時に集合して近くの川岸の桜堤へ。数人当日これなくなったが昼の部には8人が参加。写真集団・上福岡のメンバーを中心に、チベット山岳写真協会会員とフリーの写真家だ。料理も酒もそれぞれが持ち寄る形式なので、普段食べられない家庭の味を味わえるのでいつも楽しみにしている。曇り日であったが気温は温かく気持ちの良い花見であった。その後、ぶどうぱん社へ席を移した。毎回準備してくれている松ちゃんの手打ちそばがみな心待ちで、写真も上手いがそば打ちは名人肌ときている松ちゃん。打った10人前の蕎麦はあっという間に平らげてしまった。僕は日頃のお礼にと土佐風かつおの刺身を大皿に盛り付けた。これも好評でみなさんが平らげてくれた。「来年も元気にまた花見をやりましょう!」最後は一本締めで昼の部は終了した。

 

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夜の部は仕事を終えた若い写真仲間たちが4人と昼からの居残り部隊が3人でいつもの居酒屋「三福」で午後7時過ぎからはじまった。最後の11時過ぎまで残ったのは6人だったが、こちらはもっぱらの写真談議。いかに写真家として生きていくか、どう生活と結びつけながら作品作りをしていくのかなど直面している課題や悩みについてそれぞれの立場からの意見が相次いだ。僕も自身の経験から若い写真家たちに語った。そして酒もまたみんな良く飲んだ。生ビールや日本酒などの他に、焼酎一升が軽く空いたのだった。夜桜にほろ酔い気分はなんとも気持ちがよいが、はたして写真創作への精進はいかに・・・・・・。

 

 



 

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