写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.273] 2011年2月18日 石川啄木没後100年記念・写真スケッチ集「啄木への旅」(ぶどうぱん社)が刊行☆短歌:石川啄木、文:山本玲子、写真:小松健一のコラボレーション作品だ!!

 

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日本を代表する詩人・石川啄木が生まれたのは、明治19(1886)年2月20日。明後日がちょうど生誕125年となる。(実は生誕100年の時に、まだフリーになって4~5年しかたってない僕が、写真スケッチ集「啄木への旅ー青春・愛・故郷を求めて」を刊行している) 啄木の第1歌集『一握の砂』が刊行されたのが明治43(1910)年12月だから昨年の暮が100年目だった。そして啄木が短すぎる生涯を終えたのが明治45(1912)年4月13日。また、この年の6月に第2歌集『悲しき玩具』が刊行されている。今年が99年目で、100周忌となるのだ。

そういうことなども含めて、啄木の人間性、啄木の歌の魅力などあらためて知ってもらいたいという熱い思いからこの企画は生まれている。短歌は石川啄木、文章と歌の選は石川啄木記念館学芸員の山本玲子さんが担当し、写真は僕が。40年間にわたる啄木を取材した作品のなかから16点を厳選して使った。

ケースの表紙裏には、山本さんと僕の啄木への思いを短いエッセイにして掲載した。なかの絵葉書は10点で、啄木が暮らした渋民、盛岡、函館、札幌、小樽、釧路、そして終焉の地となった東京のすべてが入っている。定価は税込みで600円。発行は、「ぶどうぱん社」である。

今回の作品は、啄木と山本さんと僕の3人のコラボレーション。ぜひ一人でも多くの人に手にとっていただき、親しい人への便りやプレゼントに使っていただければうれしい限りだ。

 

☆販売・注文先 石川啄木記念館 〒028-4132 盛岡市玉山区渋民字渋民9番地

TEL019-683-2315  FAX019-683-3119 (担当・山本)

 

 

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