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[no.259] 2011年1月13日  石川啄木没後100年記念・写真スケッチ集「啄木への旅」いよいよ2月初旬刊行へ☆!!

 

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昨年は石川啄木の歌集『一握の砂』が刊行されて100年目であった。本年は啄木が亡くなってから100周忌にあたる。啄木が生まれたのは明治19(1886)年2月20日。その生誕125年にもあわせて記念の写真スケッチ集「啄木への旅」を発行することにした。実は僕は、26年前の啄木生誕100年記念のときにも「啄木への旅ー青春・愛・故郷を求めて」という写真スケッチ集を発行している。これは好評をはくして10、000部売れた。今回は、短歌・石川啄木、写真・小松健一、文・山本玲子の3人のコラボレーションである。デザインは塩崎亨君に担当してもらった。題字は小松風写。初版は5000部で、2月20日の啄木の誕生日に合わせて発売予定だ。ご期待下さい。

上の写真はデザインの最終的なものではないが、こんなイメージのものが出来上がる。中のはがきは10枚セットで、渋民、盛岡、函館、札幌、小樽、釧路、東京と啄木が生活したすべての街の写真に、啄木の短歌と石川啄木記念館・学芸員の山本玲子さんの文章が添えられている。表紙の裏には、山本さんと僕の啄木への思いを綴った短いエッセイも載せた。販売しているのは、盛岡市渋民の石川啄木記念館と発行所のアトリエぶどうぱん社だけである。ご希望の方はご注文くださればお送りする。
昨日、印刷工場に塩崎君と2人で出向いて、技術者など3人と最終的な打ち合わせをして入稿が終わった。その後、二人で小さな居酒屋でささやかな祝杯をあげた。塩崎君は明日から香港・マカオへ5日間、歌手のエグザエルの撮影に出かけるので、その送別会も兼ねて、大いに飲んだのである・・・・・・・。
(写真は聖ロシア教会から望む函館港)

 

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