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[no.254] 2010年12月31日 「2010年最後の望年会」愉快に開かれた。小晦日は映画「ノルウェイの森」と「最後の赤穂浪士」を観た。良いお年を・・・・。

今日は大晦日。後数時間で2010年は終わり新しい年、2011年が来る。勝手に・・・・・。この年の瀬は珍しく年賀状はだいぶ書いた。大掃除も終え、玄関には小さな鏡餅を飾り、「2011年 新春」と揮毫した和紙を張り出した。いつもながらの日常が過ぎていくだけなのに、何故か年があらたまると言うだけで、心身も何か改まるかのような気がしてくるから不思議である・・・・・。  恒例の「2010年 最後の望年会」を29日に僕の暮らす街で開いた。

 

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家の近くの僕の作品が展示してある居酒屋で午後3時30分から始まった。暮も押し迫った忙しいこの時期に毎年やるのだが、それには意味があるのだ。「数え日のこの時期に、1年間の自らの来し方をふり返り、新しい年に向けた目標を立てる場にしょう」と言うことである。旨い酒と肴と仲間たちを囲んで・・・・・・。日本写真界の長老・丹野章さん、「フォトコン」副編集長の坂本大士さん、写真研究会「風」、「写真集団・上福岡」、チベット山岳写真協会などのメンバー、小さい子どもをふくめると20人が参集してくれた。午後6時半で1次会は一旦しめ、さらにその店で10人ほどが2次会に残った。次々と楽しい会話は弾んで9時過ぎまで宴は盛り上がった。そして口々に「来年もいい写真を撮ろう。良いお年を!」と言いながら別れていったのだった・・・・・・。

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翌、30日の小晦日は、しばらくぶりに映画を観に行った。「最後の赤穂浪士」と「ノルウェイの森」の2本を続けてみた。それぞれ原作が好評を博したものを映画化したものだ。他にも「武士の家計簿」と「相棒 劇場版Ⅱ」を観ようと思ったがさすがに2本観終わって疲れ果てた。約5時間だから神経を暗闇のなかで集中し続けるのは・・・・・・。腰や尻も痛くなるし・・・・・。単なる歳のせいなのかも知れないが。内容も決して明るくない。2本の映画の上映中一度の笑いも観客から起きなかった。「ノルウェイの森」のときに僕が一箇所少し笑っただけであった。笑っている僕が気まずい思いがしたくらいに場内は静まり返っていたのだ。いろいろと演出やカメラワークなどに意見はあるがここでは止めておこう。まだ観ていない人もいるし、僕は評論家ではない。実作者だから。 いろんな感想があるとは思うがこの2本の映画、決して観て損をするようなものではないことは確かだ。 ☆☆☆と星半分ぐらいだね!
ー旅始め車窓に母よ赤城あり  風写ー   ◎みなさん、良いお年をお迎えください。 合掌

 

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