写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.229] 2010年11月3日 おめでとうございます!!文化功労賞を我らが写真家・細江英公さんが受賞。にあやかって島酒をいただきました・・・・・。

今日は文化の日。小春日和の気持ちよい日だ。暦の上では11月は立冬で、陰暦の異称は霜月となる。この前までのあの暑さがまるで遥か彼方のことのように毎日が肌寒い。今週から来週にかけて宮沢賢治の故郷・岩手県へ取材に行くが東北のこの時期の気温をみると朝夕の気温はすでに3~4度となっている。もうそこまで冬将軍は忍び寄っているのだ。さて、文化の日のこの日は、秋の叙勲やら文化勲章やら僕らには全く縁がない表彰がおこなわれているが、一つだけうれしいニュースがあった。それは文化功労者に我らが写真家・細江英公さんが選ばれたことだ。写真家では渡辺義雄先生、石元泰博さん、田沼武能写真家協会会長につづいて4人目の快挙だ。細江さんはさらに俳句会「一滴」の同人仲間でもある。12月の句会の後の忘年会で祝う会をやろうという計画も進行中だ。細江さんの写真作家としての業績は世界的にも高く評価されているから文句ない受賞で、僕としてもこころから喜んでいる・・・・・・・。

と言うわけではないが2年ぶりぐらいに友人のMさんと池袋の沖縄料理屋で”デート”をした。この店は以前にもブログに書いたことがあるが僕が通いはじめてから20数年経つから池袋の通っている店のなかでも古い方だ。いい店はこの15年ぐらの間にほとんどが店を閉めてしまった。いまやこうした雰囲気のある店はこの池袋界隈でも小数派になってしまった。駅から1分程度で行けるというのも呑み助にとってはうれしいのである。大将は2代目で若い頃は店を閉めてからよく一緒に飲み歩いたものである。いまはお互いに歳を重ねてそれほどの元気はないが・・・・・・。Mさんはスキュバーダイビングもやるので沖縄へはよく行く、それで琉球料理と泡盛が大好きなのだという。そんなこともあって僕が2年ほど前に一度一緒にいった「あの店で会いましょう」と指定してきたのである。僕が待ち合わせの時間に行くとすでに独りカウンターで島酒をうれしそうに傾けていた。彼女は若い頃は池袋に近い所に暮らしていたのでこの町は自分にとって「青春時代の想いでの町よ・・・」といってまた島酒の盃を飲み干した。そして驕ってもらっうことになっている僕も「英公さんの栄光を祝して」などいいながらまた一杯、いやいっぱいかな・・・・・・・・。

 

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