写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.224] 2010年10月22日 宮沢賢治の本(新潮社)、いよいよ刊行に向けて始動!!「フォトコン」12月号”小松健一の写真道場”のためにインタビューをした・・・・・。

昨日、10月21日は銀座にある「ギャラリー・アートグラフ」へ行った。「フォトコン」12月号の”小松健一の写真道場”のインタビューのためだ。担当の坂本副編集長はすでに来ていて会場の写真などを撮影していた。このギャラリーは(株)写真弘社が運営している。何故、銀座に写真ギャラリーを作ったのかなどいくつか質問をした。このぎゃらりーの歴史などもふくめて詳しくは11月20日発売の「フォトコン」12月号をご覧下さい。6時からは新宿で新潮社のO編集者と打ち合わせの約束をしていたので、新宿へと向かった。宮沢賢治の本を出版することになっているので、近くまた岩手県へ取材に行くことや本の内容などについて話しあった。新宿歌舞伎町の奥まった路地にある小さな酒場でゆっくりと。この店は前にも紹介したことがあるが、まずは一見さんは入ってこないし、席数も7~8人しか入れないので静かに話ができるのだ。大将も女将さんの20数年来の知り合いだから気兼ねはいらない。Oさんは熱燗をちびりちびりやりながら本の企画内容を熱く語っていた。

彼女が大学を卒業したての新米編集者の頃、僕が連載していた森鴎外の担当だったので、小倉や津和野などにも取材へ行ったものだ。その頃から酒豪だったし、タバコも愛していた。結婚して2人の母親になってもそれは変わらない。「わたしは誰に何を言われようとも好きなものは止めませんからね~」と美味しそうに酒とタバコをのんでいた。打ち合わせも終わったので近くのゴールデン街へ行ってみた。写真家の森山大道さんら多くの写真家が常連客になっているバーだ。「久しぶりですね。どこか外国にいってらしやったの・・・・」とママがいつものように迎えてくれた。大道さんは北海道に撮影に行っているとのことだった。ここはギャラリーにもなっていて、いま展示している作者もいた。Oさんの夫も写真家なので、ママが何回か来ていると言ったので、彼女は驚いていた。軽くやって彼女をタクシーに乗せて別れた。僕は久しぶりの夜の新宿なので昔よく通った新宿西口のいわゆる「しょんべん横丁」の中華の店とジャズバーへ顔を出してから帰宅した。今月は土佐の旅からはじまって少々飲む機会が多すぎた。この日もやはり気心が知れたOさんだったこともあり、ちくっと飲みすぎたようであった・・・・・・。それでもって今日は深く反省をして禁酒デーとしたのであ~る(ちっとも偉くないのに、僕としては勇気ある行動なのだからちょと言ってみたかったのです)。

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