写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.206] 2010年9月7日 久しぶりの禁酒デーに。BAKU斉藤のカンボジア写真展「Devata-女神たちの微笑」(日本アセアンセンター、19日まで)をご覧下さい。

昨日は9日ぶりに都内に出かけた。昨年12月、中国大陸を5000キロメートルを走破した仲間との”暑気払い”をするためである。メンバーは僕のほかに烏里烏沙君、塩崎亨君と鈴木紀夫さんの4人である。さっそくよく行く四川料理の食堂へ。四川出身の烏里君に料理の注文はまかせて、僕らは中国のビールと白酒(パイカル、コウリャンを主原料とした焼酎)を飲んでいた。四川料理の辛さにはこの酒、「二鍋頭」(アルクオトウ)がぴったりと合うのである。アルコール度数は56パーセントだから600ミリボトル1本空けると4人でも相当いい気分になる。この食堂でボトル1本、1000円だからいかにも民衆の酒という感じがするだろう。中国では労働者や農民がよくポケットにこの酒を入れて好んで飲んでいた。ポケット瓶は約30円だった。最近、名古屋から上京して、スタジオにカメラマンとして入ったHさんが来ることになっていたので、ゆっくりと話ができる店へ移動することにした。いつもの沖縄料理店”みやらび”へ行った。Hさんは残念ながら仕事が遅くなって参加できなくなったが、僕らは新たなチベット取材行の計画など大いに盛り上がったのである。その後3次会まで行ったのだが、僕は白酒と泡盛が効いたのか、よく覚えてないのだ。しかし、電車できちんと家に帰ってきていた。シャツなどもハンガーにかけてあったので、寝てしまったので記憶が消えたのであろう。こんな事は久しぶりであった。実は今日も東京の日本アジアンセンターで友人のBAKU斉藤さんのカンボジア写真展「Devataー女神たちの微笑」のオープニングパーティで皆で会うことになっていたが、僕はドタキャンをしてしまった。こんなことはめずらしいのであるが、酒を飲みたくないと思ったのだ。今日はこれも珍事ではあるが禁酒デーにしたのである・・・・・・。

SDIM2530.JPG

写真は、鈴木、塩崎、烏里君と”みやらび”の女将で琉球舞踊家・川田功子さんと・・・・・・・。

このウェブサイトの写真作品、文章などの著作権は小松健一に帰属します。無断使用は一切禁止します。