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[no.197] 2010年8月22日 写真研究会「風」8月例会、上海から直行した写真家・山崎君もゲスト参加し、各自個展開催に向け作品作りが佳境に入る・・・・。

昨日は、写真研究会「風」の8月例会がおこなわれた。例会の前に希望者で、いま東京写真美術館で開催されている(社)日本写真家協会創立60周年記念写真展「おんなー立ち止まらない女性たち1945-2010」を鑑賞することになっていたので、恵比寿へ向かった。前日、上海取材から1ヶ月半ぶりに日本へ戻った長崎の写真家・山崎政幸君も見えていた。今年の正月の熱海合宿以来である。写真展は1945年から1995年までは、見ごたえがあったが、最終章の1996年から2010年が、作品自体も混沌としていて突然弱く感じたが、この感想は僕だけではなかったようである。例会会場には、すでに名古屋のH君がきており、ゲストとして上海帰りの山崎君も参加してくれた。久しぶりに大作を持って出席したTさん。彼女は年内に個展を開催することを目指しているので、その作品は力作ぞろいで、皆を唸らせていた。名古屋のH君は、来月に個展開催の審査に出すために、最終的に50点に絞り込む作業をした。題名も「名古屋・藤巻干潟ーいのちの物語ー」に決定。一年半の努力が報われるかが、楽しみではある。Yさんはグループ展への出品作品を10点ほどにセレクトした。鈴木事務局長の作品「靖国ワンダーランド」を雑誌「季論21」の巻頭グラビア8ページに組むことを体験した。編集部からときどき発表してくれることを約束しているので、良い作品ができれば、「風」のメンバーから次々に登場させていきたいと思っている。山崎君の最新上海の映像もコンピュターで見せてもらった。会の終了後、いつもの三軒茶屋の店に行って、山崎君の帰国祝いに乾杯した。途中から元メンバーの写真家の菱山君も合流して夜の更けるのを忘れて写真談議に花が咲いていた・・・・・。次回例会は10月中旬に決まった。

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