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2010年3月20日 凡子の”沖縄凱旋ライブ”、4月18日に「桜坂セントラル」で公演決定!弾ける凡子を見に行こうさ~。

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3月7日、8日の2日間にわたり東京目黒の”ブルース アレイ ジャパン”で開催された沖縄のシンガーソングライター凡子のCD発売記念リサイタルが、4月18日(日)に那覇市の”桜坂セントラル”で開かれることになった。「NAMIKO live in OKINAWA ”DESERTBUTTERFIY”」と銘打った凱旋公演だ。バックも東京の角松敏生さんらでなくて全員、地元沖縄で活躍しているミュージシャンたちが凡子ライブを盛り上げる。開場は18時、開演19時から。チケットは前売り3000円(当日:3500円)とお手頃でうれしい。東京公演を聞き逃した人は、ぜひ故郷・琉球ではじける凡子に遭遇するのも楽しみさ~。(桜坂セントラル・TEL098-861-8505)


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3月8日のブログで、凡子との沖縄での出会いを書くと約束していたので、ちくっと遅くなったが書くことにするぜよ。最初に断わっておくが残念ながら「甘いロマンスの出会い・・・・」なんてのはないのでごめんさ~!!あれはもう何時頃になるだろうか?間違えなく十数年前にはなっている。凡子が今よりもさらに若々しい娘時代だ。「やんばる」と呼ばれる沖縄本島北部の中心の街・名護から「ちゅら海水族館」方面へ行った所に、「女踊り」という奇妙な行事をいまも伝承している村がある。興味を持って一人で取材に行った時に、ジャ~ン!凡子と出会ったのだ。そもそもこの祭りでの出会いは不思議なものがあった。先年亡くなった当時、名護市長だった岸本さんとここでしたたかに飲み、それがきっかけで”名護写真フェステバル”の講演や写真コンテストの審査員など引き受けた。またこの時、踊っていた美しい母と娘さんを写真に撮ったがそれ以来、いまでもこの娘さんとは、家族ぐるみの付き合いをしている。僕の展覧会を手伝ってくれたり、彼女の家の清明祭へ呼ばれたり・・・・・。


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そしてこの時、すでに沖縄に移住していた先輩写真家・小橋川共男さんとばったりと会ったのである。東京では長い付き合いだったので、久しぶりに一杯やろうということになった。このときに一緒にきていた彼の友人の娘さんが凡子だったのである。それからずーと凡子のお母さんとも親しく付き合ってきたので、凡子の沖縄でのライブは何度も聞いているし、プライベートでもオジサン風を吹かせたわけではないが、何かと相談にのってきた。メジャーデビューしても、昔とちっとも変わらない。ピュアな女(ひと)だということを今回撮影してみてあらためて痛感した。彼女の清涼感あふれる声とともに、凡子のこういうところが人気の根源であるような気がする。琉球の美しい自然と伝統文化をしっかりとバックポーンとして、世界の人々のこころに沁みる歌い手になってほしいと切に願っている・・・・・。(写真は全て東京公演2日目に撮影したもの。協力:(株)二コン イメージングジャパン/塩崎亨)

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