1月8日に無理して出かけたのが祟って、以来、家の中に篭って今日で4日目。咳と痰がひどく全身が痛い。夜、床についてからの咳き込みがひどく、眠れないから頭は、一日中ぼーっとして、読書もままならない。よってこのブログも書く意欲がおきなかったのだ。しかし余り更新の日を空けると心配するのではないかと思い、こうして書きはじめたのである。今年2010年は、石川啄木の処女歌集『一握の砂』が刊行されてちょうど100年となる。ある月刊誌の2月号に、そのことをグラビアと文章にして載せた。
「上毛新聞」という群馬県を中心に発行されている地方紙の文化部から文学についての原稿依頼がきていて、いま何を書こうかと考えている。僕の田舎に疎開して約7年間暮らしていた歌人・土屋文明のことを核にして、「写真に記憶される文学風土」というものでも書こうかなどと風邪のぼーっとした冴えない頭で考えたりしている。他にも宮沢賢治の取材計画やチベット取材企画のことなどが頭をグルグルとめぐっている・・・・・・。今週一杯は”引き篭り生活”が続くと思われるが致し方ない。御陰様で体重は5キロ程痩せはした。(上の3点の写真は2年前に初冬の箱根で撮ったもの。いまの僕の心象風景かな・・・・・) 合掌