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2009年12月25日 「群馬県山村フォトコンテスト」応募作品10倍に。「上州故里」の取材も続ける。

利根川と榛名山、その向こうに白銀の浅間山が遠望できる
利根川と榛名山、その向こうに白銀の浅間山が遠望できる


中国取材から戻った翌々日、「群馬県山村フォトコンテスト」の審査のため、前橋にある群馬県庁へと朝から向かった。高崎駅には担当者2人が出迎えに来てくれていた。今年で僕が審査委員長を引き受けてから3年目となるが、この間約10倍に応募作品数が増えた。うれしい限りである。神流町長、中之条町長、県の企画部長なども審査委員として加わっている。作品の質はやはりここ数年格段に向上し、どこに出しても恥ずかしくないレベルまでに到達して僕としては一息付いたところである。入選作品展は、2010年2月3日から県庁1Fの県民ギャラリーで開催されるのをはじめ、銀座の「ぐんまの家」でも昨年に引き続き開催される予定である。


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審査が終了後、県立群馬文学館・土屋文明記念館の岡田館長とギャラリー・ノイエス朝日の武藤さんとで一杯やった。芸術、文学などの話に花が咲いて楽しい一時を過ごした。2人とは四半世紀前からの友人で随分と世話になっている。本当にありがたい友である。その足で末弟の家に泊まり遅くまで弟夫婦と飲み、翌日、母が一人で暮らす実家へと戻った。いつものように、やることがないので犬の散歩と「上州故里」の取材をぼけ~としながら2日ばかりして帰ってきた。81歳となった母は耳が多少遠くなったものの相変わらずの元気でよく働いており安心した。年の瀬には、兄弟が集まるので長男の僕としてはまた、帰省せざるを得ないので今回は早めに帰ってきた次第である。


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留守中にも讃岐の女性写真家のKさんが僕の大好物の讃岐うどん、宮崎で医師をやりながら写真活動を続けているOさんから美味しい芋焼酎のセット、福岡のT君からはやまやの辛子明太子、岡山のHさんからは大きな「あたご梨」を、そして鹿児島で活躍している写真家で、空手で全日本を制したこともある現役の武道家のM君からは山野井の生ハム詰め合わせを送ってもらった。東京の出版社のM君は、ドイツ村へ行って黒ビールとフランクフルトを買って届けてくれた。ありがたいことである・・・・合掌。

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