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2009年9月10日 ヒマラヤの友と銀座の秋夜を闊歩、国際交流を深めた 

突然、ネパールの友人から電話が入った。「いま、東京にいるので会えませんか」と。2週間程前にネパールのカトマンズで旅行社を経営しているプリティビ・シュレスタ君からメールがあり、今度会社の役員が2人、日本へ行くので会って欲しいと言ってはきていたのだが、無しの礫だったので、どうしたのかと心配していたのだ。それが帰国寸前になっての連絡。ちょうど銀座へ行こうと思っていたので和光デパート前で待ち合わせをした。プリティビ君とは彼が学生時代からの付き合いで、現在、僕が会長を務める「日本・ネパール写真交流協会(JNPS)」をともに創設した仲間である。現在、彼は同協会の副会長を務め、ネパール現地ではスポークスマン的な役割を果たしている。


今から18年前にプリティ君らが設立した「NEPAL  KAZE  TRAVEL」のマネジャーのホム・シュレスタ君とスレシュ・サキャ君の二人とは数年ぶりの再会である。彼らとはカトマンズの穴倉のような飲み屋をよく飲み歩いたものだった。今回の来日目的は営業が主目的で、大阪をはじめ関西圏をすでに廻り首都圏には、もう10日間滞在しているという。「東京は人がたくさんだし、階段の上り下りも多い。ネパールより疲れますね」とこぼしていた。ヒマラヤの山々でトレッキングガイドとして鳴らした彼らも、人間だらけのコンクリートジャングルの大都会は勝手が違うらしい。「二コン フォトコンテスト インターナショナル2008-2009入賞作品展」のオープニングレセプションが銀座二コンサロンで開かれていたのでネパールの彼らを伴って出席した。数日前にインド取材から戻ったばかりのYとフリーライターのSの二人の写真研究会「風」のメンバーも合流して、しばし新涼の夜の国際交流の輪を広げたのである。


ネパールの若き友人、ホム・シュレスタ君(右)とスレシュ・サキャ君と銀座7丁目ライオンで。

ネパールの若き友人、ホム・シュレスタ君(右)とスレシュ・サキャ君と銀座7丁目ライオンで。撮影・Y「風」会員

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